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#004 WVRPS(マーケティング①)

ЯÉVOLTE調べ

今回も、現時点で世界No.1の音楽NFT「WVRPS(ワープス)」の人気の理由を更に深掘ってみたいと思います。

1. マーケティング

WVRPSを運営するWarpSoundも、NFTコレクション発売前は無名の会社であり、どのようなマーケティングを駆使して、音楽NFT1位の取引総額となるほどの注目を集めたかは、今後NFTコレクションの立上げを予定する人にとっても参考になるはずです。

(1) Mike Shinoda

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LINKIN PARKというミクスチャーロックバンドのフロントマン「Mike Shinoda」は、米国の音楽系インフルエンサーの1人です。

https://www.youtube.com/watch?v=kK8RbjSIbIg

また、幅広い分野に関心があり、ONE OK ROCKのTAKAともコラボをしております。このMike Shinodaは、WVRPSと深い繋がりがあります。

まず、2021年10月に発売したMike ShinodaのNFTアルバムには、WVRPSのRemixが含まれています。この時点で、WVRPS運営とMike Shinodaの親交があったことが伺えます。

その後、Mike ShinodaがWVRPSのAI楽曲のステムデータを使ったTwitch作曲ライブ配信を実施したり、WVRPSのAMAに参加してトークをしたりと、密なコラボレーションが行われています。

また、WVRPS運営会社のWarpSoundに出資もしており、の一蓮托生の関係性を築き上げています。無名の会社にとって、音楽系インフルエンサーとのコラボレーションは話題性もあり、且つ既存ファンの囲い込みという面でも大きなメリットがあります。

WarpSoundの運営陣とMike Shinodaに元々交流があったかは定かではありませんが、このようにインフルエンサーを巻き込む力は、とても重要です。

(2) AMA

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AMAは「Ask Me Anything」の略で、NFTコレクション運営からの説明会を指します。これらはTwitterの「スペース」で実施されることが多く、誰でも聴取することが可能です。

AMAの最中に、リスナーがTweetで質問を投げ、それに対して運営が答えたり、リスナーをスピーカーとして招待して、議論をしたりすることで、リスナーのNFTコレクションに対する理解度を高める目的があります。

WVRPSには、多くのインフルエンサーが関わっているため、これらのメンバーを招待したAMAを数多く開催しております。

ラインナップはNFT界隈のインフルエンサーから、音楽業界のインフルエンサー、等、主要ターゲットに近い業界のインフルエンサーを起用して、WVRPSの魅力を伝えています。

このようなインフルエンサーを起用し、且つプロジェクトに参加して貰うためには莫大な予算が必要であり、資金調達を実施したWVRPS運営だからこそ集められるラインナップになっております。

(3) Giveaway

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Giveawayは、NFTやWhite Listを無料でプレゼントすることを指します。Giveawayの多くがTwitterで実施されるのは、プロモーションとしての側面が強く、フォロワー数を獲得するためです。

これらはYouTuberのプレゼント企画や、前澤さんのお金配りなどの施策をイメージして貰うと分かりやすく、一時的に興味関心層やフォロワーを獲得できますが、純粋なファンとは意図が異なるため、離脱も早い点が特徴です。

但し、NFTコレクションの信用度において、フォロワー数はとても重要な指標となるため、WVRPSもTwitterで頻繁にGiveawayを開催し、周知を図っています。

(4) Discord

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NFTコレクションを長期で運用する上で、Discordのコミュニティ構築は不可欠です。コミュニティにホルダーが集まり、ホルダー同士が交流する仕組みを作ることで、NFTの人気が長期化し、且つホルダーの熱量も高まります。

WVRPSは、初期のDiscordメンバーを獲得するために、先着1,000名にWhite Listを配っています。White Listとは、NFTが発売された時の先行購入権であり、Public Sale(誰でも購入可)の前のPre Sale(WL保有者のみ購入可)で安価でNFTが購入できる権利です。

Pre Saleで購入できれば、その後転売で利益を出しやすく、特にNFTの短期トレーダーにとってはとても価値が高いです。

Discordの初期メンバーを集めるためのWL配布施策は、とても有効であると言えるでしょう。

(5) Live Performance

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WVPRSは、コンテンツでも紹介したように、毎週水曜日にTwitchにてバーチャルライブを配信しています。

これらの映像を作るだけでも莫大な予算が掛かるため、毎週開催は相当リッチなコンテンツといえます。NFT発売前から、このライブ配信を毎週開催しておりました。

しかし結果は、前回お伝えしたように10-500回程度の視聴回数であり、あまり有効なマーケティング施策ではなかったものの、運営の資金力を誇示する点においてはこの上ない施策といえるでしょう。

但し、どこまで継続できるかは不透明であり、今後の展開に注目したいとことです。

2. マーケティング①のまとめ

ここまでWVRPSのマーケティング戦略を見てきましたが、特に資金力が必要な施策が目立ち、運営の強さが伺えます。

また、Mike Shinodaを含めたインフルエンサーの有効活用を通じて、プロジェクトの認知だけでなく、信用を築いていく戦略は、見事にハマったといえるでしょう。

次回の記事では、マーケティング戦略について更に深ぼっていきたいと思います。

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