見出し画像

化粧品検定2級レベルの問題集【化粧品原料学】

化粧品検定2級には、以下のような分野が含まれます。

1. 美容学
2. 化粧品原料学
3. 化粧品製造技術
4. 化粧品法規
5. 化粧品成分の評価と安全性
6. 化粧品成分の機能と効果
7. スキンケア
8. ヘアケア
9. ボディケア
10. メイクアップ
11. 香料・フレグランス
12. 化粧品販売


これらの分野から出題される問題が、化粧品検定2級の試験に含まれます。

今回は、化粧品原料学についての問題を40問作りました。解答も付いているので、知識の再確認程度に使ってもらえると幸いです。

ただ、これが解けたからといって合格する訳ではない事をご理解して行って下さい。



問題1

ポリエチレングリコール(PEG)は、以下のどのような性質を持つ原料ですか?

a) 界面活性剤としての作用を持つ
b) 保湿剤としての作用を持つ
c) 粘度を上げる作用を持つ
d) 保存料としての作用を持つ


解答
c) 粘度を上げる作用を持つ

解説
PEGは、様々な粘度を持つポリマー化合物の一種で、化粧品においては粘度調整剤として使用されます。また、保湿剤としての作用もありますが、界面活性剤や保存料としての作用は持ちません。


問題2

乳酸は、以下のどのような性質を持つ原料ですか?

a) 防腐剤としての作用を持つ
b) 酸性調整剤としての作用を持つ
c) 着色料としての作用を持つ
d) 香料としての作用を持つ


解答
b) 酸性調整剤としての作用を持つ

解説
乳酸は、天然に存在する有機酸の一種であり、酸性調整剤として使用されます。また、抗菌剤としても使用されますが、防腐剤としての作用や着色料・香料としての作用はありません。


問題3

ビタミンCは、以下のどのような性質を持つ原料ですか?

a) 酸化防止剤としての作用を持つ
b) 保湿剤としての作用を持つ
c) 酸性調整剤としての作用を持つ
d) 着色料としての作用を持つ


解答
a) 酸化防止剤としての作用を持つ

解説
ビタミンCは、酸化防止剤としての作用があります。化粧品に含まれる油脂や脂質を酸化から守り、製品の品質を維持するために使用されます。また、保湿剤や酸性調整剤としての作用もありますが、着色料としての作用はありません。


問題4

ヒアルロン酸の機能として誤っているものはどれか?

a) 保湿作用がある。
b) コラーゲンの生成を促進する。
c) 紫外線によるダメージから肌を守る。
d) 炎症を抑える作用がある。


解答
b) コラーゲンの生成を促進する。

解説
ヒアルロン酸は、保湿作用により肌を柔らかく保ち、紫外線によるダメージから肌を保護し、炎症を抑える作用があります。一方で、コラーゲンの生成を促進する作用はありません。コラーゲンの生成を促進する効果を持つ成分としては、ビタミンC誘導体やポリペプチドなどが知られています。

ここから先は

7,140字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?