They Are Billions 攻略覚書1 兵舎編
この記事はなんぞや
これから書いていく記事は初心者向けの覚書です。私がPS4で遊んでいるので一応PS4向けですがSteamでもだいたい同じはず。
まずはプレイヤーが目を向ける機会の多い戦闘ユニットの性能解説や取り扱いに着目した記事を書いていく予定です。
うっかり取り逃したゾンビ1体に家屋が食い破られ、一気に増殖したゾンビになすすべもなく司令部を制圧されてしまった。ハァ!? このゲーム難しすぎ!! ……と、キレてマウスやコントローラーをブン投げてしまった方の力になれれば幸いです。大丈夫。皆、同じ道を通ってきたんです。
初心者が参考にできるよう意識してやっていくつもりですが、正確仔細な攻略情報が欲しかったらぶっちゃけ以下の攻略wikiを読み込んだほうがよいです。台無しかよ。
https://seesaawiki.jp/they_are_billions/
記事を書くのはスコア係数800%をクリアできないような奴で、正直steam版やデイリーミッションで上位に名を連ねるプレイヤーの足元にも及びません。
ですが拙いところの残る指揮官でも(あるいはだからこそ)初心者が参考にできたり、共感を呼んだり、楽しく読める記事が書けるのではなかろうかと。まあ、そんな思いによる産物です。主観がバリバリに入ってますのでどこまで頷いて貰えるか分かりませんが、気軽に読んでいただければ嬉しいです。
それでは、今回は兵舎で育成できる戦闘ユニット3種類について解説させて頂きます。
戦闘ユニット紹介「レンジャー」
最初から配置されている戦闘ユニットなので誰もが使うけど、それだけに弱いと思われがち。確かに分かりやすい強さはないけれど、ホントは使い勝手の良いユニットなんです。
ユニット性能(ノーマル/ベテラン)
攻撃威力 ★☆☆☆☆/★★☆☆☆
攻撃速度 ★★★☆☆/★★★★☆
射程 ★★★☆☆/★★★☆☆
移動速度 ★★★★☆/★★★★☆
耐久力 ★☆☆☆☆/★☆☆☆☆
実際に攻撃力は低いし、HPも低いので最弱のゾンビにすら数匹にたかられるだけでアッサリと倒れてしまう。
しかし、攻撃が静かなのでゾンビを呼び寄せにくい。手早く育成できてコストも少ない。そしてなにより足が速い。こういった長所を併せ持つユニットは他に無い。そこを意識しておけば、最後まで役目を見出すことができるはず。
ゾンビを倒して経験値を貯めたユニットはベテラン化する。攻撃力や射程も少し上がるが、一番の変化は連射速度が倍になること。弾数が増えることでゾンビの処理速度が大きく上がり、巡回させても討ち漏らしが減って安定する。
なによりその真価は足の速さを生かすことにある。そのため、最もプレイヤーのこまめな指示を必要とするユニットである。あなたの腕の見せ所だ。
序盤の運用 いのちをだいじに
最初の4人は命綱だ。兵舎建設までに1人でもやられたらリセットが視野に入るレベルなので、無理をさせず大切に育てよう。
あまりゾンビを大量に刺激してしまうと処理が追い付かなくなるから、ゾンビの集団を見かけたら〈攻撃〉コマンドを上手く使って手前から少しずつ削っていくといい。複数体に近寄られたら移動して距離を稼ごう。
一方で、積極的にゾンビを狩らせて早いうちにベテラン化させられれば、コロニーの防衛や探索が楽になる。
難易度が上がるほど、こまめに時間を止めては指示を与えて素早くベテラン化させることを要求されるようになる。面倒だが、ここでの頑張りが1stラッシュの経験値を余すことなく生かせるような余裕に繋がるのだ。
兵舎の建設が済み次第、レンジャーを増やしていく。
数が増えればより広範囲を守ることができるし、団体行動させればぼちぼち現れてくる走るゾンビも安全に駆除できる。
どんどん増やしたいところだが、施設の建設に必要な人員まで使ってしまわないようほどほどに。
ベテラン化と1stラッシュ
ベテラン化した最初の4人の扱いは、ベテランを増やすかコロニー拡張を優先するかで変わってくる。
