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変化を受け入れる

YOASOBIのボーカルikuraさんが、ぷらそにかを卒業した。先日のイベントが彼女にとってぷらそにかにしての最後の活動になったようだ。紅白出場を果たし、知名度を十分に得た彼女だから、ぷらそにかをいつか出なければならないことは明らかだったのであろう。

今はYOASOBIというチームを組んで音楽活動をしているが、それだって未来永劫なわけではない。いずれ終わりが来る。それがいつになるのかはわからないが、ある程度、自分たちの納得いくものが作れたら、意外とスパッと辞めてしまうのではないかと思う。

「○○解散!」と聞くと、どうしても寂しい思いが付きまとうが、新しいもの/ことを創り出していくためには、今いる環境を見つめなおし、場合によっては強制的に変えなければならない時がありそうだ。居心地が良いからといって、ずっとそこに安住していると、感性はいつの間にか錆びついてくる。創作をする人にとって、それは致命的なことだと思う。

もし、自分の好きなバンドやグループが解散したとしても、それは次に行くための大切なステップなのであって、いたずらにネガティブに捉えるべきものでないと思うのがいい。本当にグループ内の中が悪くなることもあるかもしれないが、やりたいことが変わってきているのに、いつまでも同じメンバーでやり続けることのほうが不幸になる。それだったら、一新して、みんなが再出発するほうがいいのだろう。

辞める、終わることも変化の一つである。変化に対して過度にネガティブにならずに、素直に受け止める習慣を付けたいものである。

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