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「選択と集中」ビジネスで成果を出すために必要なこと

やることが多くてやたら忙しい・・・頑張ってるのに結果が出ない・・・そんな人はこれが出来ていないのかもしれません。

この「選択と集中」は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のCEOだったジャック・ウェルチの経営方針として馴染みがあるのではないでしょうか。

大事だと言われているし、大事だと分かってる。
でも、実際には「選択と集中」が上手くできてない人って多いんじゃないでしょうか?

こんにちは。
店舗集客マーケターの大久保亮です。

実は僕自身も、この「選択と集中」の重要性を理解していながら、選択しきれない、集中しきれないという状況によく陥ってます・・・

そんな自分への戒めの意味も兼ねて、「選択と集中」の重要性を皆さんとシェアしたいと思います。

なぜ「選択と集中」が重要なのか?

シンプルに言うと、時間も資金も人手も限られているからです。これは大企業であっても、フリーランスであっても同じことです。

逆に、これらのリソースが十分に揃っている状況になることはない。そう言っても過言ではないでしょう。
常に、何かが足りない状況下で、いかに成果に繋げるかが求められています。

そのため、何に集中するか、という選択が必要になります。
そうすることで、限られたリソースを最大限有効に活かすことが出来るようになり、成果を出しやすくなります。

あのピーター・ドラッカーもこのように言ってます。

集中の決定とは戦場の決定である。
この決定なくしては、戦闘はあっても戦争にはならない。
集中の目標は、基本中の基本というべき重大な意思決定である。
資源は限られている。集中することなくして成果をあげることはできない。
ピーター・ドラッカー

思いつきで始めるのではなく、しっかりと戦略を立てることが大事だということですね。

やらないことを決める

選択と集中とは、やらないことを決めることにも繋がります。

これについて、4年で100店舗の美容室チェーンを作り上げた「Dears」代表の北原氏もこのように言ってます。

自分がやるべきことに集中するために、やらないことを決めるということです。

やらないことを決めることで、このようなメリットが得られます。

・自分の時間を確保しやすくなる
・時間が確保できる分、自分のやるべきことに集中できる
・集中できるので成果を出しやすくなる
・その結果、ビジネスが成長する

僕の周りにもいますが「も~忙しくて忙しくて・・・」と言っている人を観察すると、この「やらないことを決める」が全くできていなかったりします。

そして、そういう人に共通するのが「誰かに任せるのが下手」ということ。

そして、この状況に陥る人の最大の問題点は「時間の重要性」を理解していないことです。時間は取り戻すことが出来ないことから、もっとも重要だと言われていますよね。

「やらないことを決める」ことについては、かつてスティーブ・ジョブズが、グーグル創業者のラリー・ペイジに対して

『やらないことを決める。それが経営だ』

とアドバイスしたというエピソードがあります。

結果を出している人は、この「やらないことを決める」ということを、しっかり実践されていることが分かりますね。

どのように選択すればいいのか

これについては様々な考え方があると思いますが、マーケティングの世界で言われている話を紹介しますと

業績が悪い分野の底上げをするのではなく、好調な分野を伸ばすことで成果を最大化できる。

このように言われています。

たいていの場合、目的は利益を最大化するためです。
その目的を実現するために、どのように売上を作っていくか。
売上を作るために、何をするか。
そこに集中するために、やらないことを決める。

という考え方です。

やらないことを決めるためには、「時間管理」について知っておく必要があります。名著「7つの習慣」にはこのように書かれています。

「重要だけど、緊急でないことに注力する」

もし、あなたが経営者であるなら、この考え方はとても参考になると思います。

言わずと知れた名著ですので、きっと一度は読んだことがあると思いますが、この機会に再確認してみてください。

「7つの習慣」の著者 スティーブン・R・コヴィー博士によると

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重要でない「第3領域」「第4領域」を無くし、「第2領域」を拡大させ、「第1領域」を限りなく圧縮することが重要だと書かれています。

ということで、やらないことを決めるのであれば、上図の「第3領域」「第4領域」のことは、やめる・やらない、誰かに任せる。
ということになります。

まとめ

「選択と集中」の重要性を再確認してもらうために、「やらないことを決める」ことの重要性、そして、「7つの習慣」から時間をどう使うかを紹介してきました。

ここで一つ、見落としてはいけないことを書かせていただきます。

冒頭に書いたジャック・ウェルチといえば「選択と集中」という経営方針で知られていますが、彼がCEOを20年間務めたゼネラル・エレクトリック(GE)は多角経営をしていとうことです。

実は、彼は「選択と集中」とは言っていないと言われています。
「フォーカス」、つまり「焦点を当てろ」と言っただけであって、「新しいことをやるな」などと言ったことはないようです。

その証拠に、彼がCEOを務めた20年間で、1000もの事業を買収したり新しく事業を始め、一方で、やめたのはわずか70程度だと言われています。
実は、ものすごい数の新規事業を手掛け、多角化を図ったのです。

「選択と集中」そして、やらないことを決めるとは言え、なかなか奥が深そうです・・・

この記事を読んでくれたあなたは、どのように選択し、集中すること、やらないことを決めてますか?
他の人がどのように選択と集中をしているのか、とても興味あります。

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