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楽天モバイル0円撤廃。移行先を考える。

最初に結論。

 楽天Linkのカケホで問題なければ継続利用、通話しないならpovoが最適解。

 以下はうんちくや料金プランの考察になるので、物好きだけご覧いただければと。

フリーライダーは長続きしない。

 昨年4月に1GBまでの利用なら0円、20GB超過後はどれだけ利用しても3278円と言う大胆なプランを打ち出し、携帯電話業界に衝撃を与えたRakuten UNLIMIT VIだが、7月から最低料金が1078円となる。

 経過措置として4ヶ月間はポイント付与により実質0円運用が可能ではあるものの、mineoのパケット放題Plusの組み合わせによって1265円〜でカケホ+中速無制限のドリームプランは呆気ない終わりを迎えることとなった。

 500MBまで0円の0SIM by so-netよりも短命だったことを考えると、やはりフリーライダーは肩身が狭いながらも細々と寄生するくらいが丁度良いのであって、1年間正規料金無料で、その後は殆どデータ通信しなければ無料で維持できるMNO回線なんて夢のような時間は長続きしないのは自明の理であった。

Rakuten UNLIMIT VI+mineoからの移行プラン。

povo 2.0+mineo

povo 2.0
・かけ放題(1,650円)
・5分かけ放題(550円)
・トッピングなし(実質55円※)&My050などの通話料が安価なIP電話
※180日に1度トッピングが必要であり、最安の24時間データ使い放題を2回としても年間で660円の維持費は発生するため、660/12=55で算出。

mineo
・1GBプラン&パケット放題Plus(1,265円)

カケホ+中速無制限=2,915円
5分カケホ+中速無制限=1,815円
番号維持+中速無制限=1,320円〜(番号維持+中速ギガホ最安)

 mineoの申し込みは下記リンクを通して頂くと、双方に電子マネーギフトが贈られるため、身近に紹介者がいない場合はご活用ください。

Rakuten UN-LIMIT VII

カケホ+ギガ放題(3,278円)
カケホ+高速データ〜20GB(2,178円)

 カケホが楽天Link、楽天回線で問題なければ、povoにカケホをトッピングする場合と、mineoを解約して一本化する場合とで月額363円の違いしかなく、それであれば、いっその事、Rakuten UN-LIMIT VIIをヘビーユーズした方が満足度は高いと思われる。

 しかし、通信エリアが3キャリアよりも狭いことや、料金プランが1〜2年スパンで改悪される可能性を留意する必要あり。

引き続き楽天+mineoを利用する場合
・楽天 カケホ+高速データ〜3GB(1078円)
・mineo 1GBプラン&パケット放題Plus(1,265円)

カケホ+中速無制限=2,343円(カケホ+中速ギガホ最安)

ahamo(参考)

5分カケホ+高速データ20GB(2,970円)

LIBMO(株主優待ありき)+mineo

LIBMO株主優待利用時
・ゴーゴープラン
※表記は(優待利用=100株/300株)

カケホ(1,980円)
 優待利用=1,630円/1,130円

10分カケホ(1,320円)
 優待利用=970円/470円。

5分カケホ(1,100円)
 優待利用=750円/250円。

mineo
・1GBプラン&パケット放題Plus(1,265円)

カケホ+中速無制限=2,895円/2,395円
10分カケホ+中速無制限=2,235円/1,735円
5分カケホ+中速無制限=2,015円/1,515円(5分カケホ+中速ギガホ最安※)

 ※最安ではあるものの、優待を受けるためにはTOKAI HD(3167)を300株保有するための約27万円の投資元本が必要で、価格変動リスク並びに優待廃止リスクが伴うため、300円のためにわざわざ保有するのも考え物で、元々株を保有しているわけでもなければpovoが無難だと思われる。

 とは言え、5分カケホに+220円で10分カケホになるオプションは人によっては魅力的な場合がある。

 また、eSIM非対応のため物理SIMスロットが2つあるAndroidスマホでしか2回線をまとめられず、物理SIMスロットが1つしかないiPhoneなどを利用する場合、ポケットWi-Fiを併用するか2台持ちが必要と難あり。


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