Re:treat こころの相談室

Re:treat こころの相談室 カウンセラー(臨床心理士/公認心理師)の竹本早知子と…

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Re:treat こころの相談室 カウンセラー(臨床心理士/公認心理師)の竹本早知子と申します。 石川県金沢市から、オンラインを中心としたカウンセリングサービスを提供しております。 日々思うこと、シェアできたらうれしいです。

最近の記事

SOSを出すことの難しさ、でも気づいて待ってる人は意外といるかもよ、の話。

人を信じることの難しさ 暑さでうんざり。 お盆の親戚の集まりで、悪気なく?良かれと思って?ズカズカと踏み込んだこと聞かれてうんざり。 夏休みの終わりがみえてきて、迫ってくる2学期にうんざり。 それだけじゃない、今に始まったことじゃない、長く抱えている様々な悩み事の重さに、抱え続けた疲労に、いいかげんうんざりして、手放したくなる。 うんざりだらけの悩みを手放せたらいいのに、と思う。 でもその段階をとうに過ぎたら、 “自分を”、意識から、記憶から、集団から、現実から引き剝がし

    • 約束する

      カウンセリングに関するお約束のことを、心理業界では「治療契約」とか「治療同盟」と呼びます。1回あたりの時間と料金、何を扱い、扱えないことは何か、守秘義務やその例外について、頻度や回数について、などのお約束ですね。  決まった時間にスタンバイして、決まった時間に終わり、次の約束をする。日常で「話す」という行為に関して終わりを決めて臨むことってほとんどないですよね。  そして、日常における「話す」の多くは、心ゆくまで、カタがつくまで、気持ちの区切りが付くまで、話を進めて、話を終

      • タイパ⇔カウンセリング

         私はRe:treatのお仕事以外にも、様々な相談支援に関わらせていただいているのですが、最近思うのは、世の中がとても便利になって、コロナも経験したことで、出かけずに済むことが増えたなぁ、と。ネットスーパーとか、オンラインショッピングとか、アプリでの婚活もどんどん一般化してきたし、「ネッ友」「オフ会」(古い?)での交流もメンタルヘルスにとても重要なようです。  様々なことが簡略化され(了解を「り」で表現すると知った時は衝撃でした(笑))、タイパという言葉が生まれ、SNSも短く

        • 臨床心理士、自己紹介。

          初めまして。臨床心理士、公認心理師の竹本早知子と申します。 石川県金沢市を拠点としたカウンセリングサービス「Re:treatこころの相談室」を開業しています。 ホームページやSNSと格闘しながら、まとまった文章を置いておく場所を作りたくなって、noteにチャレンジしてみました。不定期更新でゆるゆるやっていこうと思います。 私について 関西で育ちましたが、金沢の街の美しさ、人の優しさ、山や海の恵みに魅了されて石川県に住み続け、気づけば石川在住歴が長くなりました。これまで、

        SOSを出すことの難しさ、でも気づいて待ってる人は意外といるかもよ、の話。