歩くゾンビは経験値の源だ。高難度だとあまりそうも言ってられないが、余裕があれば育成したてのレンジャーに狩らせてあげたい。
その場合は、ベテラン化した最初の4人を〈巡回〉コマンドでコロニー外周を走らせて防衛させるのを勧める。
その際、気を付けるべきなのはレンジャーの射程だ。そこそこ広いのだが、あまり過信しすぎると射ち損ねたゾンビがそのままふらふらと家に入り込み住人を感染させてカタストロフへ一直線だ。巡回コースは多少余裕をもって設定しよう。
ランナー1体くらいなら単独でも倒せるが、少しでも数が増えると取り逃がしたり押し切られるケースが出てくる。不安ならば人数を増やしたり木の壁や杭の罠でフォローしてあげよう。
目の前にある草原を早く確保したかったり、防衛の人員に余裕があるようなら探索に回してもいい。近場のゾンビを先んじて駆除すれば安全になるし、単に暗闇を晴らすだけでも見える土地が増えれば今後の予定も立て易くなるし、序盤に食料やバッテリー、金塊を拾えればしめたものだ。スタートダッシュは早いほど良い。
序盤はベテランレンジャーひとりでも結構なんとかなるし、ベテラン同士で組ませれば格段に速くゾンビを駆除できるはずだ。それでも金塊欲しさにゾンビの群れに分け入るのはよく考えるべきだが…
1stラッシュで来るゾンビは難易度によるが、それほど大したことはない。できれば壁や杭で抑えつつ、新しく育成したレンジャーの糧にしてしまいたいところだ。
中盤の運用 役割を意識する
日が進むと、探索が進んで走るゾンビが増えたり黒服、ハーピーなどの特殊なゾンビが現れだす。そうなれば単独行動は自殺行為だ。
そのうち小さなラッシュが起こったりもする。通常のラッシュとは違って小規模だが事前告知が無いので、防衛に回しているレンジャーもそのまま放置はできない。徐々に増員したり、壁や罠を施していこう。
探索は、より大人数のレンジャーで続けるのもいいが、そろそろ混成部隊の一員として足の速さを生かした囮としての役割を意識したい。
混成部隊は運用が面倒になるが、その分成果をあげやすくなる。
レンジャーとソルジャーをいっしょに動かすときは、前衛はソルジャーに任せて後に続く。レンジャーと比べて足が遅いのでうっかり追い越して前に出ないように気を付けよう。育成速度はレンジャーの強みだが、兵舎はソルジャーとスナイパーの訓練に回したい時期だし、安価といえど失わないに越したことはない。ベテランであればなおさらだ。
そうして普段は後方から援護射撃に徹し、押されたら囮になったり、単独でゾンビ集団にちょっかいを出しては味方の集団におびき寄せて迎撃するといった戦法を取るときだけ前に出るといい。
終盤の運用 弱兵の意地
そろそろ射撃音に注意しよう。レンジャー数人ならまだまだ立てる音も小さいが20人、30人が足を止めて射撃を続けていると、思ったより遠くのゾンビに聞きつけられる。いつでも壁内に逃げ込めるよう心の準備をしておこう。
音が響きやすい荒野では特に注意が必要だ。レンジャーの集団に迎撃を任せていたら、気づけば手に負えない数のゾンビに押し潰されていたりする。集団を分けたり、たまに移動すると騒音を抑えられる。
非情だが、どうしようもない大集団に襲われたときには使い捨てる選択肢もある。ゾンビの目の前をうろちょろして、集団を引き連れた状態でマップの彼方まで走り去るのだ。そのまま倒れれば引き連れていた集団はとりあえずそこに留まってくれる。
上手く釣ることさえできれば、レンジャー1人と引き換えに多くのゾンビに対処できるので、最後の手段として覚えておくといいかもしれない…… まあ、釣り切れなかったゾンビはやっぱり周囲やコロニーに向かってくるんだけども。
ベテランを戦力としてアテにするのであれば、ワンダーのイモータルアカデミーを建てるのもいい。全兵士がベテラン化するので、兵舎で育成できる3兵科が多いほど効果的だ。スナイパーのベテラン化が目当てで建てることになるだろうが、後半はすぐ倒れるため育て難いレンジャーのベテラン化もなかなか大きな恩恵になる。
そして、画面外から数えきれないゾンビが押し寄せてくる最終ラッシュ。そこでも足が生きる場面はある。
