だって、いやなものは嫌なんだもの。
皆さんこんにちは。昔車で日本一周したことがあるようちゃんです。2週間ほどかけて一周しましたよ~♪
さて、今回は2代目盲導犬とうちの父の実際に会ったやり取りをまとめてみました~。実際にこんなこともおきるんやな~と思ってみてください。
うちの父は天気のいい日は近所の川沿いの土手まで散歩に行ってそこで詩吟を歌って帰ることを日課にしてみました。もう、数十年も同じコースをたどっているので慣れた道でスイスイと歩くことができていました。
そんな父から、朝っぱらから自分の携帯電話に着信が・・・・
私は嫌な予感がしながら、何事かと慌てて携帯にでると・・・・
父「すまん、急に盲導犬が動かんくなった。どうしよう。すぐに迎えに来てくれ!たのむわっ」
父の焦った声が!これはただ事ではないと焦った私。
私「わかった、すぐに行く!!場所はどこや?」
父「いつもの土手や。幸い車は来ないところやから安心やけど。すぐに来てほしい」
私はすぐに車に飛び乗り、父の待つ土手へ向かいました。
私は車内で
『たのむ、わんこよ。無事でいてくれよ。どこか急に悪くなったのか?私が行くまでこらえてくれよ・・・。』
ちょっと、いや、本当に泣きそうになりながら私は現場に向かいました。
短い時間でしたが、ものすごく、ものすごく長い時間に感じました。
ようやく現場に到着し、近くに車を止め、すぐにわんこを運べるよう、スライドドアを開けてから土手に向かいました。
私「お父さん、来たよ。大丈夫け?なにあったん?」
父「わからん。ちょっと見てほしい。もしかして悪いものでも食べてしまったのかもしれん。」
私は少し焦りながら足元にいるワンコに目をむk・・・・
あれ、わんこいない!!
そんな馬鹿な。いや、そんなはずはない。どうしたんやろ!!
焦りながらもとりあえず、父を車に乗せるために父を誘導。車のところまで来たところ…
私「あれ、盲導犬乗っ取るやん!!」
父「うそ!動けなかったんじゃないのか!!」
そう、うちのわんこがしっかりといつもの席に座って待機していたのです。
私は何がなんやらわかりませんでした。混乱しながらも自宅に向かい、自宅で父に話を聞きました。
私「いったい何があったん?」
父「じつはな・・・・」
父の話を要約すると、
盲導犬、草むらのにおいをかぐ。草を食べようとする
父、怒る。注意する。
今度はほかの犬のところに気をとられてしまう。
父、怒る。注意する。
そしてまた草むらに・・・・
父怒る。
わんこ。座り込む。
父焦る。
こんな感じの流れだったみたい。結論から言うと盲導犬のストライキであった。労働条件を見直さないと働かないぞ。という意思表明であった。
ちなみに家に帰ったわんこはすぐに自分のいつもいる場所に戻って寝てしまった。完全にいぬっころモードであった。あかんやん。
結局、父はわんこのブラッシングをすることにより仲直りし、次の日からはいつも通り一緒に散歩を楽しんでいたのであった。
結論:わんこも嫌なときは嫌なんやで。(by2代目盲導犬)
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