【シリーズ: ビジネス編 】第1弾!お客さまとの信頼関係を考える時、データプライバシーを考慮すること。

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『データプライバシー』 『個人情報保護』といわれて、何を思い浮かべますか?

- はじめに -

もし、マーケティング や デジタルマーケティングに 関わるようなお仕事をされておられる方であれば、『顧客情報管理』『データの利活用』『データ活用への許諾』なんかが、パッと頭に浮かぶキーワードなのでは?と、思います。

そして、今年は『脱 クッキー』に向けた活動の本格化。 この辺も大きな話題だと、感じられているのではないでしょうか?

- 世界の動き は 加速している -

2021年4月末現在の情報を基にした話になります、
これからの日本での活用方法について、世界の動向を見ていくことで、
考えたいと思います。

まずは、GDPR(欧州一般データ保護規則)からの目線での動向。

① 脱クッキー本格化 により、従来のAdTech手法で広告ビジネスに大きな変化が起こり始めている。

この波は、日本でも、既に大きな話題になり、様々な勉強会が展開されている真っ最中と理解しております。

▼ 参考情報 : Googleが脱クッキー本格化 猶予は1年、広告業界に起こる大変動(日経クロストレンド)
▼ 参考情報 : Google、脱「クッキー」加速 4月から広告主と試験運用(日本経済新聞) 

② AI顔認証 も、 世界では規制が始まりました。
※ 公共性の高い場での、「AIによる顔認証」行為そのものへの規制です。

わたしたち、RetailNextのソリューションというのは、そもそもCookieなどWebに関するものではなく、むしろ、こちら の AIキーワードの領域におります。

▼ 簡単に RetailNext の仕組み を 表していますが、
左下にある、「自社開発した AI 搭載センサーカメラ Aurora」が、今回のカメラに映り込む人へのデータプライバシーのお話のポイントになります。

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なぜ、そんなことを言うのかというと、
RetailNextでは、以下の通りに配慮し、GDPRに対応しているからです。

① 顔認証技術は採用せず、人の行動特性により、人であるのか、モノであるのかを認識させています。
※ 実店舗の中に入ってくる 人=トラフィック の カウントの精度は、実数に対して95%以上の精度で展開しています。

② カメラの画角内に、映り込む人事態を 有店舗事業者さま側のガバナンスに合わせて、自動モザイク処理をかけることも可能としています。

③ カメラから録画される動画データを保存することなく、来店客数・入店率・滞留率などのデータとして処理をさせることも可能です。

なぜか? それは、顔認証技術での展開では難しいと考えている(以下、参考資料をご参照頂くと良いかと思いますが。)からです。

▼ 参考情報:”警察などが顔認証の技術を使い、公共の場で市民を「常時監視」することも原則禁止になる。”(日経新聞)
▼ 参考情報:”顔認識やオンライン広告への応用といったリスクの高いAIの利用には事前の評価が求められるもので、テック企業への大きな影響が予想される。さらに、こうした動きが世界的に広がる可能性も指摘されている。”(WIRED.JP)
▼ 参考情報:”「AI規制の世界基準に」” (日本経済新聞 -FINANCIAL TIMES)

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執筆: Hiroko T 広報・マーケティング