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盲導犬ユーザー家族の自分が盲導犬を否定してみた

みなさんこんにちは~♪最近父の盲導犬ユーザーの総会に出席して思ったことを述べてみたいと思い、このnoteを書いてみました~♪

『否定』という強い言葉を使っていますが、「肯定」を知らないと「否定」もできないわけでして、

ユーザー家族なら否定してもいいんじゃね?ということを勝手に思い、なぜ、否定するのかを書いていきたいと思います。


1.盲導犬は限られたことしかできない

ごくごく当たり前の話ですが、この通りです。よく勘違いされるのが「盲導犬が道案内をしてくれる」ということですね。これは間違いでして、実際には「ユーザーの指示に従って、交差点や信号、階段などを移動補助をおこなう」というのが正しい認識だと思います。

そうなんです。あくまでも「ユーザー」主体なのです。また、道もユーザーの方が覚えていないと盲導犬は案内してくれません。ナビ機能は残念ながら盲導犬にはついていません。あしからず。

そのため、ユーザーになるためにはある程度自分の生活が行える方でないといけません。ご自身である程度生活能力があって、外に仕事に行くなど活動的な方に対して盲導犬は必要になるからです。

可愛いから、ペット気分で申し込まれるのはNGだと思います。そのような方は1か月の研修を合格できないと思います。


2.世話をしなければならない

あたりまえですが、盲導犬もわんこです。めっっっっっっttttっちゃ可愛いわんこです。誰が何と言おうと可愛いです。そのお世話をしっかりできないとユーザーにはなれません。

盲導犬協会は日本に何種類もあり、その協会によって特色があったりします。ただ、どの協会もわんこをユーザーが一人で世話ができることが前提となります。

なので、わんこを可愛がれない方はNGです。というか、そんな奴がいたら、ようちゃんの前に連れてきてください。無理やりジョー君に抱き着かせます。(アレルギーは別)

先ほどとつながる話なのですが、わんこのお世話もしないといけないので、ある程度自分で生活できている方に限られるのです。これは致し方ないかなと思います。


3.移動のナビが進化してきている

現在は視覚障害がある方でもスマートフォンをもっていらっしゃる方が増えています。その中でも地図アプリをうまく利用していろんなところに外出されている方をよく見かけるようになりました。

基本的に白杖とそのナビがあれば結構どこでも出かけられています。また、電子マネーなどうまく利用していちいち財布を取り出さなくても精算できるようになってきています。

そういう時代の流れもあり、盲導犬の役割、必要性が少なくなってきているかと感じています。


4.コストがかかる

これは仕方ないことなのかもしれませんが、盲導犬を一頭育てるのにものすごい皆さんのご協力が必要となります。パピーウォーカー、盲導犬の訓練される方、ユーザー、引退後の盲導犬を引き取ってくださる方。

これらの方以外にもたくさんの方の協力で盲導犬など補助犬は成り立っています。コストがかかると言いましたが、これは必要なことだとようちゃんは思います。

問題は、ユーザー自身がそのことをしっかりと意識して、感謝しているかだと思います。

人間、善意が当たり前になりすぎるとその感覚がマヒしてしまい、善意が当たり前になってしまうのです。

そうならないためにも何かしら社会に還元していく必要があるとようちゃんは考えています。その方法は人それぞれだと思いますが( ̄▽ ̄)


軽く思いつくだけでこのような感じになりましたね。というか、総会のメンバーが皆さんいいお年の方が多かったので、「あれ、石川県は若い盲導犬ユーザーがいないのかな」と思った次第です(笑)

ようちゃん家は盲導犬に非常に助けられた一家ですので、

「盲導犬は神」

とおもっています。ただ、否定される意見もしっかり聞いて、多方面から見ていく必要はあると思っていますm(__)m


結論:息子より信用できる(by父)



サポートしていただけたら 本音:自分のお小遣いにさせていただきます。 (建前:家族で旅行に行くのに使わせていただきます。)