見出し画像

REXIT WEDDING ONLINE LAB vol.10 「いまさら聞けないインターネット広告の基本のキ!結婚式場編」レポ

皆様こんにちは!

本日はリクシィ広報兼RWOLセミナー運営を担当しております佐志より定期開催しているオンラインセミナーのレポを配信したいと思います。

スクリーンショット 2020-06-23 9.00.27

ブライダル業界にも大きなダメージを与えた新型コロナウイルス感染症ですが、徐々に新規来館も復調傾向となる中で、
「媒体に依存するだけでなく集客経路を増やすこと」「そのために自会場の結婚式の価値を明確にすること」の重要性が語られています。

REXIT WEDDING ONLINE LABは、誰も経験したことのないこれからの時代に向けて、その答を我々自身の手で見つけようと、各分野の第一人者に知見をシェアいただくことで、そのヒントや道筋を考えるきっかけの場として開催してまいりました。

4月16日を第1回にあっという間に迎えた第10回。
第1回〜毎週必ずご視聴いただいている方もいらっしゃり
「いつも業界全体のUPDATEにつながるセミナーで素晴らしい取り組みだと思います」
「時間が足りないくらい充実した内容で、当事者となる式場・事業者ではない立場からも大変参考になりました。」
等の温かなコメントも多数お寄せいただいいております。

■REXIT WEDDING ONLINE LAB 無料オンラインセミナー内容
・vol.1 「婚礼業界における新型コロナ対策 」
・vol.2「婚礼業界における新型コロナ対策」
・vol.3「オンライン接客の実際と展望」
・vol.4「with&Afterコロナの婚礼業界変化と展望」
・vol.5「オンライン結婚式ってどうよ?」
・vol.6「新型コロナ感染拡大下の結婚式ガイドラインと婚礼約款の今後」
・vol.7「実践編!2020年秋挙式予定のお客様に対して出来ること」
・vol.8「みんなどうしてる?式場集客」
・vol.9「SNSで結婚式場の個性を発信する方法」
・vol.10「いまさら聞けないインターネット広告の基本のキ!結婚式場編」
・vol.11「結婚式場でITシステムを導入するコツ」[ 7/9 ] 
*過去アーカイブ視聴をご希望の方は
「relation@rexit.co.jp (担当:佐志)」までお気軽にご連絡ください。

*vol.11 オンラインセミナーのお申し込みはコチラから

そして今回のvol.10は「いまさら聞けないインターネット広告の基本のキ!結婚式場編」 と題して、今までのディスカッション形式ではなく、レクチャー形式で、基本から注意点までノウハウを共有しました。

ウエディングを理解しているインターネット広告代理店は非常に少なく、
インターネット広告を有効に活用できている式場もまた少ないという状況。

裏を返すと、ここに可能性を感じており、まずは基本を知ることが重要と言えるでしょう。

登壇いただいたのは、ハウツーマリーを運営する、株式会社猿 代表取締役社長の山本尚宏さん。
結婚式情報メディアの運営の他、多くの結婚式場やジュエリー関連の、
広告運用・記事広告の作成などを多数取り上げておられます。

もう1人は、リクシィ代表取締役社長安藤正樹。

普段はモデレート中心に行っておりますが、
今回はインターネット広告に関するお話をさせていただきました。

*セミナー予告編動画はコチラ
いまさら聞けないインターネット広告の基本のキ「結婚式場編」の予告動画をぶっつけで撮ったら、「それは、お客様のことを知ること」とぐうの音も出ない答が出てしまった様子。の巻。

第1部: 導入

前半パートではリクシィ代表安藤から「コロナ前後の変化」と「ウエディング業界におけるインターネット広告の問題」についてお話させていただきました。

画像3

ウエディング業界において多発しているインターネット広告問題
1. Instagramの1clickが1,000円
2.1click●●円にしてと伝えてもそうしない
3.CV数をごまかしてくるor分かっていない
4.全広告のデータをレポートしない
5.管理画面にアクセスさせない
6.変更回数や出向金額の制約が無駄に厳しい
7.「予算消化できないので」という理由で無駄な広告を増やす


第2部:インターネット広告の基本のキ

後半パートでは株式会社猿 代表取締役社長の山本尚宏さんからお話いただきました。

コロナ前〜現在までの新郎新婦動向として一つ見えたのが
Googleトレンドにみるプロポーズ需要の高まりは2020年6月、最高値を記録している状況にあること。
このデータから言えることとしては「ウエディング需要はなくならない」ということであり、もう少し様子をみて式場を探し始める新郎新婦が増える見立てが立てられます。

そのような中で具体的にどのような広告運用をしていくべきなのか。
新郎新婦の結婚式場決定のプロセスからインサイトを知り具体的なHPの改善方法から運用における失敗あるあるまで基本的な部分を中心に
広告運用をこれからこれから始める方にも非常に分かりやすくご説明いただきました。

 第3部: Q&A

視聴いただいた方々より事前にお寄せいただいた質問への回答パート。
一部抜粋してご紹介させていただきます!

