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実務家になれ

たとえば誰かがいなくなって、活気が無くなったとする。活気があるほうに戻したいと思う人もいれば、いやいや、実はあの人がいなくなって静かになってよかったと思う人もいるだろう。どう思うかは、その人との人間関係もあるかもしれない。

活気が無くなったことを嘆く人がいて、その人自身は「活気が無くなった、前のほうがよかった」と周りに言いふらしているとしたら、何のプラスにもなっていない気がする。それを聞いた人は「あぁ可哀そうだね」と思うかもしれないが、それ以上、どうすることもできない。そもそも、その人もそのコミュニティの一員であるならば、活気を取り戻そうと何か策を仕掛ければいいのだ。それを何もすることなく、ただただ嘆いているばかりでは何も変わらない。構成員なのに、評価者の立場で物を言っているのだ。

でも、残念ながら、この手の人は一定数、存在している気がする。自分のことは棚に上げて、変わってしまったことばかり言うのだ。そんな人に振り回される周りの人の身にもなってほしい。どんな状況下でも、ちゃんと頑張っている人はいる。

「評論家になるな。実務家になれ」と、昔、読んだ本に書いてあった。人を評価してあーだこーだ言うのは、テレビの中のコメンテータだけでよい、大概の人は、評価などしている場合ではない。自分が置かれている状況を変えられるのは、そのことに気づいた人しかいないのだ。何かが変わってしまったときは、むしろチャンスだと思えるようにしたい。

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