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「イチバンボシ」 

2024年2月14日に
私が発足した自主レーベル「J-project」から
第1弾シングル「イチバンボシ」がリリースされる。

ミュージックビデオはこちらから

配信はこちらから

J-project feat.UIto 「イチバンボシ」


フューチャリングアーティストとして
2023年の5月から親交のある
シンガーソングライターUIto(ゆいと)さんに歌っていただいた。

リリース・MV発表に際して
今思うことを
1ギタリスト・プロデューサー伊藤純也
としてここに書き残せればと思い文章を書いている。
多分長い。乱文&誤字脱字あったらごめん。


思えば
元々、この楽曲は作曲家の遠藤翔馬くんからの依頼で某コンペに出すための楽曲としてギターのレコーディングを依頼された事が始まりだった。
思い出せないが2020年…コロナ禍位の時の事だったと記憶している。

彼の楽曲には度々ギターとして参加しており
いろいろなアーティストを手がけた際にも
名前を載せてもらってきていた。
その中でも最も私の中で衝撃を受け、記憶に残っていたのが今回の楽曲。(元々のタイトルは…思い出せない)

遠藤くんと呑んだりご飯に行った時などの会話で

「あの楽曲よかったよね」
という話を再三しており
遠藤くん本人からは
「じゅんやくん…
ほんとにあの曲好きだよね」
と言われるほどだった…笑

今思えば、確かにそうだったのかも知れない。

まさか自分がプロデューサーとして動き
全行程の責任を持ち
引っ張っていくような楽曲になるとは思っていなかったからだ。

話は戻り、遠藤くんとそんな話をしている中で
3年ほど経っていた昨年2023年の6月頃の話。
私は遠藤くんにこの楽曲の
リアレンジの件を持ちかけた。
当時のコンペ曲をリアレンジしてリリースをしないかと。

遠藤くんは快諾してくれて
そこからの話はトントン拍子で動いていった。

ただ普通に作ってもつまらない。
ラブソングなんていくらでもある世の中で
何かおもしろいことをやらねば・・・。
と考えていた時に

当時、私が一緒に活動を共にしていた
ミュージシャン小竹くんの楽曲の作り方に
感銘を受け
彼がやっているやり方でこちらも挑戦しようと
試みた。

所謂リスナー目線から話をするのであれば

2番サビ?そんなん知らねーよ」

が今回の大きなテーマだった。

通常の楽曲は1番にサビがあり2番にも
サビがあるが
今回の楽曲に関してはちょっと違う工夫をした。
知り合いのミュージシャンに聞かせたところ「おもしろい」と言わせたくらいの効果があった。

ある程度アレンジも
楽曲の方向性も固まりつつある中で
(当時は遠藤くんに散々無理を言った。申し訳ない。)
誰に歌ってもらおう?誰にベースを弾いてもらおう?ドラムは?(当時のデモ音源は打ち込み主体)という頭になっていた。
実はこの瞬間が私の中で1番の楽しみであり
1番悩む時間であった。

頭の中で構想を練っている私は

シンガーには5月に個人名義で
ライブに出演させていただいたときに
私の前に歌っていた女の子。
UItoさんにお願いする事にした。
長崎県出身のシンガーソングライターさんだ。

シンガーソングライターUItoさん


5月のライブ出演の際に
(中野新橋ATELIE PEGASUSさんに出演した)
私は出演前にステージ袖の
ステージが見えないところで
ギターのチューニングをしていた。
その時にステージから流れてくる歌で
彼女の声を初めて聴いた。

正直びっくりしたのを今でも覚えている。

「え!?すごい いい声だな・・・。」
サポートで鍵盤を弾いてくれた小竹くんにも
「あの子の歌さ、めっちゃいい歌じゃない?」
と聞き
2人とも感心するように彼女のステージを見ていた。

こんな言い方をするのは申し訳ないのだが
自分の中で興味が沸くような楽曲や、人の雰囲気や声ではないと
おお!すげえ!とはならない。
長年ロックとかたくさんの音楽を聴いてきて
お?っと興味を持ったミュージシャンはそんなに多くない。特にインディーズシーンにおいては。

