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その仕事をする理由を整理してみた
多くの人にとって仕事をする最も大きな理由はお金を稼ぐことですが、その次に来る理由はさまざまですね。以前、同僚とお酒を飲みながらそんなことを話したことがあります。
たくさんの情報が集まったら枠組みを使ってまとめる、という調査の原則があります。出てきた仕事をする理由を整理してみたら面白いのではないか、と思いました。整理する枠組みとしては5W1Hを使いました。
What
対象となるものが好きだから、この仕事をしている、という理由です。野球が好きだからプロ野球選手を目指す。選手にはなれなかったけど、野球に関する仕事なら何でもいいのでやりたい、といったケースですね。
野球で考えてみても、選手以外に監督やトレーナー、コーチ。道具を作るメーカーや球場で働くなど、視野を広げれば野球に関する仕事はいろいろありそうです。
Who
尊敬するこの人の下で働き続けたいとか、気の合う仲間で仕事をしたい、といった理由になります。職業を選ぶときに、人が軸になる、というものです。一緒に働きたいというのが一番の誉め言葉、という人もいますね。
今の仕事内容は面白くはないけど、一緒に働いている人たちがいい人たちだから仕事は続ける。というのも、消極的かもしれませんが、Whoに分類されそうです。
また、子どもを相手にしたいから保育士とか、お年寄りを相手にしたいから介護士、といったケースも、このWhoにあてはまりますね。
Where
場所が理由となっている人たちです。例えば、東京で働きたいとか、地元で働きたい、といったことになります。若いうちにとにかく東京で働いてみたい、という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
なるべく家のそばで働きたい、というのもありそうですね。例えば、実家で親の介護をしており、実家から通える範囲で仕事を探す、ということはありそうです。
When
子どもが学校に行っている間に働きたいとか、逆に就業時間に縛られず成果主義で働きたい、といった理由です。仕事の時間が大事、という人たちです。
時間の自由さが欲しいために、田舎に住んでフリーランスのデザイナーとして仕事を請け負う、という人は、テレビ番組で特集されそうですよね。
How
ある特定の技能を磨きたいという理由がHowになります。例えば、伝統工芸などで特殊な技術を磨き続けたい人は、このHowに分類されます。他にも営業スキルを磨いて営業代行をしている人やプロ経営者も、このカテゴリーかもしれませんね。
ここまで情報を整理してみて、枠組みの外側に分類されるものはないだろうか?ここまで出てこなかったWhyは、どのようなものになるのだろうか?これらの枠組みで整理できたら、会社の人事で活用できることはないだろうか?といったことを考えてみると、さらに発想が広がりそうですね。
たくさんの情報が集まったら枠組みを使って整理してみるのを、仕事をする理由で試してみました。
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