メインの迎撃は他のユニットや兵器に任せて、中央付近にまとまった数を用意しておけば、壁の耐久値が減ってきている場所に急行できる。あとちょっと火力が足りないという場所を速やかに補強するにはうってつけのユニットだ。
守っていた場所の襲撃は途絶えたが、他の場所が食い破られて大量のゾンビが侵入した。そんな最終局面でも、レンジャーを走らせれば早期の対応が可能だ。被害を抑えつつ主力が集うまでの時間を稼ぐことができれば、けっこうなんとかなる。最後まで諦めずに彼女たちを走らせよう。
キャンペーンとサバイバル
キャンペーン序盤はソルジャーもおらず、最初はレンジャー4人しかいないので序盤の重要度はさらに上がる。絶対に倒れさせないようにしよう。
技術取得で攻撃力やHPの強化ができるが、特殊ゾンビが現れる後半に余裕があれば検討するくらいでいい。
サバイバルではコロニー人口30人で、レンジャーの射程と視界を強化する市長が出てくることがある。巡回や包囲しての射撃がやり易くなるので、レンジャーを多数雇用する予定のプレイヤーなら選んでもいいだろう。
小ネタ
走っている方向から見て左右に走らせようとすると少し、後方に走らせようとするとそれなりに動きが止まる時間がある。弓を引いていても、急には走れない。ほんの僅かな隙ではあるが、大多数のゾンビに囲まれたりヴェノムやジャイアント相手に囮をやるときは命にかかわるので覚えておきたい。
たまにユニットが移動指示に従わず、指示してもいない変なところに向かおうとすることがある。入り組んだ街を横断するときなどに起きやすいようだ。足の速いレンジャーでこれが起きると、気づいたときにはもう見知らぬ彼方、下手するとゾンビの群れ深くにひとり突っ込んでいたなんてことも。もうどうしようもないので冥福を祈ろう。
戦闘ユニット紹介「ソルジャー」
サバイバルでは、こちらも最初から1人だけ配置されている戦闘ユニット。硬くて強くてやかましい序盤の要。愛用の銃でゾンビをなぎ倒すその雄姿を見よ。特殊なゾンビだって蹴散らすぜ! でも巨人だけはカンベンな。
ユニット性能(ノーマル/ベテラン)
攻撃威力 ★★☆☆☆/★★★☆☆
攻撃速度 ★★★★☆/★★★★☆
射程 ★★☆☆☆/★★☆☆☆
移動速度 ★★☆☆☆/★★☆☆☆
耐久力 ★★★☆☆/★★★☆☆
高めの攻撃力と耐久力が魅力で、普通のゾンビ数体くらいは正面からねじ伏せられる。走るゾンビが2体3体と出てくるようなら彼の出番だ。レンジャーやスナイパーの盾となって前線を押し広げよう。
回復速度も特筆すべきものがある。攻撃を受けずに時間が経過するとHPが徐々に回復するのだが、ソルジャーのHPが減ったらゾンビから距離を取ろう。いつのまにか元気になっているぞ。
レンジャーほどではないが移動速度もそれなりにはあるので〈巡回〉で防衛を任せるのもアリだ。
ベテラン化したソルジャーは攻撃力が大きく上がるので、より多数のゾンビが相手でも押し勝てる。攻撃速度や射程も少し上がるので取り扱いが楽になる。
序盤の運用 ゾンビは通さない
サバイバルではレンジャー4人に交じって1人だけ配置されている。とりあえず手近なゾンビに攻撃をしかけよう。
射程が短めなのと銃声でゾンビに囲まれがちだが、空いた空間へ走り込んでHP回復の時間を稼ごう。その際にはコロニーや他のゾンビの塊から意識して距離を開けること。でないとゾンビが銃声を無視して建物に向かったり過剰に集まってきて捌き切れなくなってしまう。
途切れず攻撃を続けていれば、殲滅速度の違いからレンジャーを差し置いて真っ先にベテラン化する。そのまま探索に走るか防衛に回すかは状況次第だが、レンジャーほど方針転換には向かない。序盤の最大戦力だけに、その運用がコロニーの今後を決めることも。よく考えよう。
不安であれば、緊急時のレスキューに向かわせるためにコロニーの中央付近や危なげな場所の中心に置くといい。施設を殴る寸前のゾンビでも、射程に捉えさえすれば大抵壊される前に間に合うので、走って間に合う距離をざっくり思い描いておくだけでも事故は減る。
