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摩耗限度に達してしまったXJR1300のタイヤをDUNLOPのツーリングモデル『ロードスマートⅣ』に換装しました。

昨年中古で購入したXJRに元々ついていたのは初代『ロードスマート』で発売されたのは2007年。
その後モデルチェンジした『Ⅱ』が2011年、さらに『Ⅲ』が2015年、そしてこの『Ⅳ』が2020年4月にデビューしました。

13年間という年月のうちにタイヤはどれぐらい進化したのでしょうか?

タイヤを履き替え、さっそく乗ってみた感想は『スゴイ!』の一言。

よくタイヤのインプレッションにある『自分がうまくなったように感じる』とはまさにこの事か、と思いました。コーナーのアベレージスピードが軽く10キロは上がった気がします。

これまでコーナー進入では、全身を使ってバイクと格闘しながら寝かし込んでいっていたのに、クリッピングポイントに視線を送るだけで旋回が開始するような感覚です。

走行ラインも以前はかなりワイドなアウト・イン・アウトで走らなければならなかったのが、内にも外にも余裕が生まれました。

一緒にツーリングによく行くXSR900の後ろを走っている時も、なんの苦もなく同じラインを通れるようになって、20年間のマシンの性能差よりもタイヤの性能差の方がよりウエイトが高いということを改めて知りました。

ただこのことで強く思ったのは、、
旧いバイクに旧いタイヤを履いている時は、最新のバイクに決してついていってはいけないということです。

コーナーでの限界点もラインも全く『別物』だからです。

今は旧車乗りのライダーがたくさん増えてきていますが、くれぐれも新型の後を追いかけるようなことはしないように。同じ旧車乗りのライダーに伝えたいと思います。

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