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ええよんとええさん

皆さんこんにちは~。相変わらず懐が寒すぎるようちゃんです。よし、一発暖かくするためにちょっと、パチンコ屋に・・・・(歴史は繰り返される)

今回のテーマは、「視覚障害での文字情報の出し方」についてです。
では、ルーペで自分の指紋を見ながらどうぞっ!!


皆さんは一般的な書類のサイズを聞かれたらどう答えるだろうか?


ほとんどの方が「A4」って答えるのではないだろうか?
「B4」や「B5」と答えられる方は業界の方だろうか?

今回は「A4」が一般的と定義してお話を進めていこう。基本的にこの常識が通用しないところがあるのだ。それが、

「盲学校(または特別視覚支援学校)」である。

ここでの標準の紙のサイズは・・・・

「A3」だ。

もう一度言う。

「A3」だ。

このA3が使えるプリンターを購入しようとすると値段が一気に跳ね上がってしまう「A3」だ。

500枚ほどの束で盾になりそうな「A3」だ。

盲学校でもプリントが配られる。

A3or点字だ。

そしてもれなく文字は

「ゴシック体(太文字)」だ!!

そう、ゴスロリだ。いや違った。あの角ばった文字だ。この文字の方が見やすく、視覚障害の方にやさしいのだ。そのうえで「A3」の紙。そしてフォントのサイズは20以上。

とにかくでけぇ。文字がでけぇ。

でも、そのおかげでみんな文字を見ることができ、なおかつ見やすいのだ。しかし、中には文字が大きすぎて視野に入りきらない方もいる。これがまた難しい。結局はどんな感じがいいか各自聞くのが手っ取り早かったりする。

また、視覚障害の方に多いのが、背景が白だと刺激が強すぎることがあるのだ。光の反射がまぶしすぎて見えなくなるのだ。

よくよく勘違いされるのだが、視覚障害だから視覚が鈍い、というだけではなく、光が過敏に感じてしまう方もいる。そんな方はよく「遮光グラス」をかけていることが多い。

父もよくサングラスをかけていた。やはり光がまぶしいからなのかと聞いてみると。

父「かっこいいから。」

心配して損した。父はほっとこう。

そんなまぶしい状況を変えるために「反転文字」がある。どんなものかというと、「黒い背景に白文字」である。なんか勝手にホラーなどで使われるが、これがまた文字が見やすいのである。試しに見てみてほしい。本当に見やすいと思う。

こんな風にいろいろ工夫しながら視覚で情報を得ているのである。なので、もし、視覚障害がある方が周りにいる場合、そして何か資料をあげなければいけない場合は聞くことが一番いい方法だと思う。

データでほしい方もいれば、拡大文字でほしい人もいたりする。あと、全盲だからと言って全員が点字が使えるとは限らないのだ(意外と使えない人が多い。)

最近、ケアマネさんと仕事していると、A3でケアプランを印刷されている方が結構多い。ようちゃん、これは見やすくてすごくいいと思っている。

高齢になればだれもが目が見えにくくなるものである。そのようなとき、ちょっとした気遣いで資料が見やすくなるのだ。拡大を必要としているのは視覚障害の方だけではないのだ。

結論:白黒反転は意外と見やすい(by友人)

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