中盤の運用 ハーピーだって通さない
走るゾンビが目立ち始めたら兵舎で数を増やしていこう。既に育ったレンジャーに後ろから援護させれば、そう簡単には倒れなくなる。彼女たちや、後に育成するスナイパーは耐久力や逃げ足に難があるのでしっかり守ってあげよう。
チームの火力が維持できるのなら、ソルジャーにあえて撃たせず囮を務めさせるのも手だ。レンジャーより足は遅いが、群れにもみくちゃにされてもある程度強引に突っ切ることができる。逃げ切ってターゲットを移し難い微妙な速度なので、こちらで囮をやる方が楽なプレイヤーも居るかもしれない。
そろそろ現れだす特殊ゾンビにも、ベテランと1対1なら負けはしない。
ただ、こちらより射程が長いヴェノムは要注意だ。走って溶解液を避けるのは難しいので火力で押し切れないと被弾は必至。
それでも相手が単独ならそれほど怖くないが、他のゾンビを撃っている間に雑魚に混ざったコイツに一方的に溶かされてしまうことがあるので、数の力でまとめて磨り潰すのでなければちゃんと優先して狙わせよう。
終盤の運用 ジャイアントは無理くさい
無理くさい。いや人数を揃えれば全く戦えないとは言わないが、射程が短いということは複数人の攻撃を集中させるのに向かないということなので……
自慢の耐久力もジャイアントの攻撃に何度も耐えられるほどではなく、むしろ一度に何人も薙ぎ払われてコロニーの主戦力を一気に失いかねない。壁や塔で上手く足止めしたところを数十人でかかれば望みはあるが、少しミスれば犠牲は必至なので覚悟しておこう。
ボスクラスは素直に火力自慢のスナイパーやバリスタなどの軍事施設に任せて、大人数に追撃を行わせてマップに散らばるゾンビを掃除したり、ラッシュに壁が破られたときに前に立って時間を稼ぐのが主な仕事となる。
あと、スナイパーやバリスタが一撃で落とせない相手は結構いる。そんな時に側に配置していると、あとちょっと残るHPをそこそこの威力と連射性で良い具合に削ってくれるので殲滅速度に貢献できる。まあこれはレンジャーでも良いのだが。
キャンペーンとサバイバル
キャンペーンでは最初は使用できないが、技術の「自動小銃」を取得すれば育成できるようになり「軍事訓練」「プロソルジャー」で初期配置を最大2人まで増やせる。
更に技術で様々な能力を強化できるので使い甲斐のあるユニットになる。オススメは射程を伸ばす「長距離ライフル」だ。これがあればヴェノムの相手や集中砲火が大分やり易くなるぞ。
サバイバルでは最初のひとりが序盤のエースとなるのは既に述べたが、市長の中にはソルジャーの育成時間とコストを改善したり、HPや回復力を高めてくれる者がいる。ソルジャーを大量雇用するなら検討したい。
戦闘ユニット紹介「スナイパー」
おそらく兵舎では最後に育成することになるユニット。長射程と大火力を誇るジャイアントキラーだが、レンジャーやソルジャーと比べて欠点の多い尖った奴でもある。最終的にラッシュ迎撃の要となるのでしっかりその特性を掴んでおこう。
ユニット性能(ノーマル/ベテラン)
攻撃威力 ★★★★☆/★★★★☆
攻撃速度 ★☆☆☆☆/★★☆☆☆
射程 ★★★★★/★★★★★
移動速度 ★☆☆☆☆/★☆☆☆☆
耐久力 ★★☆☆☆/★★☆☆☆
やはり長い射程と高い攻撃力が最大の魅力だ。大抵の奴は一発で撃ち倒し、変わり者のHPもゴッソリと削ってくれる。
半面、他の性能は悪い。足は遅いし連射も効かない。何より射撃音が大きいのが致命的で、雑に放置していると群れた雑魚に意外とあっさりやられてしまう。
HPは多いため一見そこそこ耐久力がありそうだが、回復速度が遅いので他のユニットと同じ感覚でHPバーを見ていると、やっぱりいつのまにか倒れている。
ベテラン化に必要な経験値も多い。手早い育成のためには、ラッシュや廃墟で壁を隔てて撃ちまくらせたり、他のユニットを囮にするなど工夫したいところだ。
