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しだれ桜の名所 高見の郷〜道の駅 飯高駅までツーリング


奈良県の東吉野村にある、しだれ桜ばかりが千本も植えられている名所『高見の郷』までツーリングに

高見の郷までは名阪国道 針テラスから約40分、現地には10時過ぎに到着

しかし、高見の郷のずっと手前から設けられている駐車場(第6まである)は全て満車の表示

思った以上の人出に気持ちが焦りだす

一番近い第1駐車場まで行って、もしも入れなかったら潔く諦めようと腹を括って先へ進んで行く

案の定、第1駐車場は一杯だったが、バイクはそのちょい先のスペースに停めさせてもらうことができた(駐車料金は無料、太っ腹)

高見の郷 パンフレットより

しだれ桜を愛でるためには、かなり上まで登っていかなければならない
メインステージの天空の庭までは、マイクロバスで上がる方法と、遊歩道を登って行く方法がある(なんとマイクロバスも無料)

バスを待つ人は長蛇の列なので、ここは迷わず徒歩をチョイス
バス待ちの人達の脇を通り抜け、入場料1,000円を支払って元気に歩き出す

しだれ桜を見ながら登って行くので苦にはならない

30分ほど山道を登ると天空の庭に着く
設置されているベンチに腰掛け、茶屋で売っていた桜緑茶を飲みながら、しばし桜の下に身を置く

本当に桜の香りがするお茶だった

穏やかな春の陽射しの中、風に舞い散る花びらが美しくて、人の笑顔も優しくて、心が和む

一目千本はこの上

休憩を終え、せっかくなので展望台『一目千本』まで登ってみようかと歩き出す
狭い遊歩道は登りも下りも列になっている
あまりにも人が多すぎるので途中で断念

桜は充分堪能することができたので、また元来た道を降りて行く

バイクに戻るとちょうど12時ぐらい
まだまだ時間が早いので、高見山を超え三重県松坂市の道の駅 飯高駅を目指すことに

高見トンネルを抜け、ループ橋を通過して爽快に国道166号線を駆ける

高見のループ橋は鈴鹿サーキットみたいな形でちょっとワクワクする

この道は交通量が少なく、路面も綺麗で走りやすいのでバイカーには本当にお勧め

目的地までは40分ほどなのだが、進むにつれてどんどん天気が怪しくなって行く

霧雨のような状態から次第に雨粒が大きくなり始め、道の駅に到着する頃には割としっかりした雨が降ってきた

大きな道の駅 二輪専用駐車場も整っている

ちなみにこの道の駅 飯高駅では、毎年KUSHITANIコーヒーブレイクミーティングというバイカーのためのイベントが開催されている

お昼ごはんを食べるため併設されているレストランへ
道の駅のレストランというのはあまり美味しかったという経験が無いんだけれど、ここは違った

彩花 1,380 これはお値打ち
他に松坂牛の肉うどんなども
お品書きまでついていて、まるで旅館みたい

メニューは松坂牛を始め地元の食材を使った本格的なものばかりで、選ぶのに迷うほど
今回は春の限定メニューをいただいたがとても美味しかった

すぐ横には天然温泉もあり、さらには土産物屋さんも充実
地元の野菜や鶏肉などたくさん買い込んでしまった

香肌峡温泉 いいたかの湯 次は利用してみたい

もう一つ、忘れてはいけないのがバイク置き場の近くにあるたい焼き屋さん

わらしべたい焼き
中身は、つぶあんやプリン、伊勢茶あんなど6種類

皮がパリッとしていて、あんは尾っぽまでギッシリ詰まっている
ただいつも人気で並んでいる上に、焼くのに少し時間がかかるので先に頼んでおいてからお手洗いなどを済ますと良いかも

そうこうしているうちに、雨が小やみになってきたので急いで家に帰ることに

走り出してすぐ、目の前に何か動くものを発見する
長い8本の脚、アレに違いない、、
『頼む、外側であってくれ』と祈りながら触ってみるが手応えなし

バイクを脇に停め、ヘルメットを脱ぐ
やはりシールドの内側にクモがいる、、

ところが内側を払っても触れない
『?』
なんと、シールドとピンロック(曇り止めのために二重になっている)の間に入っていた
ど、どうやって入ったの??

ピンロックとシールドの間を指で広げてなんとかクモに出ていってもらい、無事家路に着くことができた

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