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2020.10.04 / 僕がアニメを見なくなったワケ

10月になった。

オタク的トピックと言えば、秋アニメが続々と放送開始になっている。最近はめっきりアニメを見なくなってしまったのだが、ふと気になって先週くらいにランナップを調べてみたら、なんと興味を引く作品が多くて驚いた。箇条書きしていくと、アサルトリリィBOUQUET、安達としまむら、神様になった日、ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN、D4DJ First Mix、トニカクカワイイ、ひぐらしのなく頃に、魔女の旅々、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会…これを全部見るとなるとここ数年で一番アニメを見るクールになる。

良い機会なので、どうしてアニメを見なくなってしまったのかを少し考えたい。そもそもオタク向けのアニメ…いわゆる深夜アニメを僕が見るようになったのは忘れもしない、小学ウン年生の春だ。それ以降というものの、オタクという人種と化した僕は毎クール毎クール色々な作品を見まくった。小学生の頃は友達にオタクなんて2人くらいしかいなかったが、中学生になり、周囲に少しずつオタクが増えていき、オタクトークにも花が咲いた。その当時の僕はとにかく毎晩毎晩夜中まで起きてはリアルタイムでアニメを見て、数時間寝て、しっかりと起きて学校に通っていた。地元の深夜アニメ事情として、明け方4時くらいに放送される作品もあるため、4時頃寝て6時過ぎに起きて朝ごはんを食べて登校…という日もざらにあった。今思うと異常だが、これでも学校では特に居眠りをかましまくる訳でもなく普通に授業を受けて、部活にも参加していられていたのだから不思議だ。若さってすごい。中学生の間はだいたいこんな生活を送っていたが、あまりに異常すぎたこともあり、高校生になってからは録画でアニメを見ることが多くなった。確かにこの辺りから見る作品を絞ってくるようにはなりつつあったが、それでも毎クール色んな作品を見ていたことに違いはない。そしてアニメ君の僕に大きな転機が訪れる。大学進学に伴う東京進出だ。東京には東京MXがある。アニメを見るならMX。完全にアニメ君の顔つきになりながら上京をしたのだが、ここでぱたりとアニメを見なくなった。真に不思議な話ではあるが、考えられる原因の一つとして、イベントに参加することが多くなったことは間違いないと思う。というのも、それまでの僕はアニメを見ることをオタク活動の生業としていた部分があり、それに打って変わるものを手に入れたことで一気に疎遠になっていったのであろう。単純明快な理由過ぎてちょっと馬鹿っぽいのだが、それ以外に考えられるこれという理由が見つからない。毎日22時位から東京MXを付けておけばアニメが見られるのに、特に見ることもなかったのである。本当におかしな話!

アニメは偉大である。毎度季節の変わり目には大量の新作が放送開始される。その視聴者である我々は見るも見ないも、絶賛するも批判をするも大いに勝手である。電波さえあれば無料で楽しめる娯楽、これ以上コスパのいい娯楽を僕は知らない。久しぶりにあの頃に戻ってアニメを見るのも良いのかもしれない。

ちなみに現段階でアサルトリリィとひぐらしと虹ヶ咲を見ました。

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