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洗練されるってこういうこと

人生の時間の中で
大きく占めている時間として
多くの人は仕事ではないでしょうか?

私の場合ですが
高校卒業後
アパレルメーカーに就職をして
28年間という時間を
過ごしてきました。

持ち物
所有するものは
何をしているのか?
どんな活動をしているのかによって
必要なものが変化します。

ほぼ毎日のように
ファッションに関わる時間
過ごす場所も
ファッションに囲まれている環境は

いつでも
洋服を簡単に手に入れることが
できました。

出張が多い職種だったので
出張から帰宅する度に
新しい服や靴がどんどん増えていきました。

当時住んでいた
京都の賃貸は
クローゼットの扉が6枚と
かなりの大容量だったにも関わらず
6畳の一部屋を洋服の部屋として
ラックや収納ケースで
埋め尽くしていました。

2016年8月末に
会社員を卒業した
タイミングで
東京に引っ越しをすることになり
東京の国分寺で
賃貸を探すも
関西と家賃相場が全然違って
同じ間取りでお部屋を
探すことは出来ませんでした。


お部屋の希望をお伝えするじゃない
その時に
愕然とするというか
笑ってしまったんですよ。

「アパレルメーカーに
勤めていたから
洋服が多いので
収納が大きいお部屋を探して欲しい」

はあ〜って
ほんと笑ってしまいますよね。

洋服を収納するために
わざわざ高い家賃を払うのか?

東京に移住する目的が
ヨガのインストラクターの
資格を取るための合宿だったんですよ。

こんなに服いるんか〜ですよ笑

ヨガウエアーやジャージ
ちょっと普段出かけるのに着る服
そんなもんです。

毎日、毎日、
新作の洋服を着て
仕事をするのが
当たり前だった職業からの変化

これをすっ飛ばして
全部持って行こうとしてました。

引越し先のお部屋は
自分が心地よいと感じる
お部屋を選び

お部屋のサイズに合わせて
持っていくものを取捨選択して
大量に所有していた洋服を
手放しました。

生活の拠点となる環境
そして
自分がどう在りたいのか?
どんな未来を描いているのか?
そこんところが
明確になってくると
自分に必要なものを
そのタイミング、タイミングで
見直していく必要があることに
気づくことが出来ました。

28年同じ環境にいたせいか
洋服を所有し続けることが
当たり前になり
増え続ける洋服のためだけに
更新の度に
お部屋を広くしていました。

引越しの当日までに
80ケースあった
ダンボールが10ケースになり
引越しの運送費もお安くなったのは
言うまでもありませんよね笑


洋服を減らしたことでの変化は
自分の快適な移住空間を
手に入れられたことと

洋服が少なくなったことで
アパレルで経験してきた
スタイリング力が発揮されるように
なったこと

アパレルを離れても
やっぱり
おしゃれを楽しむことは
大好きなんですよね。

少ない服で
どんな風に着こなすのか?
少ないからこそ
センスや経験が研ぎ澄まされて
洗練されていく感じ

多く所有していると
何を着るのかに
意識が向いてしまうんだけど
厳選された服で
どう着るのか?に
意識を向けられるようになりました。

何を着るかよりも
どう着るのか?

多く持ちすぎると
見つけにくい

不要なものを
厳選していくことで
研ぎ澄まされ
本来発揮できるはずの
能力が発揮されていきました。


衣替えのタイミングの時期
洋服を整理したいけれど
手放せないんだよね。

そんな方は
まずは、
ご自身のこれからの未来を
想像して
どうなったら最高ですか?
そう自分に問いかけてみてくださいね。



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