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雪、狂気。

 寒中休み真っ只中のみんな! 最近暮らしはどうかな? おうちの中で暖かく過ごしているかい?

 え? そんなのない? あんれまぁ😢

 先月ババアが教えてくれたのだが、長野県の、子供の夏休みはとても短いのだという。お盆が終わったら、夏休みは終了。まだ8月だと言うのに2学期(後期?)がスタートする。それを聞いて、私はちょこっと疑問に思っていたことに合点がいった。確かに8月なのに通学路に子供が多いなと不思議に思っていたからだ。

 何故かというと、長野県の学校には“寒中休み”という休みがあるからだ。どんな休みかと聞かれれば、その答えは字面の通りだ。寒いから休む。それ以上でも以下でもない。

 昔は寒中休みが、寒さのピークの時期に1から2週間設けられていたため、その分夏休みが少なかったのだ。カリキュラムは消化しなくてはならないからね。地域差に合わせて調整されていたというわけだ。しかし今は廃止されて、夏休みが短いだけだ。

 おいたわしや。

 そう、もう日本全国が東京のタイムスケジュールで動いているからね。管理のしやすさと言うメリットがあるが、細かい部分は犠牲になっている。チェーン店なんか特にそうだよね。冬に誰も来ないような地域では、他の商店は閉まってる中、チェーン店からは煌々と明かりが漏れているのを目にする。東京の営業時間で開き、閉まる。

 まぁね、グループの1拠点である以上、予算が振り分けられノルマも課せられているわけだからやらざるを得ないのだろう。もちろん大資本の傘下に入るメリットだって莫大なのだから、仕方ない部分はあるが、なんだか世知辛いね。

 だから、今日も国道19号は足元の悪い中、出社する人々でごった返しているのだ。


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