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#002 WVRPS(運営・コンテンツ)

ЯÉVOLTE調べ

今回は、現時点で世界No.1の音楽NFT「WVRPS(ワープス)」の人気の理由を探ってみたいと思います。

1. 運営

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NFTの価値を測る要素として「運営」の信用力は欠かせません。WVRPSは、Authentic ArtistsというWarner Music Group、等、から資金調達を受けている企業が運営しております。

創設者「Chris MacGarry氏」は、Oculus VR、Google出身であり、イラストレーターやクリエイティブディレクターも、エミー賞受賞、グローバルトップアーティストのMV・VR製作実績を有する、等、信用力の高いチームで構成されています。

2. コンテンツ

(1) AI作曲楽曲+ジェネラティブビジュアルアート

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WVRPSのNFTは、ジェネラティブのビジュアルアートのメタデータ(Trait、Rarity、等)をAIに入力し、そのInputを元にAIが楽曲を自動生成して、ビジュアルアートと楽曲が合成されて出来上がっています。

ジェネラティブのビジュアルアートとは、キャラクターの各パートを複数パターン作り、それぞれのパターンをプログラミングによって自動生成することで、何千〜万通りのビジュアルアートを作るNFTコレクションの主流の生成方法です。

WVRPSの場合は、このビジュアルアートのメタデータを入力値として、AIで楽曲を生成して、合成している点が差別化要素となっています。

メタデータからAIで楽曲を生成する技術力を有していること、またこの楽曲自体のクオリティも低くないことから、NFT自体の信用力が担保されています。

(2) 4組のバーチャルアーティスト

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WVRPSは、4組のオリジナルバーチャルアーティストを開発済です。その内の1組は、大人気のMutant Ape Yacht Clubのキャラクターです。

これはMAYCが、ホルダーに対して商用利用権を付与しているため、WVRPS運営はMAYCのNFTを購入し、購入したNFTのキャラクターを、自身のバーチャルアーティストとして活用しております。

こうした既存NFTキャラクターの活用は、KINGSHIPでも採用されており、これについては別の記事にて解説いたします。人気NFTプロジェクトのキャラクター採用は、NFTコレクターに対して大きな訴求力となります。

また、4組ともDJで、毎週Twitchにてバーチャルライブ配信を実施しています。3DCGのバーチャルライブ(DJ)の映像を制作できる技術力・資金力が、WVRPSの信用を支えております。

但し、バーチャルライブの視聴回数は10-500回程度と少ないため、コンテンツとしての魅力はあまり高くないようです。

(3) オリジナル曲を毎週リリース

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WVRPSの楽曲はAIが作曲していることもあり、楽曲の量産が可能な技術力を有しております。これをアピールするために、毎週AUDIUSにて新曲をリリースしています。

AUDIUSはブロックチェーンをベースとした音楽プラットフォームで、Web3のSpotifyのような存在です。

ユーザーは、無料で楽曲を視聴可能ですし、WarpSoundをフォローしたユーザーは、誰でも楽曲をDLすることができます。

これらの楽曲でマネタイズすることは考えられておらず、楽曲はプロモーションと割り切り、技術力を示すための施策の一つといえます。

(4) オーディオビジュアルシンセサイザー

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WVRPSの技術力は、バーチャルアーティストやAI楽曲だけに留まらず、映像と連動して音楽を演奏できる「オーディオビジュアルシンセサイザー」も開発しています。

映像はUNITYで開発されており、映像のパーツを触ると再生される楽器が変化するシンセサイザーになっております。

誰でも使用できるものと、ホルダー限定のものが用意されていますが、誰でも使用できるシンセサイザーも、WVRPS運営の技術力の高さが伺える内容になっております。

3. 運営とコンテンツのまとめ

ここまでWVRPSの運営とコンテンツについて見てきましたが、兎にも角にも「技術力」の高さがWVRPSの信用に繋がっていると言えます。

この技術力を元に資金調達も実施しており、WVRPSの安定的な運営に対する安心感、また今後開発されるサービスへの期待感を感じます。

一方で、バーチャルアーティストや楽曲については、ユーザーに楽しんでもらうという状況までは作れていないため、コンテンツで訴求するという点については、今後の展開に期待したいと思います。

次回の記事では、WVRPSのユーティリティやマーケティング戦略について深ぼっていきたいと思います。

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