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ユー・エス・エス(4732)優待。

単元数によって優待が変わる銘柄。

 ユー・エス・エス(USS)は中古自動車の買取やオークション会場の運営会社で、権利確定月の3月、9月に、

1単元でQUOカード(500円分)

500円ですが半年毎に贈呈されるチリツモ優待。

5単元でVJAギフトカード(2,000円分)

10単元でグルメギフト(5,000円分)

 これらが贈呈されます。グルメギフトに関しては100単元(1万株)以上の保有で1万円相当にグレードアップしますが、少額で優待を楽しむ個人投資家には縁のない話です。

 また、500株保有時のVJAギフトカードの場合は利回りが低下するため、優待利回りを考えて、コスパ良く保有するのであれば最低限の100株か、大口の1,000株かと言った両極端な選択になります。

言わずもがなの連続増配株。

 個人的に中古自動車という業種から、将来に渡り事業が成長する類の企業という感覚は薄いのですが、2000年3月期の1株あたり配当0.5円から今日に至るまで増配し続けている、連続増配株ランキングで5本の指に入る銘柄で、連続増配株の中では高配当な部類に入ります。

 21年3月期には疫病の煽りを受け、黒字ではあるものの殆ど利益が残らない状況下で、タコ足配当となってでも0.1円増配する意地を見せた銘柄でもあります。これを減配しない安心材料と取るか、他社との我慢比べでいつか破綻すると取るかは個人の判断に委ねます。

 市場はこれを嫌気売りした側面も見られましたが、私はその時期に自動車メーカーの業績予想が芳しくないことを逆手に取り、地方では生活必需品である自動車を買う需要自体は消滅しないと言う前提のもと、今まで新車を買っていた層が、疫病による給与カットなどの煽りで、一定数は中古自動車に流れて業績がV字回復すると推察して保有に至りました。

 結果は予想通りだったので、もっと保有しておけば良かったと、最近の株価を見て思っている今日この頃です。

最後に。

 投資は自己責任です。あくまで私個人が投資しているものを紹介しているだけなので、内容を鵜呑みにせず、参考程度にして頂けると幸いです。未来は誰にも分かりません。自分の頭で考えて納得した上で、身銭を投じて頂きたいのと、特定銘柄を推奨しているわけではないことを予めご了承ください。


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