ブラームスのロ長調ピアノトリオ(2023年6月記) ユヴァル・トリオと出会う

ついさきほど、youtubeで聴きました。クラシック音楽に関しては、ネットのアーカイブ化はうれしい限りです。未知の音楽、音楽家たちとも出会えました。

ユヴァル・トリオ Yuval Trio のブラームス。名前からして以前なら敬遠していたかもしれません。勘が働きました。特に1988年のライブの方。変化なし全部直球ストレートを投げこんできます。こんなに真っ直ぐで面白みがなくてよいのかしら。ブラームスが書いた譜を適切に演奏すれば、自然とブラームスが表現したかったことが聴く人に伝わるはずだし、演奏そのものもきれいに仕上がるはずだ、という感じ。とにかく真剣に聴こえるのです。そして本当にきれいに丁寧に仕上げています。四角四面で余裕がないのではありません。親密なのに笑顔が爽やかで信頼できる、近いほど良さがわかる、そんな音楽でした。
1991年のライブは遠く感じました。遠いのにちょっと雑に聴こえました。不思議なものです。
ユヴァル・トリオはブラームスのほかの2つのトリオも聴けます。
そしてハイドンやモーツァルトもしっくりとくる弾きわけ方だと感じました。

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