見出し画像

10/8 リクシィラボ vol.20 「今こそ地方式場の好機~①把握編〜」レポ

みなさま、こんにちは!

本日も小俣より、毎週木曜に開催しているオンラインセミナー(リクシィラボ)のレポをお送りしたいと思います。

先週1週間お休み頂きましたが、
前回告知させて頂きました通り、本日からはシーズン2ということで、
名前を「REXIT WEDDING ONLINE LAB」から「リクシィラボ」へとシンプルにタイトルチェンジしまして、より実践に近い形でのセミナーをお送りすべく、今週は①把握編ということでお届けして参ります。

[①把握編] 他社や業界全体の状況を把握できる公開型セッション
[②実践編] その内容をどう実践するかの非公開型セッション
[③手法編] 役立つソリューションを紹介する非公開型セッション
[④共有編] 業界人同士でシェアとフィードバックをする参加型セッション

早速ですが安藤よりウエディング業界の実情報告ということで、
最近2週間での各大手ウエディング企業からリリースされたニュースについて共有がありました。

画像1

コロナの影響を受けて、2-3か月前から検討されていたことが
世の中に出てきた印象ですが、今後もこういったネガティブなニュースは続くものと思われます。(早く鎮静化してほしいですね)

また、前回までのシーズン1(4-9月放送)の締め括りでは、以下のような内容をまとめとさせていただきました。

画像2

消費者の価値観の変容によって、事業者側も変化をしなければならないフェーズにいる今、大手企業は拠点が全国にたくさんある分、変化にパワーがかかり、時間がかかってしまいますが、少数店舗運営の会社などは機動力があり、特に地場に根差した地方会場には業界を牽引するチャンスが到来するのでは考えています。

茨城を中心に展開している小野写真館の小野社長からは、6月以降コロナ禍の中で、以下のような変化があったとお話しをいただきました。

・会社の方向性を「感動体験創出業」に変えた。
・その一環として、10/1に静岡の旅館をM&Aした。
└4部屋、1泊7-8万の高級旅館で、家族で貸切って祝いということをアップデートする。河津さくらのフォトプランなどでシナジーを創出。
・水戸ホーリーホックへの出資と経営参画。(感動創出の一貫)

コロナの厳しい営業下で、M&Aを実行されるなど、ここまで攻めているブライダル企業は本当に少ないと思いますが、背景には低金利であることや、小野社長自身が元金融業界のご出身であったことから、こういったキャッシュ戦略に踏み切ったことなどが述べられており、まさに経営手腕のなせる業だなと大変関心しました。

一方、関西を中心に展開されているバリューマネジメントの他力野社長からは以下の報告がありました。

前提:変える方向と変えない方向を決めた。

変えなかった点:出店戦略
三重県の伊賀の街づくり含めた施設のオープンを11月に実施予定。
今年5施設目。多少の月ずれはあるが一応計画通り。
泊まるだけの機能であればお客様は来ないが、それ以外のバリューが見いだせるのかが大事。来年以降もこの出店計画は変えない。

変える点:業界に足りないものへの投資
オンライン化をなどのDX施策を進める予定だったが、
従業員や、顧客をちゃんと守るという意味で、ここへの投資を止め、
市況が回復基調になったタイミングで投資できるよう、それまでに筋肉質な強い組織を創ろうとしている。5億の販管費を4億目指す。

こちらは他力野社長の選択と集中を伴う施策によって、取捨選択を明確にし、企業として守るべきもの、捨てるべきものを従業員にもわかるように伝えていったようです。いずれも大変勉強になる経営判断だと思いました。

ピンチはチャンスと良く言ったもので、他力野社長も仰っていましたが、コロナは唐突に発生したため、助走期間がなく、従業員に関しても「だってコロナだから・・・」とトップダウンで進めやすいことも、経営者の立場だとチャンスなのだろうと思いますし、こういった変化を起こしやすい環境だからこそ、進化のタイミングとしてチャンスだと思うし、ここで攻めるか、守るかで企業間に大きな差が出るはずですね。

最後のテーマとして今だからこそできることってなんだろうという点で、お2人にアドバイスをいただきました。

・結婚式のサイズに変化が出てくるという話があるが、それは以前からわかってたこと。コロナで早まっただけ。それに合うように収益構造(PⅬ・BS)を変えなければいけない。

・都心と地方で考えたときに、地方の方が生き残りやすい。ブライダルは不動産ビジネス。地方は地価が安く、土地から持っている会社が多く、償却が済んでいるところも多いはずで、BSへの影響は少なくて済む。耐え忍ぶのもいいが、企業体力があるからこそ、もっと結婚式への積極的にな取組と発信を地方からすべき。

・結婚式場を単一施設として捉えさせず、例えばキッチンとゴーストㇾトランとして利用をしたり、街のコンシェルジュ機能を自治体と連携して設置したり、フォトや着付けが出来る用途にするなど、「色々なことができる」施設として言葉を置き換えさせることによってブランディングに繋がるはず。

その他にもいくつものアドバイスがありましたが、本日は成功している経営者の皆様から本当に貴重なお話しをお伺いでき、私にとっても経営という観点で、大変勉強になるセミナーとなりました。

詳しい内容は当日のセッションをご覧いただければと思います!
なんと今回はYouTubeに一般公開しておりますので、以下クリックいただければいつでもご覧いただけます。ぜひご覧くださいませ。

次回は実践編ということで以下のメンバーでお届けいたします。

■次回予告:リクシィラボ vol.21「今こそ地方式場の好機~②実践編&③手法編~」
10/15(木) 19時~
・株式会社リクシィ 代表取締役 安藤 正樹
・株式会社リクシィ 取締役   山口 淳司

最後に安藤のYouTubeチャンネルもぜひご覧ください。
高評価、チャンネル登録していただけると安藤が喜びます(笑)

引き続き、REXIT WEDDING ONLINE LABをよろしくお願いいたします!

■ PR:シンカ系ウェディングサロンスタート!
ブライト夏目哲宏さん、メディアハウスプロモーション鈴木直樹さんと一緒に、ウェディング業界初のオンラインサロンをスタートします!
会社や組織の枠組みを超え、未来のウェディングに必要とされるノウハウ・知見をシェアすることにより、参加する個々人が自己成長につなげられる場を目指しています。ぜひご参加ください!

■ PR:トキハナに参画いただける式場&ベンダー募集中
初期・月額費用0円の、完全成果報酬型顧客紹介サービス(成約ベース)。
参画式場350突破!参画事業社500突破!
関心ございましたらこちらよりご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?