・ネット広告のCVを上げるコツは?
リスティング広告経由でCVしやすい画像、テキストの効果検証をしていくことが重要。
FVのボタンも非常に大事。

また結婚式はキーワードがある程度狭域のため
「エリア 結婚式」「●● 結婚式」などの設定が基本。
合わせて、新郎新婦は自分に合った結婚式を調べるため、地域、年齢など「自分自身のこと」が書かれていることもまた重要。
 
分析の上では、何のキーワードで来ているかが重要であり、
関係ないキーワードはしっかり除外していく必要がある。

(例)「結婚式場 中途」「結婚式 列席」等

また検索広告の効果検証方法は
広域に設定して絞る方法、仮説検証の上狭域に設定する方法の2パターンがあり、ウエディング業界は検索ボリュームが少ない為後者が比較的やりやすい。
・自社でマーケティングしていくコツは?
N1分析ひとりのひとを深く理解すること
満足してくれた方を理解、同じ式場を選ぶ方は似ている
 
(例)料理を大事にしている方具体的にどこをみて、きてくれたのか
・これからの地方ウエディングはどう変わっていくのか?
地方は人口が多い訳でなく訴求の工夫をしやすい傾向にあり
インターネット広告はしっかり取り組む価値が一定あると考えられる。
 
また訴求ポイントとしてはソフト面が重要。
ULSSASの話でもあった通り、ユーザー心理は
「費用」「どんな結婚式が体験できるのか」「自分たちらしくオリジナルにしてくれるのか」自社が得意とするポイントに独自性・便益を入れ込み訴求することが重要。

昔よりも製品スペックで差をつけるのが難しくなってきている。
(例)スマホも機種によってアイフォンを使う理由、感情的にある
コロナのタイミングも相まって感情へ働きかける言葉が重要。

例えば、コロナ情勢下において「安全、衛生」のメッセージを気にしない方はおらず、「コロナ対応、啓蒙、会場としてのスタンス」を示すことは重要。
・ABテストの期間はどのくらいがベストですか?
統計的に良い数が溜まったかどうか、というのが模範解答。
実務上では、高速でABテストを実施する場合は1000回表示でクリック率の傾向が見えてくるため切り替えることもある。
その他、予算次第ではあるものの、基本的には1週間程度見る必要があるのが定説。

・ヒートマップでの改善、勝ちパターンはありますか?
ヒートマップは大きく分けて3つ。
全く見られていない箇所は削除することもある。
多く見られる箇所をよりサイトトップにもっていくのが重要で入れ替えながら効果測定をしていき改善をはかる。
*特によく見られるのが「口コミ」のためランディングページの上に持っていった方が良いケースが多い。

最新の記事LP、広告運用の動向については山本さんのTwitterも是非チェックしてみてください!

スクリーンショット 2020-07-03 11.22.14


今回のセミナーは基本のキと題し、レクチャー形式で進めましたが
こんなテーマ扱って欲しい、など忌憚のないご要望随時お待ちしておりますのでお気軽にご連絡くださいませ!
(「relation@rexit.co.jp」担当 佐志 )

結びにリクシィラボに寄せられた温かいご感想をご紹介。

定期開催のセミナーを始めた理由の一つがウエディング業界における情報発信をすることで垣根を越えて業界全体で進化していきたいという点にあり、とても嬉しいご感想でした。

時間が足りないくらい充実した内容で、当事者となる式場・事業者ではない立場からも大変参考になりました。安藤さんの危機意識と業界への愛ある苦言、よくわかります。ピンチをチャンスに変えようの願い、広く届くことを業界にお世話になっている者の1人として心より願うものです。

今回は過去最多に事前質問をいただいており後半は時間を超過しながらいただいたご質問全てに回答させていただきました。
1時間半という長丁場にお付き合いいただきありがとうございました!

■あんてぃも社長のYoutube<with&Afterコロナ>結婚式場の集客で必要なこと、全部話します


*式場様向けに集客で必要なことについて解説させて頂きました!
 
■ 次回セミナー 「結婚式場でITシステムを導入するコツ」 vol.11
日時:7/9(木)18:00〜19:15 予定
・スピーカー:
株式会社AnalySys. 取締役 巽 克英
PIEM株式会社 取締役 副社長 宮城 光一
株式会社タイムレス 代表取締役 横田 哲郎
株式会社リクシィ 代表取締役 安藤 正樹
 
 ■PR:限定10社 コロナによる変化への対応を支援する特別メニューリリース

・「ウィズ&アフターコロナ時代への最適化に関する8つの仮説」 資料配布中!
・2020年6-8月の期間中、10社限定で、特別価格(15万円~)でご提供。
ぜひお気軽にご相談ください。地方会場様からの引き合いが増えています!

■ PR:トキハナに参画いただける式場&ベンダー募集中
初期・月額費用0円の、完全成果報酬型顧客紹介サービス(成約ベース)。
参画式場300突破!
関心ございましたらこちらよりご連絡ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?