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住む場所と働く場所を”and”で選べる時代

RESORT WORX編集部です。今回は、AI医療機器スタートアップのアイリス株式会社でCOOを務める田中大地さんに、沖縄でのワーケーションについて話を伺いました。

Twitter:@healthcareITSG

ーーワーケーション自体は今回が初めてでしたか?

私は過去に5〜6回ほどワーケーションの経験があったのですが、今回は学会への参加予定に合わせて、3週間ほど沖縄でワーケーションをすることにしました。
沖縄でのワーケーション自体は2回目だったので、前回の経験を生かして充実した日々を送ることができたと思います。

ーーどのようなスケジュールで過ごしたのでしょうか。

まず初日に学会に参加して、翌日からさっそくワーケーションを始めました。この日は月曜日で、午前中にMTGをしたあとに、リゾートワークスに相談して宿泊予約をしていた「コンドミニアムホテル モンパ」がある北谷(チャタン)エリアに移動して、 愛読しているトラベルマガジンシリーズの沖縄版『d design travel okinawa』を片手に仕事をしました。このシリーズは、一般的なガイドブックには載っていないような、その地域の歴史や文化などの情報を深く知ることができるので以前から愛読しているんです。

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ランチは「O’s House」でステーキをいただいて、それからレンタカーを借りてブルーシールアイスクリーム牧港本店に寄ってから、ホテルにチェックインしました。

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ーーホテルはいかがでしたか?

部屋からは海が一望できましたし、スタッフさんの雰囲気がとても良くて何を話しかけてもホスピタリティを感じたので、居心地がとても良かったです。
夜は「きんぱぎんぱ」で食事を済ませて、その翌日からも引き続きワーケーションを楽しみました。

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ただ、この日あたりから台風の影響で天候が悪くなったので、近くのお店でかったホットドックをテイクアウトして、基本的には終日ホテルにこもって仕事をしていました。北谷にはアメリカンビレッジというエリアがあって、ここにはテイクアウトが可能な飲食店がたくさんあったので食事には特に困らなかったですね。ホテルで自分で料理をすることもできるので、食材を買い込んで自炊することもありました。

ーー自炊もできるのは良いですね。沖縄グルメは召し上がりましたか?

次の日に、リゾートワークスの高木さんからオススメされた「ポーたま」を買ってみたんですが、想像以上に大きくてびっくりしました(笑)。

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午後は半休を取って、雑貨・家具店の「D&DEPARTMENT OKINAWA」まで買い物をしに行きました。このお店には沖縄限定のグッズや可愛いアイテムが豊富に揃っているので、ぜひ立ち寄って欲しいです。

その後はアメリカンビレッジ内にある「ミハマ7プレックス」で映画を観たのですが、館内で飲める地域限定のクラフトビール「チャタンビール」がとても美味しかったですね。長期滞在の良いところは、旅行という感覚ではなくて「生活の延長」のような感覚で日常を楽しむことができる点だと思います。ちょっとした旅行だったら、旅先で映画を観る機会なんて滅多に無いですからね(笑)。

ーーそれは長期滞在ならではの楽しみ方かもしれませんね。

翌日のワーケーション4日目からはホテルを移動して「ココシャスモンパ」に宿泊したのですが、広いテラスと大きなお風呂があったのは嬉しかったです。仕事環境も整っていて、長期滞在にはぴったりの宿でした。
この日は仕事をしながらタコス専門店の「メキシコ」で昼食をいただいたり、再び「きんぱぎんぱ」で夕食をいただいたりしながら過ごしました。

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その翌日は「ALLY's 沖縄北谷」でハンバーガーをいただいたのですが、新鮮かつ豊富な種類の野菜が並ぶサラダバーは嬉しかったです。ワーケーションをしていると、意識して食事をしないと栄養バランスが崩れてしまうんです(苦笑)。
夜は再び映画を観に行って、夕食は買ってきた食材を使ってホテルで料理をしました。

