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【社団法人事務局お悩み調査】約3割のスタッフが「入金確認に時間がかかる」と悩み「1週間以上」かかることも

今回は、「社団法人事務局お悩み調査」に関する調査の配信です!

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調査概要

調査概要:社団法人事務局お悩み調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®️」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月20日〜同年6月22日
有効回答:一般&公益社団法人事務局勤務のスタッフでクラウド型会員管理サービスを利用したことがない方100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

Q1:社団法人事務局での業務、約4割が「入金確認作業の時間」に課題

 Q1.あなたがお勤めする社団法人事務局では、どのような業務上の悩みを抱えていますか。(複数回答)

・手作業での会員情報の登録・変更が手間:35.0%
・入金確認の作業に時間がかかる:27.0%
・郵送物の印刷・発送に時間とお金がかかる:24.0%

・未納者への督促に手間がかかる:22.0%
・メール送信業務:19.0%
・振込用紙の発送に時間がかかる:17.0%
・会員からの状況照会の問い合わせ対応:10.0%
・その他:1.0%
 ー51歳:各員が業務そのものを理解していない
・特に悩みはない:26.0%
・わからない/答えられない:7.0%

Q2:他にも「依然として紙ベースの事務処理が多い」や「通知文書等の整理や探す手間」などの悩みも

 Q2.Q1で「特に悩みはない」「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q1で回答した以外に、お勤めする社団法人事務局で抱える悩みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・63歳:依然として紙ベースの事務処理が多い。
・38歳:通知文書等の整理や探す手間。
・57歳:名簿管理。事業部をまたいで参加されている会員の所属変更に漏れが多い。
・63歳:人手不足。
・60歳:デジタル化に、遅れている。
・53歳:請求書の作成、発送業務に手間がかかる。
・44歳:事務作業が煩雑。
・60歳:会員や顧客向けのアンケートの入力が手入力であり、手間がかかる。

Q3:「入金確認の作業」に、約3割が「5日以上」かかった経験あり

 Q3.Q1で「入金確認の作業に時間がかかる」と回答した方にお聞きします。実際にどれくらいの時間がかかっていますか。最も時間がかかった時の時間を教えてください。

・1日~2日程度:37.1%
・3日~4日程度:33.3%
・5日~7日程度:22.2%
・1週間~2週間程度:7.4%
・2週間~1ヶ月程度:0.0%
・1ヶ月~3ヶ月程度:0.0%
・3ヶ月以上:0.0%

Q4:過去にクラウド型会員管理サービスの導入を検討した企業はわずか20.0%

 Q4.あなたは、クラウド型会員管理サービスの導入を検討したことがありますか。

・ある:20.0%
・ない:67.0%

・わからない/答えられない:13.0%

Q5:導入を検討する際に重視した点、「サービスの金額」、「セキュリティの強度」がそれぞれ65.0%で最多

 Q5.Q4で「ある」と回答した方にお聞きします。導入を検討するにあたりどのような観点を重視していましたか。(複数回答)

・サービスの金額:65.0%
・セキュリティの強度:65.0%
・導入実績:35.0%

・機能・デザイン性:30.0%
・導入までのスピード:30.0%
・サポートの有無:25.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

Q6:導入検討から導入に至らなかった理由、「月額コスト」が60.0%で最多

 Q6.Q4で「ある」と回答した方にお聞きします。クラウド型会員管理サービスの導入を検討したものの、導入に至らなかった理由を教えてください。(複数回答)

・月額利用料が高額だったから:60.0%
・導入にかかる初期費用が高額だったから:55.0%
・時期尚早だと感じたから:30.0%

・求めていた機能がなかったから:20.0%
・セキュリティ面に不安があったから:15.0%
・導入実績に社団法人がなかったから:15.0%
・導入後のサポートがないサービスだったから:15.0%
・導入までの手続きや準備が面倒だと感じたから:10.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

Q7:将来的にクラウド型会員管理サービス導入に40.0%が意欲

 Q7.あなたは、将来的にクラウド型会員管理サービスを導入したいと思いますか。

・非常にそう思う:10.0%
・ややそう思う:33.0%

・あまりそう思わない:20.0%
・全くそう思わない:15.0%
・わからない/答えられない:22.0%

Q8:事務作業を効率化することで、「新規サービス開発」や「業務の効率化で残業時間の削減」などに取り組みたいとの声

 Q8.Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。サービス導入後に、削減された事務作業の時間を活用してどのようなことに取り組みたいですか(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・48歳:新規サービス開発。
・63歳:業務の効率化で残業時間の削減。
・44歳:新事業を検討。
・53歳:事業の品質向上。
・60歳:会員や顧客情報の分析。
・31歳:会員を増やす工夫。
・49歳:人件費削減。
・61歳:他の作業の確認業務。

Q9:将来的にクラウド型会員管理サービス導入に意欲のある企業の約6割は、「3年以内」の導入を検討

 Q9.Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。クラウド型会員管理サービスを導入したいと考えている時期を教えてください。

・半年以内:9.3%
・1年以内:9.3%

・2年以内:18.6%
・3年以内:18.6%
・5年以内:0.0%
・5年より後:0.0%
・わからない/答えられない:44.2%

まとめ

 今回の調査では、社団法人事務局での業務において、スタッフの約4割が「手作業での会員情報の登録・変更」、約3割が「入金確認作業の時間」に課題を感じていることが明らかになりました。入金確認の作業に「5日以上」かかった経験がある方が約3割もいることから、アナログ業務によって多くの工数が割かれてしまっているようです。

 多くが手作業・紙ベースでの仕事に課題を感じているものの、「月額コスト」や「導入にかかる初期費用が高額」がネックとなり、クラウド型会員管理サービスの導入を検討した企業はわずか20.0%しかいない結果に。ただし、クラウド型会員管理サービスの将来的な導入には約4割の企業が意欲を示しており、そのうち約6割が「3年以内」のクラウド型会員管理サービスの導入を検討していことから、現時点では導入にハードルを感じているものの、今後早急に対応していきたいという意向が浮かび上がる結果となっています。

 決済確認から会員管理まで事務局の業務は多岐に渡りますが、未だ紙媒体での管理、手作業での対応が主流になっています。その一方で、今回の調査では業務課題を解決すべく、数年以内のクラウド型会員管理サービス導入を検討している社団法人が多いことがわかりました。近年様々な業界でのDX推進が叫ばれていますが、社団法人においても、月額コスト・初期費用が抑えられるサービスを活用しデジタル化の第一歩を進めていくことが、事務局運営の効率化につながるのではないでしょうか。

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