大学4年になって急に人目が気になるようになった
チキって「人目が気になる」と書いたが、正しくいうと ”自分の身なり” が気になるようになった。
その変化がわかりやすく表れる:
- 今までの人生でなんにも思わなかったのに急に顔にコンプレックスを感じる
- ついこの前まで千円カットだったのに美容院に行きたくなる
- 服や靴を自分一人で買うようになる
- 容姿整ってる人が羨ましく感じるようになる
などなど…
なんか…
普通に「おかしいな」って
年齢相応の格好じゃないと「単純におかしい、変だよ」って思うようになった。
大学3年まで服をはじめとして、身につけるものは全て母親がどこかで買ってきたものを当然のように使っていた。
というか、もうそれが当たり前。「自分で買いに行く」という概念がない。
それが最近になって「この服・靴欲しいな」という感情が出てきた。
しかし、今までそういうのを自分一人で買いに行ったことないからか、
「〇〇な服買ってきて」や「〇〇が欲しい(だから連れてって)」という発言をしようとする思考回路になってる。
にもかかわらず、それらを言うのに勇気がいる。なかなか言い出せない自分がいる。
ついこの前まで普通に履いてた靴。
足元見たら急に恥ずかしさが込み上げてきた。
貧乏臭さというかなんというか、明らからにダサい。
恥ずかしくて履いてらんない。
今までスニーカーなんて履いたことなかったけど、今はすごくスニーカーが履きたい気分。
でも母親に「スニーカー欲しいんだけど」って言うのに勇気が出ない。
結局1時間以上経った。今日は休みで絶好のチャンスのなのに。
いや…
なんで母親と買いに行こうとするのだろう?
「自分で勝手に買い行けや」
やはり20年以上も一人でそういう経験したことない人間はこうなるのか…
3年間くらいオンラインだったのが、この年になって対面となり外出したことで急に人目に晒されることが増えたのも一つの理由だと思う。
あと、六本木とか銀座に行くことが増えた。
そいう街にはその街に適したオシャレな人がたくさんいる。
で、自分みたいな場違いな格好した人間が田舎からでてくるとすごく恥ずかしさを感じる。
とにかく恥ずかしい。「自分は何て格好してるんだ…」となる。
男性ホルモン的なこともあるんだと思う。
(このnoteでは包み隠さず全てを正直に話すが、)大4になって自慰行為する習慣がついたから。それまでした事なかったが、そのせいでいつまでも中学生感があったのだと思ってる。それで男性ホルモンが関係して年齢相応の一般的な男性らしい行動をとろうとするのかなと。
だいぶ遅いが、それでもこのタイミングで気付けた、というか気にするようになれたのがよかった。
ググってみるとけっこうそういう悩みがヒットした。
髪型も普通にキモいよ。
親とかマツコデラックスが言っていた「ヘルメットみたいな頭」がようやく理解できた。
動画に自分が写っていることがあったのだが、そこで自分の頭を客観的に見てそのキモさに我ながら衝撃を受けた。
これを機に ”刈り上げる” の意味がようやくわかった。
襟足っていうのも最近知ったし、襟足長くてあれはキモかったなぁ。
「顔のコンプレックス」が一番驚き。
今までの人生なんにも感じなかったのに急に感じるようになった。
母と一人の女子を除き、誰にもいじられたことなかった(いじりられたのは小学生の頃だったから何にも思わなかった)。
「自分の〇〇は何でこんなに△△なんだろう…」っていう
本当に「よく何も気にせずに接客業(バイト)やっていられたな」と思う。
すごく隠すようになった。
そうじゃない人がすごく羨ましく思うようになった。
同じ悩みの人がいないかすごく検索するようになった。
最近は以前まで存在しなかった ”ファッション” とか "メンズ" とか "スラックス" という単語が検索履歴に残ることが多い。
垢抜けを実感する瞬間
デミのヒトヨニピュアワックスを使うようになった
既に持っているものとの組み合わせを考慮して服を買うようになった
テレビ出演者の服装(衣装さんが考えてる)を見るようになった
街を歩いてて人の服装を見るようになった
ツーブロが何mmか?また刈り上げの具合からいつやったのか推測できるようになった(それくらい髪型を意識するようになった)
ダサい人をダサいと思えるようになった
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?