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ビジネス用語辞典(略語・カタカナ)NO.1

※自分用

・アウトソーシング

内部の組織で賄っていた業務を外部会社に委託するという意味のビジネス用語。また、新たに行う事業の一部を外部会社のサービスを購入し委託することも指します。アウトソーシングの目的は、品質やサービスの向上やコスト削減などさまざまで、外部会社に委託することで、これまで煩雑だった業務を整理することも可能です。

・アサイン

「アサイン」のもともとの意味は「任命する」や
「割り当て」を表す意味の英語「assign」で
主に役割やものを割り当てるときに使われます。

・ASAP

「ASAP」は「as soon as possible」の略で、
「可及的速やかに」「できるだけ急いで」といった意味の略語。
英文メールやチャットなどでよく使われる表現ですが
日本のビジネスの現場で聞かれることも珍しくありません。
なお、「アサップ」「エイサップ」と発音することもありますが
基本的にはアルファベット読みをするのが一般的です。

・アジェンダ

「アジェンダ」は「議題」「検討すべき課題」「行動予定表」「行動計画」などを意味するビジネス用語です。
議題を記した書類や議事録そのものを
「アジェンダ」と呼ぶこともあります。
よく似た言葉で「レジュメ」と混同しやすいので注意しましょう。
ちなみに「レジュメ」は論文の要約や発表の要点を
簡単にまとめたもののことで「アジェンダ」とは
別の意味を持つビジネス用語です。

・アフィリエイト

「アフィリエイト」は、課金式のインターネット広告の
プログラムを示すカタカナ語。
アフィリエイトとは、プログラムに参加している企業の広告や
広告バナーを、ブログやウェブサイトの運営者や
メールマガジンの発行者が掲載し、クリック数や購入・申し込み数に
応じて報酬が運営者や発行者に支払われるという仕組み。

・アライアンス

「アライアンス」のもともとの意味は英語で
「同盟」や「縁組み」を意味する「alliance」。
ビジネスシーンでは異なる立場にある企業同士が
利益を生み出すために協力し合う体制や経営スタイルのことを意味します。

・粗利(そり)

売り上げは商品を提供したことで得られるものですが
その間に掛かった商品を作るための原価
仕入れた金額が差し引いたものが粗利です。
財務諸表の損益計算書上では売上総利益とも呼ばれています。

・イシュー

ビジネスシーンで使用される「イシュー」は
「課題」「問題」「論争点」などを
意味する英語「issue」から来たビジネス用語。
とくに、ビジネス用語として使う「イシュー」には
「論じ、考えるべきテーマ」という意味があります。

・イニシアチブ

「イニシアチブ」は英語の「initiative」がもとになっているビジネス用語。英語の「initiative」は「自発力」「率先」「主導的」などの
意味を持つ英語で、ビジネス用語として用いられる場合には
「先導すること」や「主導権」といった意味で使われます。

・イノベーション

日本で使われる「イノベーション」には、
「革新」「一新」という意味のほかに、
「技術革新」「大きな変化」「新しい活用法」などの意味もあります。
ただ単に新しくするのではなく、これまでの常識が変わるほどの
大きな技術革新や、新たな概念を指すカタカナ語です。

・インセンティブ

「インセンティブ」とは、「その人のやる気や意欲を引き出すために、
外部から与えられる刺激」を意味します。
たとえば、部下に営業の目標を達成させるために
会社が用意している報酬やボーナスが
インセンティブ(動機付け)にあたります。

・インバウンド

インバウンドというと、外国人が日本を訪れ観光することを
指すことも多いですが、マーケティング分野では、
写真や動画などのコンテンツを充実させ、情報を発信し
消費者に見つけてもらうことによって販売促進をはかることを
インバウンドマーケティングということがあります。

・インプレッション

ビジネスシーンでは、自社製品を販売し、
アピールする際の戦略の1つである「印象付け」を意味して
使われることが多いビジネス用語。
また、インターネット広告の効果をはかる指標の1つとしても
「インプレッション」というビジネス用語が使用されます。
広告が表示された回数を「インプレッション数」といい、
その数値は「1インプレッション」
略して「1imp」と表示される場合もあります。

