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移住とWell-Beingな暮らし

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Well-Beingな暮らしを希求して移住を考えている人、移住後にも引き続いてWell-Beingライフ実現の姿を探索している人のためのコラム集です。伊東市・伊豆高原をケーススタ…
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#イチゴ

私と夏いちご

コラムニスト Dancingdoll 4月末に夏いちごの試験栽培に挑戦してみませんか?という記事が伊豆新聞に小さく載った。 夏に苺が採れるなんて面白そうと軽いノリで参加。実はとてもまじめに本格的なミッションを持っていることに気づき場違いな自分にどうしようと焦り、気持ちはあとずさりした。 でも自分で育てたイチゴでスイーツを作ってみたいという気持ちが勝りにわか苺農婦に。 育てる中で一番感じたのは子育てと共通することが多い、というよりそのまま。成長過程でほかの方のアップした苗

『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』連載コラム 第1回 めざす早期リタイア

いとう・住もうPT(移住促進官民共同プロジェクトチーム)の山本座長に 『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』と題して、連載コラムをお願いしましたが、いよいよ以下の通り第一回が始まりました。 連載コラム第1回 めざす早期リタイア 1978年、当時32歳、米国のフィラデルフィアに滞在中に、米国人の同僚たちが夕方5時には家に帰り、ガーデニングや家屋の増改築など本格的なDIYを楽しみ、夜8時に家族がみなそろって食事をする。しかも50歳でリタイアすることを目標にしているのを身近に見ま

夏イチゴ試験栽培 活動ミッションはリゾート型の菜園ライフ作り

伊東市のいとう・住もうPT(移住促進官民共同プロジェクトチーム)(こちらをクリック)と、ITO学びラボ(こちらをクリック)の活動と連携して、夏イチゴの試験栽培プロジェクト2023が同年4月に始動しました。 国内で流通している主要イチゴは促成栽培の冬春イチゴですが、夏イチゴとの栽培時期の違いについては、以下をクリック。 夏イチゴの試験栽培2023の狙い狙い① 『伊東・伊豆高原は、夏イチゴの栽培に適しているか?』栽培検証 伊東・伊豆高原では、家庭菜園以上、副業農業以下(半農

夏イチゴ試験栽培2023 4-5月:着果負担に耐えられる丈夫なイチゴ株は育てられるか?

信州大の栽培ガイド資料「信大BS8-9 h品種特性と栽培指標」信州大学農学部 蔬菜花卉園芸学研究室 2013 年 3 月に、掲載されている参照草丈データと、伊東市・大室高原(ビニールハウス)での草丈の実測値の推移を下図に示す。 4-5月で、長野と伊東市・大室高原の栽培環境の顕著な違いは夜間最低温度 気象庁アメダスの最高温度、最低温度の4-5月のデータを参照すると 日中ハウス内温度は、3区共にいちごの最適栽培温度(18-25度)と想定されるが、伊東市大室高原と長野県区/信大区

夏イチゴ試験栽培2023  5月生育状況 驚きの早期収量の立ち上がり

5月1日、20g粒の早期収量開始、夏イチゴの試験栽培で想定外の早さ 4-5月:伊東・伊豆高原のビニールハウス内の株の成長は早い 信州大の栽培ガイド資料「信大BS8-9 h品種特性と栽培指標」信州大学農学部 蔬菜花卉園芸学研究室 2013 年 3 月 では、定植から数十日(45日間の記載あり)は株の成長を優先するために、花房を摘除することを推奨している。 但し、信州大の試験栽培の長野県と、伊東市・伊豆高原の気候の違い(特に日中最低温度の著しい違い)があるためか、ビニールハウ

夏イチゴ試験栽培2023 栽培環境続き

当初から最大の課題は、真夏の高温対策夏イチゴ試験栽培では、長野県で夏イチゴ栽培をしている生産者を訪問し、栽培環境(特に真夏の高温対策)についてお話をお聞きした。 冬春いちごの農家としては、設置装備に馴染みのない対策を取っていた。具体的には、以下の様に、ビニールハウス内で取りうる様々な設備を装備していた。  ●「ミスト機器」によるハウス内冷却、適宜運転 ● 自動開閉の内張り遮光カーテン、午前11時頃からの日中最高温度時間帯    の遮光によるハウス内温度低下 ● 点滴チュ

