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HONDA Motorcyclist School セーフティスキル検定《前編》

HMSセーフティスキル検定

鈴鹿サーキットの1コーナーに隣接している交通教育センターでは、毎月かなりの頻度でHONDA Motorcyclist School《以下、HMS》が開催されている。

このHMSには、
・1st 中級ツーリングライドチャレンジコース
・2nd 中級スポーティライドチャレンジコース
・3rd 中級テクニカルライドコース
という三つのコースが設けられており、1st→2nd→3rdという順に難易度が上がっていく仕組みになっている。

僕は昨年7月に1stを受講して以来、2nd→3rd→1stと計4回受講を重ねた。3rdまで上がってから再び1stに戻ったのは、初参加の友人2人を連れて行ったから。初参加の人は必ず1stから受講しないといけない決まりなのである。

この三つのコースはあくまでも練習の場であり、個別にタイムを計測したりすることはない。よって自身のライディングテクニックの上達具合を数値により把握することができない。そこで今回の『セーフティスキル検定』の登場である。

これは、「パイロンスラローム」「一本橋」「コーススラローム」の三種目でタイム計測を行い、全国のHMS統一基準に基づいて級を判定してくれるというもの。

開催は年4回しかないので、貴重なチャンスを逃すまいと9月のセーフティスキル検定を受けに行ってきた。


7:00 出発

奈良から鈴鹿サーキットまでは名阪国道を経由して約1時間半。サーキットの少し手前にあるコンビニで昼食用のおにぎりを買う。

受付開始は9時。まだ時間が早いので、少し休憩してから出発。

8:50 鈴鹿着

駐車場に着くと、すでに車の中で開場を待っている人達がいる。HMSは2つのコースが併催されることが多く、この日もセーフティスキル検定と中級スポーティライドチャレンジコースが同時開催だった。いつもならもう少し待っている人も多いのだが、今日は2組ほど。参加者少なめの日かもしれない。

時間になり、受付を済ませる。オリエンテーションが9時半から始まるので、それまでにロッカールームで着替えを済ませ、自分のカルテを記入する。

部屋に入ると入り口に参加者全員のカルテが置いてあるのだが、今日は2つだけ、、
「えっ、まさか参加者2名?」

以前、2ndを受けに来たとき大雨で3名という日があったが記録更新である。

カルテを記入しながら開始を待つも、もう1人の方はなかなか現れず。入り口を振り返ってみると、カルテが無くなっている!?これってもしかして、、

9:30 オリエンテーション

9時半になりインスタントラクターさんが入室。
『今日はもう一人の方が、急遽、やはりもう少し練習したいとおっしゃられスポーティライドの方へ移られましたので、奥本さんお一人です!』

なんと、コースを一人で貸し切り、マンツーマンでの指導となった。こんなラッキーがあっていいのか?まるで宝くじが当たったようなものである。

《後編につづく》

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