見出し画像

周回コースの影響

1/31に行われる大阪国際女子マラソンのコースが、周回コースになることが今日発表された。1周約2.8km×15周で42.195kmとなるらしい。

自分も今シーズンのオンラインマラソンを周回コースで行っている。そこで感じたメリットは、計算が立ちやすいという点だ。今、何周目のここだから…と先々を想定しながらレースを進めることができる。飽きる飽きないという点も指摘されたが、正直走っている間に景色を楽しんでいる余裕はあまりないので、その点はあまり関係ない気がする。

今年の箱根駅伝の予選会も周回コースで行われて、記録的が例年に比べて飛躍的に上昇した。なので、おそらくトップ選手の記録は良くなるだろうし、日本記録の可能性が高まるだろう。是非とも、2時間18分台のフィニッシュを見てみたい。

デメリットは、むしろ見ている側がつまらなく感じるのかなと思う。ただ、記録であったり何人かが競っているようなレースになれば、それもまた関係なくなりそうだ。

さらに今日は、アスリート・オブ・ザ・イヤーの発表もあった。受賞したのは新谷仁美選手だった。これは文句ないだろう。長らく止まっていた女子10000mの記録を大きく更新したのだ。さらに田中希実選手、相澤晃選手など記録を更新した面々も順当に名を連ねた。

走ることそのものを楽しむこと。走ることへの責任を果たすこと。という相反する 2 つを両立させる大切さと難しさを学んだ1年となりました。(田中希実選手)
今までと違った制限された中での生活を通して、より一層当たり前にできていることに対して感謝の気持ちを持とうという意識になりました。(古澤一生選手)

印象的だったのはこの2つのコメントだった。自分の思いを一所懸命に言葉にしようという意思を感じる。なかなか情勢は厳しいが、スポーツが世の中を明るくする一端であることは変わりない。これからも素晴らしいパフォーマンスを期待したい。

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートは新しいことを生み出すための活動に使用させていただきます。