ベネッセの福島復興支援のまとめ

国内教育事業を展開しているベネッセは、「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」とはじめとする通信教育講座、学校向け教育事業や学習塾・予備校事業、子ども向け英語教室事業など、様々な教育事業に取り組んでいます。また、人々に寄り添う企業として、東日本大震災の復興支援にも力を入れています。では、ベネッセ独自の復興支援には、どのようなものがあるのでしょうか。

教育の場を提供

ベネッセでは、事業活動を通じて社会貢献していきたいという想いから、教材の無償提供や物資支援、情報発信などを行っています。教育や子育ての側面では、長期的な支援が必要不可欠です。そこでベネッセは、「ベネッセ子どもの未来応援プロジェクト」として子どもたちへ学ぶ機会や子育て支援を実施しているのです。

東日本大震災における被災地の子どもたちの支援としては、義援金・募金活動をはじめ、地域復興の担い手になっていく子どもたちの成長を踏まえた取り組みを行っています。ベネッセ社員による学習支援や、「しまじろう」の被災地訪問、遺児・孤児の支援なども実施しています。ベネッセの事業を最大限に活かした支援活動は、多くの被災者の励みとなっていることでしょう。

みちのく復興事業パートナーズ

ベネッセは、東日本大震災の被災地で、復興に取り組む次世代リーダー支援「みちのく復興事業パートナーズ」に参画し、現地の復興に取り組んでいます。みちのく復興事業パートナーズは、未来を担う東北のリーダーを企業同士で力を合わせ、支援していくことを目的にしています。東北が自立的に復興できるよう、企業が協力して支えていくというものです。

現地の様々なニーズを踏まえ、企業間連携して長期的に復興に取り組んでいけるよう、次世代リーダーや団体を支えている活動なのです。ベネッセは独自の復興支援に取り組むだけでなく、企業間との連携が重要になる支援活動にも参画することで、幅広い支援を続けていこうと考えているのはないでしょうか。

ベネッセの東日本大震災の復興支援活動について紹介してきました。国内教育事業を幅広く提供しているベネッセは、子どもたちへ学びの場を提供したり、教材や学用品の無償提供を行ったりするなど、独自の支援活動に力を入れています。また、ベネッセ募金を通じた支援やみちのく復興事業パートナーズにも参画し、幅広いニーズに応えるべく取り組んでいるのです。数多くの企業が復興支援を実施していますが、ベネッセのように事業を活かした支援を行う企業の存在は、被災者にとっても心強い存在であると言えるでしょう。

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