見出し画像

養護教諭は男性と女性、どちらがよいのか。父性/母性の観点から考える。(ただのメモ書き)

母性とか,父性とか,
包み込むような愛のことを「母性」と名付けただけで,別に女性しか持ってないわけでも,生まれつき女性の方が男性よりも母性を多く持っているわけでもない.
毅然とした態度を取るのを「父性」と名付けただけで,別に男性しか持ってないわけでも,生まれつき男性の方が女性よりも父性を多く持っているわけでもない.

個人差はあっても,女性も男性も,もともとは母性も父性も等しく持っているものだと思う.
それが,生まれてから育つ環境の中で,女性は母性を重視するような環境で育ち,男性は父性を重視するような環境で育つ.

それゆえ現在では一般的に,女性の方が男性より母性を持っているに過ぎず,逆もそうだろう.
しかし,そうでない人もたくさんいるわけで,そんな人が女性であるがゆえに母性を強制され,男性であるがゆえに父性を強制される.
当人にとって生きづらい社会だし,そして母性と父性の男女分担が固定され続ける.

おかしな話だと思う.

ところで何が言いたいかというと,
養護教諭に求められるものの中に,母性的な愛があるらしい.
だから養護教諭は女性の方がいいよねと.
でも養護教諭も男女両方いたら,母性的な対応も,父性的な対応もできていいよね,という声もあるらしい.

とんでもない.
母性的な愛は男性でも女性と同程度に提供可能だし,父性的な対応も女性が普通にこなせる.(もちろん個人差はある)
なぜなら母性,父性は,別に生物学的な性と関係ないから.

そう思っている.
そういう観点からは,養護教諭は男女どちらでも務まる.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?