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#020 Probably A Label

ЯÉVOLTE調べ

今回は、最新の音楽NFT「Probably A Label(プロバブリーアレーベル)」の人気の理由を深掘ってみたいと思います。

1. 運営

(1) The Probably Nothing Company LLC.

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Probably A Labelは、以前ご紹介した「Stickmen Toys」の運営チームのProbably Nothing × Warner Recordsの共同プロジェクトです。 

既にNFTコレクションを一つ成功させていること、また創業者のJeremy Fallは米国のシェフ、レストラン経営、起業家、Forbes 30 Under 30 Listと異色の経歴の持ち主であり、メジャーレーベルのWarner Recordsも参加していることから、運営の信用度は高いです。

ちなみに、音楽NFT Top15の中には、世界三大メジャーレーベルの内、Warner Recordsが2つ、UNIVERSAL MUSICが1つ、Sony Musicは0個という状況になっており、Warner Recordsはニューテクノロジーの導入が比較的得意という印象を受けました。

2. コンテンツ

(1) LABEL PASS

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Probably A Labelのリビール前のNFTは、LabelにアクセスするためのPassという位置付けでした。音楽も付いておらず、3D CG動画のシンプルな作りです。

3. ユーティリティ

(1)スタッフレベル

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リビール後は、NFTのレベルに応じてユーティリティが異なる仕様でした。レベル自体は「スカウト、マネジャー、ヘッド」の三段階に分かれています。

それぞれのレベルに応じて、Discordホルダー限定チャンネルのアクセス、イベント参加、投票券、グッズ、運営陣との食事会、等、のユーティリティが用意されています。

(2) 音楽レーベル

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また、Probably A Labelは、本格的なWeb3の音楽レーベルを目指しています。

Studio Aは、音楽NFTを立ち上げる人向けのインキュペーションプログラムとして、資金・ノウハウ提供を予定しています。

Studio Bでは、各クリエイターが利用可能な楽曲ライブラリの提供を発表しています。

4. Probably A Labelのまとめ

ここまで、Probably A Labelの運営、コンテンツ、ユーティリティについて見てきました。

運営の信用度、及びリビール前の話題性から一時はFloor Price23,000円まで上昇していたProbably A Labelですが、リビール後の現在は8,000円まで下落してしまっています。

やはり、クリエイター向けのユーティリティのみでは、多くのホルダーに対して訴求できない難しさがある反面、今後はホルダー限定で聴取可能なアーティストの楽曲Dropもあるようですので、引き続き注目していきたいです。

Web3の音楽レーベルが本当に機能するのかを検証する上では、ChillRxと同様に、非常に参考になるプロジェクトです。既存の大手レーベルのプロジェクト、新興のWeb3チームによるプロジェクトか、どちらがWeb3の音楽レーベルとして機能するのか、非常に楽しみです。

次回の記事では、最新の音楽NFT「Blocktones」を深掘りたいと思います。今後の記事の更新を情報を取得するために、

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