彼女は私のそういう部分を簡単に
超えてくるような
パフォーマンスをしていた。

そのライブが終わり
他にも候補のシンガーがいる中でどうしてもライブで聞いた彼女の声が頭にあり忘れらない。
よし、彼女にお願いしようとなった。
そこからなんだかんだ関わりを持たせてもらい
彼女に交渉した。後付けで色んなことをしてもらい沢山の迷惑やらをかけた事もここに記しておく。申し訳ない。

ただ、どうしてもこの楽曲はUItoさんに歌ってもらいたいと思っていた。

そこからまた月日が流れ
2023年10月後半頃だろうか
僕の楽曲と映像のコラボレーション企画の案件が上がってきていた。
その案件を持ち掛けてくださった方は
2020年くらいからのお付き合いで長きにわたり
お世話になっている芸能事務所のマネージャーKさんだ。

当時の僕はギターインストと映像でコラボしたら
面白いかもな・・・と考えていた。
ん?ちょっと待てよ?・・・・・そうだ!!
と、なりKさんに連絡。「イチバンボシ」のミュージックビデオ制作に漕ぎつけた。本当にありがたかった。

MVの製作が始まるのでは楽曲を仕上げなくてはならない。
(本来はもっとゆっくりレコーディングをして配信だけ出せればいいかなーなんて考えていた)
そこからは突貫工事といってもいいほどに事を進めた。

依頼順序として、まずはベース。重久 景くん。
ベースはもうこいつしかいないだろ。と2018年から度々お世話になっている重久くん。
彼にベースの依頼をした。毎度のことながら人を泣かせる演奏をする。
(ほぼ1日でベースのRECが終わり車の中で音源を確認して
泣いた話は長くなるので割愛する。)

そしてドラム 松本冴さん 
川崎ドラム教室様のドラム講師
(後にネットで見て知った)

元々頼もうと思っていたドラマーは2人存在したのだけれど
どちらとも最終的にはスケジュールが合わず流れてしまった。
そうこう考えていたとある日に(12月初旬だった気がする)
昨年からお世話になっているシンガーソングライター
ゆっそさんがUItoさんと合同で路上ライブをやると聞き
川崎駅に向かった時の事だった。

2人が路上をやっている奥側から、めちゃくちゃかっこいいドラム演奏が聞こえた。興味本位で見に行ってみると、なんとそこには女の子がドラム演奏をしていた。しかも私好みのプレイスタイル。フライヤーとして置いてあったQRコードを読み取り2人が演奏している路上ライブに戻った。
その日家路についた私は
彼女のドラム演奏動画を見漁り
そこからコンタクトを取り依頼をする形になった。(後に松本さんと連絡していく中で、その仕事私にやらせてください。と熱いメッセージを貰ったことも選定理由の1つになった)

メンバー構成を考える上で
大事にしていた事がある。
それは「女性が歌う」という事に対して
歌を支えるメンバーが全員男では
楽曲の表現力が半減してしまうのでは無いかと私は考えていた。
もう1人女性が絶対に必要だと感じていた事が
今回のメンバー選定に当たった理由でもあった。

メンバーも決まりつつある
11月から歌詞作成。
歌詞のコンセプトが「片思いの女の子の恋」

これが本当に難産だった。
(11月にあるライブサポと並行して動いていたのだが
スケジュール調整が大変だったのもあった)
最初はすぐできんだろうーと
高を括っていた自分を怒りたい
(UItoさんにはスケジュールを
毎週のように使わせてしまって
頭が上がらない。ごめんね。)

歌詞が出来上がったのが11月の最終週。
1週間に1回
歌詞を作るために顔を合わせていた。
UItoさん本人からしたら
地獄でしかなかっただろう。
申し訳なさしかない。(いつだったか覚えてないがUItoさんとミーティングした際もこちらの手際が悪く戸惑わせてしまったのではないかと横にいて表情を見たときに思ったことを覚えている。)