Farm to Table : リゾート地で農園・パティシエ・スイーツ店舗・宿泊施設・食卓を繋ぐ「芳醇な食のバリューチェーン作り」

夏イチゴ試験栽培2023 で挑戦したいこと Farm to Table: リゾート地内での食のバリューチェーン作り 農園で収穫された農産品は、様々なフードバリューチェーン(生産・加工・流通・小売)を介して、食品・料理という形でわれわれに提供されます。フードバリューチェーンは、Farm to Table: 農園から食卓までの食の価値の流れを指しますが、以下の2つの役割を担っています。 ・ 食料安定供給のための『大きなフードバリューチェーン』 過去20年以上にわたり、国内の食

四季折々マイガーデンからの贈り物①

試験栽培の夏イチゴで、レアチーズのデコレーション          コラムニスト Dancingdoll (クリック) 伊豆で夏いちごを❗️の試験栽培に参加して2ヶ月半、やっとすこしまとまって収穫できるようになりました。 たくさん採れたら作ってみたかったレアチーズケーキのデコレーション。 タイミングよくブラックベリーをいただいたのでベリー尽くし! ジュンベリー、ストロベリー、そ

四季折々マイガーデンからの贈り物②

マイクロサイズの夏イチゴを使ったデザートピザ コラムニスト Dancingdoll クリック 我が家のイチゴは数はそこそこあるのですがマイクロサイズ! 5ミリ幅にスライスして残ったイチゴは、一つしか残っていなかったザッハトルテをカットしてプリン型に詰めてイチゴを散らしてみました。使ったいちごは大小合わせて10個!土台のピザは20cm。 四季折々マイガーデンからの贈り物③ イチゴをシートにしたロールパン 記事は、こちらをクリック

四季折々マイガーデンからの贈り物③

イチゴをシートにしたロールパン コラムニスト Dancingdoll (クリック) 夏いちごの試験栽培から3ヶ月半、最近の収穫は市場には出回らない3から5gの小粒ばかり。FBでシートにしてパンに巻き込むロールパンを見て応用。 彩もなかなか綺麗で口の中にイチゴの香りが広がり、ふわっと鼻から抜けていく。 NHKであまおうの栽培農家の方が、孫の通う保育園の先生に、孫が喋ると甘いイチゴの香りがして他の子達が羨ましがるから朝は食べさせないでと言われたと苦笑いしながら話していたのを思い出

四季折々マイガーデンからの贈り物④ 伊豆の蜂蜜とドライいちご

コラムニスト Ms. Dancingdoll 今日は2ヶ月ぶりの地域のお茶会。毎月1回、午後のひととき、地域に住む住人たちが集い、お茶を飲みながらおしゃべりに花を咲かせる。時に簡単な体操を入れたり、歯や足の健康についてのお話を講師を呼んで伺ったり。さりげなくお互いの安否を気遣う。 お茶菓子にザッハトルテを焼いた。伊豆高原で蜜を集めた日本ミツバチの蜂蜜、富戸のハウスで育った紅ほっぺのドライいちご🍓は生地にも練り込み、飾りにも。なんと贅沢なザッハトルテ! ほんの一口サイズだけ

四季折々マイガーデンからの贈り物⑤ 薔薇のジャム🌹

コラムニスト Ms. Dancingdoll 毎年5月に開催されるオープンガーデン。自宅の庭を開放して訪れたゲストたちにはその場で葉を摘んで香り豊かなハーブティーでもてなす。私も常連の1人。 その友人から庭で咲いた薔薇から作った薔薇ジャムが届いた。蓋を開けると馥郁としたかほりが食卓に広がる。 焼き上がったばかりのフォカッチャにクリームチーズと一緒にたっぷりつけていただく。とっておきのパンのための紅茶の封を切って香りたつミルクティーと共に香りの二重奏に包まれた幸せな週末の朝