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【祝30周年】最低で最高なグループに出会って10年な話

1988年4月、それまでスケートボーイズと言われる光GENJIのバックダンサー的存在だったグループからとある6人のメンバーが選ばれました。

・中居正広

・木村拓哉

・稲垣吾郎

・草彅剛

・香取慎吾

・森且行

この6人で結成されたグループ、

Sports

Music

Assemble

People

 略してSMAP。

それから3年の月日が流れて1991年9月9日、

『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビュー。

そんなSMAPと僕の人生が交わってから10年、今回はSMAPの曲と僕、そして30周年を迎えた今僕が思ってることについて書きたいと思います。下手な文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。

もっと時は流れて2011年、世間が震災で暗い雰囲気が漂ってた時、当時中学生だった僕は病気や怪我、家庭の事情もあり、好きだったサッカーを諦めざるを得ない状況になっていたりいわゆる中1ギャップから抜け出せてなかったりと僕もそれなりに暗い雰囲気が漂ってました。

そんな時今やTBSの夏の風物詩にもなった音楽の日がこの年からスタートし、SMAPは大トリをとして出演してました。

元々家にCDがあった事もあり、SMAPの曲はシングルならそこそこ知ってるくらいの知識でした。

(知ってる曲歌うかもだから見とくか)

最初はこんな気持ちでしか見てませんでした。

しかし見ているうちに食い入るようにテレビを見て自分の中に今までなかった感情が湧いてきました。そしてその感情はオリジナルスマイルを歌ってるときに確信に変わりました。

あ、俺このグループのファンになったんだ

その当時僕の周りはEXILE、嵐、AKBといったグループがクラスの人気者で僕らの親御さん世代がメインであるSMAPのファンはいませんでした。(教職員にSMAPガチ勢の先生はいましたが)

僕もそれらのアーティストはよく聞いてましたし好きなグループでしたがそれ以上の特別な感情がSMAPには生まれたのです。そしてネットでSMAPの経歴を調べれば調べるほどこのグループはすごい。SMAPについてもっと知りたいと思うようになりました。ここが僕のSMAPファンとしてのスタートラインだと思います。

ちなみに僕がSMAPファンになるきっかけになった『オリジナルスマイル』

この年の20周年ベストアルバムの人気投票ランキング1位になった事もあり、Mステスーパーライブ、27時間テレビ、紅白歌合戦などの大型番組で歌い続け益々僕を虜にしたのです。今やオリジナルスマイルは僕のNo. 1お気に入りソングです。

翌年2012年4月、少ない小遣いを貯めて生まれて初めてCDを買いました。その曲は

さかさまの空

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朝ドラの梅ちゃん先生の曲っていえばピンとくる人もいるかも。

とにかくめっちゃ聞きまくってました。朝8時に朝ドラが始まってさかさまの空のイントロが流れ出すとバッチリと目を覚ますレベルには。そうですこの頃僕は完全にSMAP沼にハマっておりSMAPみたいに踊りたいという理由で独学でダンス始めたりとかクラスから完全なるSMAPファンとして認識されたりとか。

男でジャニーズのグループ好きという恥ずかしさこそあったものの意外に周りの子は受け入れてくれてグループがSMAPと同じマネージャーで共演の機会が多かったキスマイファンの子とかはよく話しかけてくれました。

そこから中学もなんか楽しくなり、元々行事好きだった僕は学校に行くのがまた楽しくなってきたのです。積極的に行動するようになってみたり新しいことにトライするようになったりと恐らくこの辺りが人生のターニングポイントとなったキッカケでもあったのかもしれません。

SMAPの曲が僕に与えてくれた影響

SMAPが歌ってきた曲は僕に沢山の影響を与えてくれました。いくつか書いておこうと思います。

高校受験の時、あまり勉強が得意でなかった僕にとって連日の受験勉強はかなりナーバスになるものであり受験間近になるとそれが顕著に出てきました。

そういうときによく聞いてたのがこの2曲

はじまりのうた

365日=∞(無限大)の可能性 そうだ 君にもあるさ

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たぶんオーライ

人生たぶんオーライ
ジタバタしながらいきましょう

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この2曲は何度も勇気づけてくれました。

結果第一志望に受かりましたし。
その時のSMAPの新曲の名前が『Mistake!』だったのには流石にズッコケましたが。

あとは高校の時に印象に残ってることがひとつ。

運動神経だけはそれなりにあったので何故かクラスの100m走の代表選手になってしまったのです。

中学に比べて数倍に膨れ上がった生徒数と初めて味わう生徒が生徒を本気で応援してる迫力に正直圧倒されてたのと無駄に僕が張り切って祖父母まで体育祭に招待したので尚更ガッチガチに緊張してました。その時にある曲が校庭に流れてきました。

がんばりましょう

東京タワーで昔 見かけたみやげ物に
はりついてた言葉は 「努力」と「根性」

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がんばりましょうが流れてきた瞬間嘘みたいに緊張が取れてむしろ自信が出てきて結果1位を取ったのはいい思い出です。
その時に思いました。

歌の力ってすごいなと

これを言うと馬鹿にする人もいるかもしれませんが少なくとも僕はSMAPというアーティストの持つ力にただただ感服してました。


30周年。どうか届きますように

あまり書きたくないので端折りますが2016年をもって残念ながらSMAPは解散し、それぞれの道を行くことになりました。
未だにスマスマの最終回は見れてません。SMAPの最後を見届ける勇気が5年経った今でもないのです。

言いたいことは当時から色々ありましたし未だに飲み込めない自分もいます。だけどそういう時にオリジナルスマイルのとある歌詞を思い出すんです。

山程ムカつくこと 毎日あるけど
腐ってたら もうそこで終わり

現に今現在グループはありません。それでも音楽番組でSMAPのVTRが流れたり。それに後輩のグループが、かつてSMAPに楽曲提供してくれたアーティストをはじめとする色んなアーティストが、そして木村くんがSMAPの歌を歌い続けてくれている。
中居くんは去年の退所会見でSMAP再結成についてこうコメントしました。

1~99%の中にはあると思います。0ではないし、100%ないとも言えない

ならその1%から99%の中にある確率をいつまでも待とうじゃないかと。
そして今はSNSというツールがあってみんなでSMAPのデビュー日をお祝いできる。そして中居くん以外のメンバーはSNSを始めてよりダイレクトに僕らの声が届くようになったというすごい時代になった。
森くんもメンバーとの約束だった日本一を取った。
そして5人は今もテレビやラジオなどで僕らに笑顔を与えてくれている。
決して僕らの中にSMAPという存在が消えることは無いと思います。
こんなご時世だからこそみんなそれぞれいろんな思いを抱えてると思います。
でもだからこそ僕はこの言葉を言いたいと思います。

俺たちに明日はある!





(そのうちSMAPのシングル振り返るnoteでも書こうかな?)






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