やっぱり書こうかな…乳がん闘病記…

久しぶりのnoteです。ご無沙汰しております
私のnoteの中で一番読んで頂いてるのが、初期乳がん闘病記、そしてざっくり法律解説です
定期的なフォロー、ご愛読ありがとうございます
私の中でメインに頑張って書こうと思っていた乳がん闘病記。
でも芸能人の方も次々カミングアウトされ、本を出している方も多く、「私の体験を書き残すことは余り意味がないかもしれない」とモチベーションが下がってしまったことが、noteから遠ざかってしまっていた一番の原因だったように思います
どうしたって、有名な方の乳がん体験談の方が需要ありますしね。「あの知ってる人がなったんだ~!」ってね

今日何気なく、乳がん闘病体験談のマンガをスマホで無料購読していました。(ピッコマというLINEマンガみたなもの)
その方もステージ1。でもぜんっぜん!!体験した時の気持ちや感じたこと、感情の上がり下がりの仕方、違うんです
厚生保険+高額医療制度利用で実際にかかった私の費用と、国民保険+高額医療制度利用+遺伝子検査(がんにかかりやすい遺伝子を持っているかどうかの自由診療検査)で実際にかかった漫画筆者の方の費用も全然違いました
同じステージ1なのに、それぞれの体験があるんだ…そう思いました。
勿論共通点もありました、わかる!と思う所もありました

でもほぼ同じ病気でも、告知の時点での状況・環境が違う。それまでの経験が違う。感情表現の仕方(性格)が違う。

私の場合は結婚間際での発覚、旦那と一緒の闘病生活。
そのマンガの方はまだ独身で結婚予定の相手というような確定的なパートナーはいない、そして過去親御さんをがんで亡くした経験があった方でした
そもそも20代に同居していない祖母を老衰で亡くしたのが私にとって一番近い「死」だった私と、その方の感じ方は違って当然なのでしょう

そしてその方も当時の私と同じように一時期必死に検索をして、同じ状況の人の体験談を探したそうです
そうしたらやはり、当時の私と同じで「重いガンの人の話は検索によくひっかかるけれど、ステージ1っぽい、部分切除の方の体験談がない」という壁にぶち当たっていらっしゃいました
ステージ1だって勿論がんだから、辛いこともあるんですけれど、再発さえなければ日常生活に段々戻っていくことができ、そちらに手一杯になってしまうことが多いんですよね。わかる~
でも今この瞬間も、もしかしたら過去の私のように不安とひとりで必死に闘いながら検索して「部分切除ってどうなるんだろう。私と似たような体験の人はいないのか」と検索している人がいるのかも、しれないんですよね…。

がんって、「闘病」って言うけれど、実際にがんと戦って下さるのは医師の先生で、患者は「自分ががん患者になった」なんて受け入れられない気持ち・ただただ悲しい気持ち・「なんで私が」という気持ちなどの心理的な葛藤や、治療に伴う副作用と戦っていたような気がします

また当時の記録や、日記を読み、家族から情報を集めて、書き始めてみようかな、と思いました
今これを読んでいる誰かが当時の私と同じ気持ちでいるかもしれないのなら
誰かのために
そして頑張って克服した自分のために

先日乳がんステージ1治療終了から5年経過し、再発率・発がん率はほぼ一般の方と同じと担当医から言われ、通常の1年ごとのエコー検診で大丈夫だと言われた、乳がんサバイバーより


もし心に響いたならば……投げ銭のひとつやふたつやみっつやよっつ!!よろしくお願い致す!(笑)