9月後半から10月前半について 創作と体調不良の日々
SSを積み上げる
9月14日から書き始めたSS連作は、最初の勢いは落ち着いたものの、おそらく順調に積み上がってきているように思う。今回はSSなので一話ずつひとまず書き上げた段階でタイトルのメモ欄に日付を入れるようにしているが（奥様は閃光〜と同じやり方。これは二次創作小説というモノを初めて書いた2005年の時から似たような運用をしている）それを見てみるとペースが掴めて面白い。
SS（ショート・ストーリー）の定義については諸説あるが、今回は2000文字以上5000文字以内をSSとしている。ちなみに奥様〜シリーズは創作意識がとっても緩めなので140文字小説も1000字くらいも途中で終わっててもSSってことになっている。まとめてしまうし企画に参加とかじゃないし厳密じゃなくても良いかなと思う。今回は全部を2000に揃えて10万文字の本にしようかなんて最初は思っていたんだけど、だいたい3000文字ペースで推移しているのでいつものことだけど想定より多くなると思う。3000文字くらいって程よくオチをつけられて書きやすい分量だよね。
現時点(10/12）の進捗は以下の通り
No.1-10 ／30,000文字 9/14-22に執筆（9日間）
No.11-20 ／30,000文字 9/23-10/7に執筆（15日間）
No.21-22（現時点） 10/8-11に執筆（4日間）
1-10と11-20は連動していたりする部分がある導入〜展開部なんだけど、ほぼ同じ文字数で推移したのは意図していなかったのに面白いなと思う。しかし制作期間……最初はかなりハイペースなのに、だんだん失速。モチベーションは実は話数が進むほど上がっているのだけど、連作SSの宿命として書けば書くほど後の方の話は少しずつ複雑になっていく。シチュエーションを並べるタイプの全部別の話のSS集、たとえば奥様とかはいっぱい書いてもネタが被るくらいでそこまで困らないのだけど、SSの形式をとった続きものは当然ながら前のしがらみが継承される。伏線を張ればその回収をどうするか練りつつも、長編じゃないからそれは単独でどんな話にするか、を考えることになる。プロットは立ててあるけれど、書いていて追加になる要素も多いため、次の話を書くときにはもう一度頭を捻ることになる。そんな感じで推移してきたので、最初のペースは保てない。もし続きものSSを50話とか100話とか書き溜めて本にしようと考えている方は、ペース配分にゆとりを持って、特に後半は執筆時間が倍かかると予想して原稿を進めることをオススメしたい。いらっしゃるかどうかわかりませんが。私は今回ざっくりしかスケジュール定めていないので気の向くままのペースで続けていこうと思っている。
ちょうど中間部に入り、書いていて私が楽しい展開が続いているので、ここからいい感じで速度上がるかも、とは思いつつも10月の創作ペースは現時点であまり芳しくない。そう、私は寒さに弱い。10月に入ってから体調を崩し、気落ちしてスローペースになりつつある。この感じで行けば冬のイベント出れるかも？とか考えた時期もあったけれど、やはり無理せずに今回はゆっくりやれという啓示なのかもしれない。
それにしても、創作、楽しいっすね。自分の中に、この二人で書きたいものがまだこんなにあったんだ！って驚きと、もっとこんな感じで濃厚なものを読みたいなって期待と、書いていると「こういう感じで他のカップリングのあの話も書きたい」とか「そろそろオリジナルのこんな感じの話も手がけてみたい」とか「いっそのこと誰も読まないとしても私があれを書いておきたい」など今書いているCPとは別の方面への創作意欲も湧き上がってくる。相乗効果でいい感じ、なのでこの気持ちを妨げるような事象が起こらないで欲しいし、自分のペースでとにかく続けていきたいな、と思っている。
体調を崩す
だいたい毎年（それこそブログ時代やサイトを持っていた時代から長年）10月から11月に創作の方では躓きがある。昔は繁忙期があって……だったが、実は一年位前にシフトチェンジがあって最繁忙期が秋から4月〜６月の期間にずれたんだけど、結局10月以降もべつに暇なわけじゃないので結局プチ繁忙期がやってくる。そして秋がやってきてしまうのだ。
秋は涼しくなるし、創作者的に過ごしやすいように言われているけれど（実際イベントもガンガン行われているし）急に温度が下がると私のテンションはなぜか一気に下降してしまう。涼しくて過ごしやすいはずなのに、なぜか全体的にしんどい。そして体調をこの時期にだいたい崩してしまうのだ。去年は9月だったが、今年は10月にやはり体調を崩した。幸い早期で抗生物質を服用したおかげで回復に向かっているけれど、並行して子供から風邪ももらってしまい……でもまあ仕事は休めないので、結局自分の身体を騙しつつ（もう元気だぜ私は、と）日々を過ごしている。そんな状況の中、じゃあ創作は趣味なんだから休もうよ！と思うわけだけど、いや、創作している間がめちゃくちゃ楽しいのに、仕事ー家事ー育児ー体力回復、の日々の中で私から創作まで奪ったらますますテンション下がっちゃうじゃん、と考えた末に、体調と相談しながらぽちぽち書き進めている、という感じになっている。
