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新NISAたったの2兆円流入なのに、どこまで上がるの日経平均先物

新NISAの資金流入がたったの2兆円にとどまり、株価上昇の背後には少し物足りなさを感じます。また、日銀の利上げが後退する可能性も指摘されていますが、今更感が漂っています。

こうした状況では、テクニカル分析などがあまり機能しづらく、同様の状況の過去の傾向を確認することが有益かもしれません。

過去、長い調整期間を経て新値ゾーンに上昇してきた時の動きを振り返ると、例えば、新値入りしてからの

17年年末では16%上昇
20年のコロナショック後のリバウンドでは25%上昇
昨年3月の急騰では10%上昇

といった傾向がありました。

今回の新値入りは、昨年6月から約半年の調整期間を経ており、現時点での上昇率は5%です。まだまだ上昇が期待できる余地があるのかなと。値頃感バイアスをしっかり揉み解しておかないとです。

10%上昇だと、目標は37400付近になりますね。

あくまで踏み上げが継続する場合の話です。現在は重要なあるポイントを超え新しい相場が始まってる可能性があり、デルタヘッジで大量買いが入ってきてる状況です。もしその場所が割れ、上値に重さが生じると、デルタヘッジの買いの投げ売りを伴って天井が形成される可能性があります。

これらの状況を数日から2週間かけて慎重に確認していく必要がありますね。


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