・エスカレーション

エスカレーションとは、段階的な上位へのアプローチの意味です。
例えば、ユーザーからのクレームを受けた場合に
下層レベルの担当者では対応しきれない場合がありますよね?
その際に直属の上司に相談したり
対応を要請したりする場合に用いられます。

・エビデンス

ビジネス用語としてのエビデンスとは、証拠という意味です。
ITビジネスでは、ベンダーなどとの打ち合わせの
議事録を指す場合が多くあります。
または、契約書面をとることをエビデンスを取る、というケースも。
いずれにしても書面や、データで記録を残すことを指します。

・NR(エヌアール)

NR(エヌアール)とは「No Return」の略称で
「直帰(ちょっき)」を意味します。
NRの他にも、出勤前に取引先のもとへ出向いてから出社する
「直行=GS(Go Straight)またはGD(Go Direct)」があります。

・MTG

MTG(えむてぃーじー)とは「meeting」の略称で
「会議」や「打ち合わせ」を意味します。
日本のビジネスシーンにおいては、比較的平易で
定期的に行われる打ち合わせや定例会議などのもの
または簡易な打ち合わせの場合にMTGと略される傾向にあります。

・OJT

OJT(オージェーティー)とは「On the Job Training」の略称で
「仕事中に実践を通じて行う研修活動」を指します。
一般的な研修期間との違いは、実務を伴って企業の経営活動に
参加していきますので、場合によっては比較的責任の大きい仕事に
入社早々から関わることもありうる点でしょう。

・オーソライズ

ビジネスシーンで使われるオーソライズとは、正式に認められる
権限が与えられている、公認されていることを意味します。
英単語の「authorize」が語源となって
ビジネス用語として使われています。

・オポチュニティ

「オポチュニティ」の本来の意味は
「チャンス」、「機会」、「好機」ですが
ビジネス用語のオポチュニティは
本来の意味からもう少し踏み込んで
「営業活動における提案の機会」という意味になります。

・オリエン(オリエンテーション)

ビジネスシーンで使われるオリエンは
オリエンテーションというカタカナ語の略です。
語源の英単語はOrientationで、方向づけという意味があります。
人や企業に対して、新しい物事の仕組みや
ルール、考え方、方向づけなどの情報を説明したり
指導したりすることによって、そのことに対しての理解を深めてもらい
適応や順応を促す目的で行われるもののことです。

・オンスケ

「オンスケ」とは
「オン・スケジュール(on schedule)」を略したものです。
作業や計画がスケジュール通りに進んでいることを
報告するときや確認する場合に使います。

・キュレーション

キュレーションというカタカナ語はそもそも美術館や博物館
図書館の学芸員を意味する「curator(キュレーター)」から来ている
と言われており、キュレーターが展示品を見やすく、
わかりやすく展示するように、必要な情報を収集したうえで
見やすくまとめたサイトのことを「キュレーションサイト」と呼びます。

・クロージング

「クロージング」は、「クローズ」の関連用語です。
カフェや洋服のショップなどの閉店作業
テレビの放送終了の映像という意味で使用することもありますが
ビジネスシーンでは、取引や契約の成立という意味で使用します。

・グロースハック

グロースハックというビジネス用語は
growth(=成長)とhack(=仕組み化する)
の2語を組み合わせて作られた言葉です。
IT業界でよく使用されているグロースハックという言葉ですが
その名の通り企業や商品を成長させるための手段や過程を意味しています。

・KGI

KGI(ケージーアイ)とは「Key Goal Indicator」の略称で
「重要目標達成指標」という意味です。
「KGI」は、ある一定の期間において達成したい内容を
数値として明確化することを目的としています。

・KPI

KPI(けーぴーあい)とは「Key Performance Indicator」の略称で
「重要業績評価指標」と訳されます。
マーケティング全般において
達成したい最終目標(KGI:重要目標達成指標を)を掲げることが
まず必要となりますが、その目標が正しく達成されているか否かを適宜
チェックするための中間指標も目標達成のためのファクターの一つです。

