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人手不足との向き合い方

今日は「人手不足との向き合い方」というお話をしていきたいと思います。
少子高齢化の時代と何度も言われている中、やはり人手不足は否めません。
低価格サロンの方は中途採用が基本なので、求人に応募が来ないとまず話になりません。
そんな状況なので、求人に全体重をかけてコストをかけるのはあまり良い手ではないのは明らかです。
では、どこにコストをかけた方がいいかという話になるのですが、それは既存のスタッフにコストをかけるべきなのです。
要は「既存のスタッフを辞めさせないようにコストをかけろ」です。

来るか来ないかの求人に対して時間と労力をかけるより、既存のスタッフにどうアプローチをかけるか考えた方がコスパが良いです。
辞めさせないようにと考えるとだいたいは待遇を良くするとなるのですが、待遇=お金ではなさそうなのが現状です。
本当にお金で働いているのであれば、完全歩合制のお店はInstagramなどに求人を載っける必要なんてないはずです。
ところが、現状は求人の広告ばかりですよね。
ということは、お金は働く理由としては弱いのかもしれません。
今の時代の働く世代は、ある程度生活に余裕ができるくらいの収入があればいいのかもしれませんね。
そうすると、他に働く理由として考えられるのは、環境や人です。
環境はその周りにいる人でコロコロ変わるものと自分は考えていて、そうすると他に影響を与えつつ不変なのは「人」です。
「人」と「人」をどう繋げるかが辞めさせない環境づくりには重要だと考えられます。

実際に今、退職希望のスタッフとやり取りをしているのですが、辞めさせたくない一心でスタッフの考えを否定から入ると話を聞いてもらえません。
なので、肯定しつつ相手の不安要素を明確にして退職への考えに揺さぶりをかけるという作戦をしていました。
ただ、これだと不安要素を明確にするだけで、向き合わせることができませんでした。

相手に不安要素を考えさせることぐらいのアプローチしかできないと思っていましたが、サブマネージャーのアプローチがなるほどなぁ~というこれぞ人の繋がりというものでした。
そのアプローチは、退職にあまり触れずにスタッフの心労の方の話をするということです。
人間誰しも、仕事に対して前向きにできる日もあれば後ろ向きな時があります。
しかし、プロでお金っをもらっているのでお客様にはバレてはいけません。
でも同業者ならなんとなくわかりますよね。
そうです!サブマネージャーはそこをうまく使っているそうです。

「たまたま仕事ぶりを見たら、以前と雰囲気が悪い方に違っていたから何かあったのかな?と思って声をかけたんだよね」

退職の話にはあまり触れずに仕事に対して悩みがあるのかどうか聞けば、悩みがあれば仕事の相談を聞けるし無ければプライベートの悩みなのかわかります。
この時、注意点が一つあります。

それは解決しようとしてはいけないです。

解決しようとするとあたり前ですが、正論しか出ません。
相手はその正論の行動をしたくないので悩んでいるんです。
正論がいくら正しくても、相手からしたらグーで殴られているようなものです。
そんな殴ってくるような人の話なんて聞きたくないですよね?
だから、否定も肯定もしない。ただ聞いてあげるんです。
それで退職を止めることなんてできないでしょう。
しかし、再就職の候補には上がるかもしれません。

退職希望だからといって何もせずにいたら、そこで終わりです。
人手不足との向き合い方で考えてみてほしいのは、少子化で働き手が少なくなってきているのがわかっているのに求人にコストをかけるべきなのか?です。
それよりは既存スタッフに声がけや気を配りをして「人」の繋がりにコストをかけてみてください。
退職理由は人それぞれですが、それを後押ししている環境は改善できるのでそっちにコストをかけて、人手不足と向き合っていきましょう。

向き合い方一つで生存確率は上がるよといったそんなお話でした。

短命美容師の生存戦略 カワシでした。
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