Jリーグがサッカーと社会のために取り組んできたこと
今日、5月15日は「Jリーグの日」です。Jリーグが28年前の1993年5月15日に開幕したことにちなみに、20周年を迎えた2013年に定められました。Jリーグが特集ページを公開していますので、ぜひご覧戴ければと思います。
Jリーグ名場面ということで、ラモスやストイコビッチという往年の名選手のシーンや、近年ではイニエスタの鮮烈なデビューシーンが紹介されています。
特に見ていただきたいのは、昨年、Jリーグが特別に各クラブと1,769の選手の皆さん向けに作成された動画です。
感染症対応の最前線で奮闘する医療従事者の皆さんに感謝しつつ、ファン、サポーター、スタッフ、そして選手が一眼となってJリーグの再開にむけて努力する様子がまとめられています。何より、サッカーというスボーツがこの日本社会に何を伝えようとしているかが込められています。
今日がJリーグの日だったこともあるのでしょう、昨晩テレビ朝日「報道ステーション」に村井チェアマンが生出演し、感染対策のために徹底的に対策している様子を紹介してくださいました。
この中ではJリーグがつちかってきた試合運営ノウハウを活かし、ワクチン接種に協力すること。今後若い世代への接種が必要になってきた時には、選手含めてPRをすることも話されています。オリンピックについても、スポーツの意義を話しつつ、感染対策を徹底しながら、どうすればチャレンジできるかを考えたい、と応えています。
コロナウイルスへの対応に迫られながら、サッカーを日本社会の中で続けることを懸命に模索し、また同時に、社会や地域が感染症に対応するためのサポートを全力でつづけている。そうしたJリーグと各クラブの様子に、感銘を受け続けた一年でした。僥倖なことに効果が期待できるワクチンが開発され、もう数ヶ月で日本社会にも浸透します。Jリーグの姿勢にならい、コロナを乗り越えるための努力をいま一歩していきたいと思う、5月15日です。
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