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百貨店が仮想都市プラットフォーム”REV WORLDS”を設立。なぜ百貨店が?今後は?

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REV WORLDSとは?

三越伊勢丹メンバーは4名、プロジェクト発足から約1年。2021年3月10日に仮想都市プラットフォームサービス、REV WORLDSがローンチしました。※iOS版は現在調整中となっております。
REV WORLDSはスマートフォン向けアプリケーションとしてアプリストアにて公開されています。
ユーザー様はアバターを操作し、仮想空間で自由な時間を過ごすことができ、3月時点ではアプリからECサイトに遷移し、オンラインにて購買ができます。

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なぜ百貨店がVRなのか?

「VR=かなり尖ったIT」というイメージもある中、百貨店業界でVRに踏み込むとは、、そんなお声もよくいただきました。
しかし、僕たちは、百貨店こそVRという場所で、プラットフォーマーという役割を果たすことができる、そう考えています。

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プラットフォーム事業は百貨店事業の延長線にある

百貨店はこれまで様々なブランドと手を取り、お客様が快適にお買い物ができるよう展開分類を熟考し、商品価値を最大化させるサービスを生み出してきました。
これはこのまま、VRのプラットフォーム事業においても活用できると考えています。
百貨店ではその名の通り、衣料品から化粧品、家具や食品まで百貨のアイテムを取り扱い、お客様のライフスタイルに寄り添うことをテーマとしています。
つまり、扱う範囲が「店」から「街」へ変化したと考えれば、「街における編集展開」が仮想都市プラットフォームにおける僕たちのミッションとなります。
もちろん簡単なことではないですし、これからもチャレンジの連続ですが、”全くかけ離れた別領域”としては捉えておらず、”百貨店事業のアップデート”と捉えているということです。

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これから三越伊勢丹が作る「仮想新宿」

ここ最近、様々な企業様がVRでコンテンツを製作されており、どれもとても興味深いコンテンツですし、今後この領域に踏み出す企業様・個人クリエイター様も、より増えてくるかと思います。
そんな中で僕たちが作っていく仮想都市プラットフォームでは、三越や伊勢丹の店舗だけでなく、踏み込んで言えば買い物コンテンツだけでなく、もっと幅広いコンテンツを導入することが重要だと考えています。
現状店舗では取り組みができていなかった企業様ともコラボをしていく予定です。

今回のローンチでは「仮想新宿」と謳っており、新宿をリアル模写するのではなく、訪れた方になんとなく「新宿だ!」と感じていただきつつ、VRならではの拡張性を組み込んでいきます。
是非ご利用いただき、「もっとこんなものが欲しい!」などありましたら、各SNSからコメントやメッセージにてどしどしお送りくださいませ。

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まずはローンチという、僕らにとってはとても大きかったですが、今後に向けたあくまで「第一歩」が踏み出せたことをメンバーとして誇りに思います。
同時に、今後ユーザー様に楽しいと思っていただける場所であり続けるために、開拓・開発を行い続けます。


繰り返しとなりますが、「REV WORLDS」はこれからが本番のサービスです。
是非みなさまと一緒にこの世界を共創していきたいと思っていますので、引き続き、ご参加くださいませ。

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