食べ物は美味しいし、大好きなお茶やコーヒーを飲みながら創作するのに向いている季節だし、何よりも空調不要で気持ちがいいはずなのになんでテンションが下がるのか、毎年不思議なんだけど、もしかしたら私は日照時間が少しでも足りないと元気が出ないタイプなのかもしれない、などと最近考えるようになった。つまり日差しが強い季節ってバテるんだけど、エネルギーはチャージされているっぽいんだよね。秋は天候も悪い日が多いし、過ごしやすいけど光が弱い、とだんだん感じるようになるから……夜が早くきてしまうのも私にとってはマイナスポイントかも。とりあえず、体調をもう少し整えてから、しっかり集中したいです。
時間の使い方を見直したい
朝５時過ぎに起きて身支度と朝ごはんの支度をして、その後３０分くらい手書きでメモ書いたりプロット見直したりとかの創作時間に充てるのが至福、みたいな日々を第二子出産以降続けているんだけど（もう三年にもなるんか……）、子供が時々朝に起きちゃうようになって、その至福が３割くらい潰れてしまう日々が続いている。二次創作の小説は通勤時間に読み直し、昼の休憩時と夜寝かしつけが終わった後に書いているけれど、それでも時間が足りないと感じることも。それ以外にもゲームしたり本を読んだり映画を見たりもしたい……でも時間は有限なわけで。ということで体調とテンションが落ち始めた9月末くらいから、SNSの運用を見直すことにした。カットできる時間はここかなって。雑談はタイッツーだけチェックして、時々軽口を叩く。お弁当とかゲームのこととか、適当に長文書きたい時もここに書く。推し作家様の作品はブルスカで追っている。私自身はあみぐるみとかアップしている。そしてXはざっと朝昼晩にTLを追って皆様の呟き楽しみ、公式や気になるイベント等をチェックする。おすすめ欄は見なくなった。トレンドも追わなくした。本当は活字中毒気味なので人の雑談を見るのがめちゃくちゃ好きだから、雑学とかコラムみたいなつぶやきがあると永遠に追ってしまうのだけど、今はそれをやる時間はないかな、って。有識者の友達が本当に有益な呟きをリツイしておいてくれているので、フォローしている人の情報だけで十分やっていけると（今更ながら）気づいたのだ。
この辺の運用変化のきっかけはおすすめ欄を眺め見ていたら、某推しゲーム（活動ジャンルでもある）のエンドカードを見てしまったこと。まあ自分は既に見ていたものだからネタバレ踏んだとかではないのだけど、未履修ゲームのエンドとか流れてきたらやだなって思ったら全然知らない人なのにブロックしていた。なんかその流れ、自分でやったことなのに自分怖、ってなって、見なければ拒絶の心も不快に思う気持ちも生じないのに、わざわざ自分から見てしまって拒絶って何様だよ、って思ったら、おすすめ見るのが無意味な行為に思えるようになった。あれだ、トレンドにあるネガティブな事件とか揉め事をわざわざ見にいって一言お気持ち表明したくなっちゃうあれ……意見を持つのが悪いのではなく、わざわざ不機嫌になりにいくって不健全な行動よな、って思ってしまった。いや、もっと早く気づこうよ、って言いたい部分はあるけれど、こういうのって周りからデジタルデトックスとかそういうの言われたり読んだりしてもなるほどねーで終わるけど、なんか「自分、怖」って実感すると身になるというか……とにかく余計な情報をシャットアウトしつつも、大好きな人の動向は応援して、うまく付き合っていきたい。
でも昔は持っていなかった、なんかこう「世間や知人の動向を追わないと寂しくなって置いてかれたようになっちゃう気持ち」って何なんでしょうね。私はもともとマイペースで友人との付き合いもそこまで密でもなかった方で、一人で行動することの方が多かったし、それに対しあまり不安や焦りを感じることもなかったのに、SNSで繋がった人たちの作品とか見逃すとすごく申し訳ない気持ちになってしまうし、Xの流行や常識（厳密には必ずしも常識とは限らないのだが）で知らないものが出てくると、自分は無知だと猛烈に反省したい気持ちになってしまう。他者が常に絡む事象に関心が寄るのは社会的動物としては必要だと考えるものの、ここまでだとちょっと行き過ぎというか、情報を追うだけで時間がなくなっちゃう。この辺改善するには、やっぱり今の活動形態を見直すしかないのかもしれないな……と結局思考が堂々巡りになってしまうのだった。いや、時間がないのは事実だから早急に見直さないとね。