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消しゴムはんこ、狭い部分の余白処理にはコレをつかう!

こんにちは。リスタンプ工房のtanakaです。消しゴムはんこを彫っていると、どうしても「余白の処理」をどうするかという問題に直面します。

はんこの「フチの部分」であれば、デザインナイフなりカッターナイフを平行に入れていけば、その刃がはいる箇所であればある程度きれいに仕上がりますよね。(これもこれで難しいんですが…)

でも、図案の線と線に囲まれた間の部分はどうしましょうか…

余白処理2

この写真はずいぶん昔に彫ったものの余白部分ですが、けっこうガタガタ…。せっかく仕上げた消しゴムはんこ、余白部分含めた印面もキレイな方がいいですよね。もしあなたがそれを販売されているならば、なおのことです。

余白をきれいに処理する時には、ぜひこれを使ってみましょう!

余白処理3

三木章刃物「彫刻刀ハイス鋼 カマクラ曲型2mm(極浅丸曲)」
これが大変使いやすいので紹介します。

写真 2020-05-17 13 31 18

1.全体像
持ち手は約18cm。写真右の一般的な(小学校でも使っていたタイプ)彫刻刀と比べると、かなり長い印象です。その分、鉛筆持ちをしたときに手の中で安定します。 

余白処理4

2.刃部分、横から
緩やかな上向きのカーブを描いております。

余白処理5

3.刃部分、裏面から
平らですね…。なので、キレイに印面が仕上がります。


冒頭でも上げましたが、カマクラ型彫刻刀でしあげると、ここまでキレイに仕上げることができます。

余白処理1

一般的な彫刻刀の使い方で、大丈夫。
刃の種類がミリ単位で何パターンあるようですが、ぼくは「2mm」タイプを使っています。細かいところまで行き届き、非常に使いやすいです。

また、購入しようとすると、刃の幅ごとに商品がいろいろ出てきます。
しかし使われているサンプルの写真が、その求めている2mmの太さのものが使われていないケースが多いです何故か。
↓こういう感じで…。

余白処理7


なので、購入する時に求めているものと違うものが届きやしないか、少し怖いんですけど、勇気を持ってクリックして大丈夫です。

ちなみになんですが、検索するタイミングで取り扱いに差があります。同じ品物でも値段が様々です。

例えば「楽天市場」だと…こんな感じです。
↓↓
三木章刃物「彫刻刀ハイス鋼 カマクラ曲型2mm(極浅丸曲)」

また、余白の処理には「余白サラエ」という広い部分の余白処理に特化した刃物もあるのですが、こちらは手に入れ次第また紹介できればと思います。



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