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おんらいん京都マラソン

1週間前は雨の予報だった天気予報が嘘のように、空はただ青く澄んでいた。気温も10℃前後と絶好のマラソン日和であった。今シーズン3度目となるオンラインマラソン。今回の最大のテーマは、ズームフライ3がレースでどれほど使えるかであった。

本日の狙い

練習で使っている感触からして、いいシューズであることに疑いはない。だから、42kmのレースでどれほどのものか。もっといえば、ヴェイパーと比較するとどうか、ということが知りたかった。今シーズン過去2回は両方ともヴェイパーフライ4%で走ったし、コースも全く同じなので、比較するには絶好の機会であった。

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結果は3:29'22"で、なんとかサブ3.5だった。35km以降の辛さは、最近で一番だったかもしれない。それくらいペースダウンしてしまった。細かく見ていくことにする。

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レース前半

    0-5km 22'47" 4'33"ave.
  5-10km 22'56" 4'35"ave.
10-15km 22'37" 4'31"ave.
15-20km 23'02" 4'36"ave.

20kmまでは非常に快調に進んだ。特に10-15kmは本当に楽に感じて抑えながら走っていたくらいだ。前回もここで飛ばし過ぎで後半に脚が残っていない感覚だったので、ある意味"サボりながら"進んでいた。ただ、気になったのは心拍数の値だ。160bpmを超えていて、170オーバーの時もあった。値ほどきつさは感じていなかったが、いつもよりも無理している状態なのか?と、疑問を持ちながら走っていた。

レース後半

20-25km 24'19" 4'51"ave.
25-30km 24'50" 4'58"ave.
30-35km 26'48" 5'21"ave.
35-40km 29'29" 5'53"ave.
40-Finish 12'35" 5'43"ave.

明らかに21kmからがおかしくなった。同じリズムで走っているつもりなのに15秒くらい一気に落ちる。原因は明らかで歩幅が狭くなり、同じように蹴っていても前に進まなくなった。ここまで一気に変わるものかと思ったが、ここで無理すると後半に一気につぶれそうなので、このペースを維持するように努めた。30kmまでは少しずつ落ちながらも最小限の落ち幅で推移できた。

30km以降はまた世界が変わる。明らかに蹴れていないのがわかるようになったのと、両方のハムストリングスが攣っている感覚に襲われた。こうなってしまうと脚を動かすのもしんどくなる。それでも35kmまではまだマシで、35km以降が本当に辛い時間であった。今度は脹脛までもが攣り始める。平均は5'53"だが、実際は6'20"くらいかかった1kmもあり全然進まないなという感じであった。

30km地点では余裕と思われたサブ3.5だが、これではサブ3.5も難しいか……と思われた。しかし、ラスト1kmの表示を見て、もう一度5分台中盤に乗せれば何とかいけると確信し、最後の数百メートルで何とかペースアップした。そして、上記のゴールタイムとなったわけだ。

レース総括

ズームフライ3は、20kmまでは本当に快調だった。しかし、後半の極端な落ち方を見ると、やはりヴェイパーシリーズの恩恵はかなりのものかもしれない。耐久性を重視したリアクトに対して、ナイキ史上最軽量のズームXである。後半になると、ダメージの違いが如実に出るかもしれない。

それと、今日もう一つの懸念は補給食についてである。後半になると、味のあるものを口にしたくなくなるため、水だけ摂っていた。しかし、35km以降の落ち方はエネルギー切れとも考えられる。前回までは8km毎にきっちり補給していたので、同様にやるべきだったかもしれない(そうしないとちゃんとした比較にならない)。

とはいえ、今シーズン3つのレースともサブ3.5で走り切ったことに変わりはない。課題を上げればキリがないが、ある程度調整を行えば、いつでもそれくらいタイムで走れることを確認できた。シーズンで3回フルを行ったのは、2013-14シーズン以来だったので、その点は自信になった。

もしかしたら、3月にもう一度やるかもしれないが、それはそれとして、今後の練習に今日の結果を繋げていければよいと思う。

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