しかし苦労して育てる甲斐はある。ベテラン化すると連射速度が倍になるのだ。何分元が遅いためベテランでも秒間1発も撃たないので大したこと無いように見えるかもしれないが、雑魚の殲滅速度が上がると相当に使い勝手が良くなる。
時間当たりの火力も倍になるので、もちろん集中砲火させたときの強さは言うまでもない。
序盤の運用 難しい人材
木材工房で研究を行わないと育成できないうえ、そもそも扱いにくいユニットである。ひとりふたり居たところで持て余すのがオチなので、他の研究を優先した方が良い。何なら銀行を作ってまとまった資金と労働力が手に入ってからでも遅くないくらいである。
市長が序盤にひとりふたり連れてくるケースもあるが、扱いが難しい。上手くベテランに育て上げれば大きな戦力になるが、発砲音には最新の注意が必要だ。コロニーの全戦力を集めても貧弱な時期には、ひとりの銃声が破滅を引き寄せることも十分考えられる。
中盤の運用 下詰み時代
最低でも数名の育成ができたら本番だ。レンジャーやソルジャーを随伴させてゾンビを狩りに行こう。その時は危険度の高い敵を優先して狙う設定にすること。他のユニットでもだいたいそれで良いのだが、雑魚を狙うと火力が無駄になるスナイパーは特にこの設定が重要である。ハーピーやヴェノム、チャビーを優先して狙わせるとその強さが分かるはずだ。
ラッシュの迎撃を行わせるのも良いが、クリアリングできていなかったり変異感染者(ベヘモス)が居る方面からラッシュが来た場合は慎重を要する。壁に群がるゾンビを射程ギリギリから撃ったり、他のスナイパーと距離を離して配置したり、余裕があればたまに動かしたりして発砲音を誤魔化そう。
塔を建てて4人籠もらせると超射程を備えたハチャメチャな火力を叩き出す固定砲台が生まれるが、非常にやかましい。ある程度周囲のクリアリングができた場所に配置してレンジャーでゾンビを誘導してくるなど限定的な使い方に絞りたい。音の響く荒野ではそれでも危険だが……
終盤の運用 数多の英雄
大量雇用を実現できれば運用方法は変わる。20人、30人と集まれば新人スナイパーだけでもクリアリングは十分可能だし、廃墟の解体にも多大な貢献ができるだろう。
コロニー拡張を阻む最大の難敵、ジャイアントや変異感染者の打倒はスナイパーの大一番だ。壁や塔で築いた陣地に大量のスナイパーを配置して、囮で誘い込み集中砲火で片付けるのが常套手段である。
ジャイアントキリングを果たせば後はこちらのもの。残敵を掃討して思うままに建築しよう。最後の舞台まであまり時間は無いはずだ。
最終ラッシュからコロニーを守るには大量のスナイパーが欲しいところ。ベテラン4人を詰めた塔スナは面積を考えれば軍事施設を超える最強の砲台となる。もう騒音を気にする必要もない。心置きなくいっぱい雇用したスナイパーを乱立させた塔に詰め込もう。
気に掛けるべきことがあるとすれば戦力配分だ。壁が破られたとき、遅いスナイパーにマップ全域まで広がったコロニーを端から端まで横断させていては間に合わない。万遍無い配置を心がけよう。
キャンペーンとサバイバル
キャンペーンではソルジャーと同じく技術「望遠鏡」を獲得するまで育成はお預け。次のマップで現れるゾンビの種類を見て解禁のタイミングを測ろう。
ワンダーであるイモータルアカデミーが、技術を習得すれば研究の必要無くいきなり作れるのも大きい。全ての兵士がエリート化するその効果は強烈で、スナイパーのためだけに建ててしまいたいほど。
更に、終盤の技術によって射程と攻撃力が強化できるのは大きい。固定砲台としてますます磨きがかかる。
サバイバルで特筆すべきなのは、人口200人で選ばれる移動速度を強化してくれる市長だ。ソルジャーよりも足が速くなって運用がかなり楽になる。最終ラッシュで余裕のある場所から危険な戦場に速やかに駆けつけられるため、コロニーの危機を救うこともしばしば。スナイパーの中盤の雇用率にもよるが、もし現れたら何も考えずに選んでも良いくらいだ。
同じく200人で、訓練時間を短縮してくれる市長が出ることもある。こちらは全種類のユニットに効果があるが、最も恩恵を享受できるのは最終盤で大量に雇用されるスナイパーだろう。