・コアコンピタンス

ビジネス用語の「コアコンピタンス」とは
他社と競争するうえで優位性のある中核的な能力のことを意味します。
たとえば、トヨタの生産管理方式やソニーの小型化技術が
コアコンピタンスにあたります。

・コモディティ

コモディティは、ある一定の商品カテゴリーの中で
機能や品質による差異が減少し
商品価値が普遍化、汎用化されることを指します。
また、そのように市場が変化していくことを
「コモディティ化」とも呼びます。

・コンセンサス

ビジネスや政治の場でよく使われる「コンセンサス(consensus)」。
「複数の人の合意や意見の一致」を表しています。
「根回し」という意味も含まれますが
これも合意を得るための根回しという意味合いが強いもので
合意を得るために働きかけるという意味で使われます。

・コンバージョン

もともと「コンバージョン」とは、転換や交換を意味する単語です。
WEBマーケティングでは、そのサイトを訪れた人が商品の購入や
会員登録などの特定のアクションを起こすことを
コンバージョンと表現します。

・コンプライアンス

コンプライアンスを一言で表現するなら
「法令順守」という意味になります。
入社時の規約や朝礼などでよく使われるビジネス用語です。
法律だけにとどまらず、社内規則をしっかりと守るという意味や
社会的な信用を得るための行動をする、という意味でもあります。

・サマリー

サマリーとは英単語の「summary」から来ていて
日本語にすると、あるものごとの内容の
「まとめ」「概要」「要約」などの意味のビジネス用語です。
長い文章やデータなどを、集約し短くまとめたもののことを指します。

・シナジー

シナジーとは英単語の「Synergy」のカタカナ用語になります。
ビジネスシーンでは、「シナジー効果」として
使われることが多いようです。
シナジー効果とは、日本語で相乗効果のことを意味しています。

・シュリンク

「シュリンク」とは本来、英語の「shrink」で
「縮小」「減る」「少なくなる」ことを意味します。
ビジネス用語では通常、市場などが小さくなることです。
またIT関連のビジネス用語の「シュリンク」は
データなどを「圧縮」することやサイズの「小型化」
その小型化する技術などを意味しています。

・スキーム

ビジネスシーンで使用する「スキーム」とは
「枠組みを持った計画」と
「計画を伴った枠組み」を表すビジネス用語です。
簡単に言うと、「やり方」や「仕組み」を意味しています。

・ステークホルダー

「ステークホルダー」の意味は、企業経営における利害関係者です。
株主・経営者・従業員・顧客・取引先はもちろん
金融機関や競合企業、地域社会や行政機関等も含まれます。

・寸志(すんし)

「寸志」とは、別名「心付け」とも言われ、お世話になった方への御礼や感謝の気持ちを表す「少しばかりの金銭や品物」を意味しています。ビジネスシーンにおいて、「寸志」は、目上の人から目下の人に対して渡す心付けと捉えて問題ないでしょう。

・セグメント

セグメントの意味は、英語では「断片」「一部分」という意味です。
ビジネスでは、ある分野や市場において
特定の基準をもとに細分化または分割した
一つ一つの要素のことを指します。

・ゼネラリスト

特定のスキルに秀でて、深い知識や技術を持つ人を
「スペシャリスト」というのに対し、特定のスキルに特化するのではなく
広い分野で平均点以上の能力を持つ人
あるいはその職能を「ゼネラリスト」と呼びます。

・デフォルト

デフォルトには大きく分けて3つの意味があります。
1つ目は「債務不履行」という意味。
たとえば、新聞の見出しに「ギリシャ、デフォルトの危機」とあれば
金融危機に陥って債務不履行になりそうだ、という意味になります。
 2つ目は「初期設定値」で、ソフトなどの初期設定値のこと指します。
これから転じて、「定番」「普通」という意味が3つ目の意味です。

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