次の日は本島の最終日で、天気がようやく回復してきました。土曜日だったので、星野リゾートが運営している「バンタカフェ」でくつろぎながら仕事をしたのですが、雰囲気のわりに値段がお手頃で、とても快適に過ごすことができました。
その次に伺った「CAPE ZANPA DRIVE-IN」というカフェも適度に空いていて、仕事をするにはぴったりでしたね。

ーーカフェなどで沖縄気分を味わいながら仕事ができるのもワーケーションの魅力のひとつですよね。翌日は本島からどちらに移動されたのでしょうか?

ワーケーション7日目はホテルをチェックアウトして宮古島に移動しました。Re:sort@OKINAWAコーラルパスに含まれている離島便分を利用することができたので良かったです。
ここで宿泊したホテルは長期滞在向けの「ウェルネスヴィラ ブリッサ」でしたが、ワーケーションプランの場合はデスクとチェアを無料で貸し出してくれますし、キッチンの設備も整っていたので、基本的には自炊で食事を済ませながら快適に過ごすことができました。

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その翌日からは天気がとても良くて、朝一で海に入ってから仕事を始めたり、日中はホテルのテラスでリゾート気分を味わいながら仕事に集中することができたりと、本当に満足なワーケーションができたと思います。特に、海は驚くほど澄んでいて、魚やサンゴに圧倒されましたね。
ワーケーションプランには「シギラ黄金温泉」の無料券もついていたので温泉も堪能できましたし、幸せ過ぎました。

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ーーたしか、その頃からゴールデンウィークに入りましたよね?

12日目まではそのような生活を過ごして、その翌日から長期連休に突入したんですけど、実は特に予定を決めていませんでした。東京に戻ろうかとも思ったのですが、せっかくなので宮古島から本島に戻って、「ネストホテル那覇久茂地」に宿泊をすることにしました。
私が宿泊した時は一泊3,500円くらいだったのですが、コストパフォーマンスが非常に高かったです。ラウンジで快適に仕事ができましたし、フリードリンクでしたし、部屋もとてもきれいで、同じクラスの別のホテルだったら1万円くらいはするんじゃないかなと。
その日の夜は「うりずん」で美味しい料理と泡盛をいただいてホテルに戻りました。

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ーー観光も楽しまれたのでしょうか?

14日目は「ガンガラーの谷」で行われているガイドツアーに参加をして洞窟探訪したんですが、スタッフさんのトーク力が高くてとても楽しめました。あとは沖縄県平和祈念資料館にも足を運んだり、「浜辺の茶屋」でお茶をしたりしながら戦争と平和について考える一日を過ごして、宿泊予約をしていた「Sunset Zanpa」に移動しました。

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アパートタイプの宿で、設備は若干古さを感じましたが、連休真っ只中にもかかわらず一泊6,000円程度で宿泊できましたし、スタッフさんの対応がとても気持ちよかったので、結局5連泊することにしました。

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翌日から最終日までは、早朝に散歩をしたり、近くにあるパン屋さん「おとなりや」やカフェを巡って沖縄グルメを味わったり、シュノーケルグッズを持って何箇所もビーチを回ったりして過ごしました。特に日航アリビラ近くのシークレットビーチは魚がたくさんいたのでオススメですし、食事に関しては「CAPRICE」や「がじろう飯店」はぜひ足を運んでみて欲しいですね。

ーーありがとうございます。最後に、会社経営者としてワーケーションをどのようにお考えか教えていただけますでしょうか。

昔は住む場所と働く場所は「or」だったので、どちらかを選んだらどちらかを妥協しなければならないことも多かったのですが、今は住む場所と働く場所を「and」で選ぶことができる社会的な土壌が徐々にできてきたと思います。
まず経営者である私が率先してそのような働き方を実践することで、会社全体としてもそのような空気を醸成して、働きやすい環境づくりに力を入れていきたいと考えています。

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