田舎者とコロナの付き合い方の話

新型コロナウイルスが流行してからもうかなりの月日が経ちましたね。
先日、北海道から関東へ帰省して、そのついでに立ち寄った人と飲みました。
「もしかして感染しているかもしれない」という恐怖はたしかに有りましたが、それ以上に有意義な飲みでした。
もう2週間経つけど特に何も体調に変化はないので、大丈夫だと思いますが。
その人と話したところによると、もう都会の人はコロナにウンザリしているそうで。
「いつどこでかかるかわからないものに怯えて生活するのはもうウンザリ」という風潮があるそうです。
ましてや政府の施策でGoToキャンペーンなんかやってるわけですから、都会の人はそれを大義名分として地方に遊びに行き、「コロナかかってたら不運だったね、でもわたしはマスクもしてるし手指の消毒もしてますから」程度の感覚で撒き散らしている・・・というのが田舎者であるわたしから見た世間です。

いまわたしは地元から車で片道3時間の田舎の都会に出向しています。生活の基盤はもちろん田舎の都会。そしてコロナも連日発生している。噂によると「某有名な高級スナックでもコロナが出た、県内で検査すると店の名前を出されるから県外でPCR検査する」なんて裏技を駆使しているとかなんとか。もはやこんな田舎の都会もコロナに怯えなきゃいけない状態になっているのです。

地元の地域活動のラインで次の活動について出欠報告が出た中で、北海道にいる人が出席すると言ったところ、北海道でコロナ感染者が出ているから辞退してくれ、という話が出ていました。
わたしの地元はものすごい田舎です。コンビニはあるけど。コロナにかかったら、その話が末代まで語られるレベルの田舎です。なのでみんなかなりの警戒感を持っている。本当ならばGoToにも反対したいところだけど、観光客が来ないと生活が成り立たない一部の人もいるため、仕方なく受け入れている・・・けど県外ナンバーの車をみると近寄りたくないと思う。そんな雰囲気です。

わたしが住んでいる田舎の都会も連日、コロナ感染者の報道が出ている地域です。正直、どう付き合っていったら分からなくて、最終的に普通に飲み歩いているので感染するのも時間の問題でしょう。
でも飲みに出なきゃ自分の好きな店がなくなってしまう。本当に歯がゆい時期だと思います。
早くコロナが収束して、県外ナンバーの車や訛っていない人を見た時、特に何も思わない、そんな時間が戻ってくるのを切に願います。

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