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出雲駅伝2022区間エントリー

気がつけば明日は出雲駅伝、駅伝シーズンの開幕である。春の関東インカレ、夏合宿、秋の日本インカレと今シーズンも色々とレースが繰り広げられてきた。三浦選手(順天堂3)は3000m障害で、田澤選手(駒澤4)は10000mでそれぞれ世陸にも出場した。

明日レースでは3区にエース級が集まった。ヴィンセント選手(東京国際4)、田澤選手、ムルワ選手(創価4)、平林選手(国学院2)、伊豫田選手(順天堂4)、中野選手(中央2)と今年も豪華な顔ぶれだ。ここに当日変更で入る選手もいそうなので、各大学3区にどういった位置で繋げるかがポイントになる。

そのために重要なのが1, 2区なのだが、1区エントリーの吉居大選手(中央3)を各ランナーが気にするだろう。そこに前出の三浦選手が当日変更で入ってくることがあれば、間違いなくこの二人が軸になる。中央、順天堂としてはここで先手を取りたいし、願わくば30秒くらい突き放してほしいはずだ。逆にいえば、それ以外の大学はここでどれくらい耐えられるか。

2区は最も短い区間だが、1区の勢いを加速させる、あるいは遅れを取り戻すために案外重要で、スピードランナーが起用される。5000m13分台が一つの基準だが、13分台でも30, 40, 50とで、かなり力の差がある。1, 2区の走りて3区のエースがどういう展開で走ることになるか、優勝争いを大きく左右する。

ヴィンセント選手や田澤選手は、どの順位で襷をもらってもそれなりに走ってしまうだろう。むしろ、この二人の前を走る大学の選手がいたら、その選手のほうがプレッシャーかもしれない。3区に渡ったときのポジションに注目してみるのご面白い。

もちろん最終6区にも楽しみな選手がいるので、最後まで楽しみなレースではあるが、今年は3区である程度の決着がつくかもしれないなと、なんとなく予想している。

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