そしてありがたいことに
12月第1週に行われた
UItoさんのワンマンライブにて
「イチバンボシ」を初披露させていただいた。
ギターとして参加。

そこから12月3週目ドラムREC立ち会い。
いろいろなパターンを冴さんからもらい
2人で組み立てた。
出来上がった音源を聞いたときは
本当に最高の瞬間だった。RECスタジオを提供してくれた川崎ドラム教室様・レコーディングエンジニアをしてくださった講師の先生方に感謝しかない。

そして4週目ボーカルレコーディングと
リアレンジした部分のアコギとエレキの再レコーディング。
ボーカルRECは私の自宅にて遠藤くん立会いのもと作業をした。
本当にUItoさんは、忙しい中頑張ってくれたと思う。
私の無理難題にも答え
普段やることのないハモリなどたくさんチャレンジしてくれた。感謝。

ギターRECは
自宅スタジオ・エンジニア自宅スタジオ
困ったときの若きエンジニアのHくん。
アコギのストロークはUItoさんが演奏しているようにREC
(本人の映像をたくさん見て研究した)
アコギのギターソロは考えて考えて苦節5か月にも及び完成した。
ソロのハモリは私のお家芸だが
Hくんに相談したところユニゾンにしようといわれ
素直に受け入れてユニゾン。今考えたらこれで正解だった。
RECが終わった時間は朝5時ごろ。

この時点で年末。この件以外にもライブサポやらいろいろやりながら
年末年始を迎えた。忙しすぎてほとんど覚えていない。

1月に入りMVミーティング・撮影・サブスク申請・ジャケット写真撮影(ジャケット撮影日がめちゃくちゃ寒く撮影で使用したアコギが故障した)
そんな中
音源のミックス確認作業・マスター作業が本当に大変だった。
思ったように音源が上がってこない。何度ミーティングしたことか。

そこから1月後半にMV撮影。お芝居をUItoさんにしてもらうという
なんとも無茶ぶりをして、4日間の撮影でどんどん女優さんになっていく
彼女を見て、なぜかすごいなと思いながら少し遠くに行ってしまったような錯覚で寂しくなった(理由は不明)

撮影シーンの一コマ

そして映像編集 映像確認ときて今に至る。やっぱり長い文章になった。

そろそろまとめに入るが

監督やマネージャーと
沢山考え練りだした
ストーリー・小ネタの撮影も無事に完了し
MVを発表した今日という日。
今日の日を忘れることはないだろう。
2024年2月12日(もちろんリリース日もね)

ぷれぜんVの皆さんと
株式会社アルテミス様&スタッフ様には
本当に感謝しかない。
本当にありがとうございました。
主に監督。
こちらの無理難題を受け入れ提案をしてくれて感謝しかありません。
素晴らしかった。
そして撮影場所を提供してくださった
アトリエペガサスの古郡翔馬さん(翔馬さんって呼ぶの最近違和感な位
仲良くしてくれてありがとう。)
そして他にも携わってくださった企業様、本当にありがとうございました。

という流れで感謝しかないのだが
この記事を書いている現在時刻は2月12日19時過ぎ。

ここまでの中で忘れてはいけないのが
感謝」だと私は思う。
いやほんとに。

この作品に携わってくれた方々と
出会っていなければ
私をプロデューサーとして育ててくれる事は
なかったのだから。

完全なる
私のわがままで成り立っている作品なのだから。
と切に思う。

ぶっちゃけ本当に要領の悪いプロデューサーだったと思うし
色んな人を不快にしたと思う。
伝達できて無いこともたくさんあったし、対応を雑にしてしまったり
本当に反省している。
ただそれくらい必死だった。ここまでの流れで
うまくいかず、投げ出してしまいそうになった事もあった。

ここまでついてきてくださった
UItoさん 遠藤くん その他の皆さんに感謝の念を示しつつ

ここからの残り2日間(それ以降もプロモーションやまだまだお知らせすることはたくさんあるが)頑張っていこうと思う。

2月12日。MVの公開を終えて、14日のサブスク解禁を待つのみ。
楽しみで仕方ない。楽曲がたくさんの人に届くことを思いながら

最後にUItoさんのXアカウントをリンクで貼ろうと思う。
彼女の今後の活動の発展・願いを込めて。

フォローしてくださいね‼

ありがとうございました。

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