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サッカーほど危険なスポーツはない。【2023年アジア大会】

2023年アジア大会サッカー男子 対北朝鮮

そもそもサッカーに於ける悪質ファールは、ピッチでごく一部のフェアプレー精神に欠けた選手が行うものである。だがチーム全体での悪質ファールが実際に起こった!

2023年10月1日に行われたアジア大会サッカー男子の準々決勝で、日本と対戦した北朝鮮の選手が反スポーツ的行為を繰り返した。
この試合で北朝鮮選手は、足を高く上げたスライディングや後方からのタックルなど悪質で危険なプレーを連発。また、日本のスタッフから給水ボトルを強引に奪い、拳を振り上げて威嚇するような行為をするなどし、合計6度のイエローカードを受けた。 イエローカードではなく明らかにレッドカードのケースもあった。
試合後の記者会見で、北朝鮮のシン・ヨンナム監督は「何人かの選手は興奮を抑えられなかったが、そもそもサッカーはエキサイトするものだ」と語った。

サッカーはエキサイトするもの、エキサイトすれば悪質、危険ファール、非紳士的行為や蛮行は当然とする思考である。
まずサッカーの技術・戦術を学ぶ以前に、人としてのあり方から学んでもらいたい。北朝鮮だからなんでも許されるのではない。ごくごく普通の事を学んでほしい。

かって北朝鮮代表のキャプテンを務めた金 光浩(キム・グァンホ、김 광호、1955年12月9日 - ) という天才プレーヤーがいた。
1985年FIFAワールドカップ(1986メキシコ大会)アジア予選で日本代表を苦しめた選手である。天才的なプレーヤーでありファールをしない選手でもあった。
引退後は指導者として高崎(JFL)の監督も務め、北朝鮮代表コーチ時代は 44年ぶりのワールドカップ本大会出場に貢献した。今回のアジア大会日本戦での祖国の蛮行を金 光浩氏はどの様な思いで観戦しただろうか!

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