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選挙の話

来週の日曜に衆議院選挙があるが、当日に用事があるので、すでに期日前投票を済ませてきた。どうでもいいが、昔は「期日前(まえ)投票」といっていた気がするが、最近は「期日前(ぜん)投票」というのかなと思っていたが、一応、法律的には「きじつぜん」のほうらしい。マスメディア等では聞き取りやすさを重視して、「きじつまえ」というらしい。

成人して以降、選挙と名のつく時には必ず投票するようにしている。皆勤賞だ。ところで、どの候補者・政党に入れるかに関しては、確固たる信念を持っているわけでもない。事前の情報もそこまで細かくチェックするわけでもなく、いわば直感のようなもので決めてしまっている。あまりいい例とは思わないが。

選挙に参加できるようになった頃は、そのやり方にも大いに疑問を持っていて、どこかわかりやすくまとめてくれていないかなどを真剣に探したような気もするが、その時は結局見つからなかった。かといって、テレビでやっている日曜討論をちゃんと見ていたわけでもない。素早く判断できるような何かがないかと、横着しようとしていたわけだ。最近では、Yahoo!などのページに以下のようなサイトがあって、わかりやすいなと思う。質問に答えていけば、自分がどこの政党と相性がいいか(同じような思想をしているか)簡単に判明する。今回は、この診断結果も参考にできた。

他にも最近では政治家がYoutubeで直接政策等を話している動画を見ることもできる。1次情報に気軽にアクセスできるのはいい時代になった。といっても、やはり国政選挙となるとインパクトは強いけど、一種の人気投票みたいなものかもなとも思う。政策として書かれていることが理解できないわけではないが、どこか遠い世界のような話に感じる。まるで実感がないのだ。国の方向性を決める大事な選挙で何を言っているんだよとお𠮟りを受けそうであるが、実感がないものはない。生活と直結している感がどうしても想像しにくいのだ。それならば、住んでいる自治体における首長と議会が毎月やりあっている広報誌を読むほうが面白く感じてしまう。それは自分の生活に(多少なりとも)関わりがあると思えるからだろう。ただし、あれはあれで子どものケンカみたいなのだが……。

若い世代の投票率が低いことに対して、上記のような動画が作られるなど流れを変えようとしている。そんなことに使う時間がないと思っても、行って投票するだけのことだ。あまり重く考えずに、まずは足を運ぶという人が一人でも多くなってほしいなと思う。

#私たちの選挙

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