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番外編! 今だからこそV-RESAS

ここ数日、新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向だったので、人の流れがどうなっているのか、V-RESASを使って調べてみました。

データ提供:Agoop

これは7月5日、6日の2日間の全国主要駅の15時時点の前週比の人出の状況です。

これを見ると、7月6日に関しては一部地域ではプラスになっている駅もありますが、マイナスの駅の方が多く、5日に関しては、多くの駅でマイナスとなっています。

これを見る限り、現段階でも既にやや人手が抑えられつつあるような印象を受けます。
(先ほど、大宮駅前を通ったのですが、人手が減っているような感じがしました:7月7日 16:30頃)

また、今日のニュースでは、AI予測ではありますが、8月中旬には東京都内で1万3千人なんていう予測も出ています。

ということは、今後、残念ながらではありますが、人の動きは数日前までの状況よりは減ることも予想されます。

これは、先ほども言いました通り、良い悪いの問題ではなく、私が言いたいのは、これらデータを事実として捉え、今後の展開を冷静に判断していくことが必要なことではないか、ということです。

そんな時に、簡単に有効に使えるのがV-RESASだと思います。
まずは、こちらのデータをご覧ください。

出典:ナウキャスト、株式会社日本経済新聞社「日経CPINow」

このグラフは、POSレジにより集計された売上情報をもとに、売上高の変化を2019年同週比で表しています。

今回は、分かりやすいところで「パスタソース」「即席カップめん」を抽出しております。

緑と黄色の折れ線グラフが、それぞれの2019年(新型コロナウイルス発生前)同週比の売上高変化を表していますが、グラフ上に薄っすら見えている棒グラフは、「新型コロナウイルスの新規陽性者数」となります。

これを重ねて見ると、気づくことありませんか?

お気づきの方も多いと思いますが、「パスタソース」「即席カップめん」と「新型コロナウイルスの新規陽性者数」の動きが連動し、その動きがパターン化されています。

つまりは、新規感染者が増え始めると、これら商品の需要は高まることが、過去のデータからは読み取れます。
(家で食事をする方が増えるという予測)

勿論、今回も全く同じ動きをたどるかといった確証はありませんが、こういった動きを見ることで、ある程度の予測ができ、それに基づいた行動が取れるのではないでしょうか?

皆さんも、過去の経験の中から、何となく感じていたかもしれませんが、データで読み解くことで「何となく」ではなく、ある程度精度高く予測が立てられるようになると思いますよ。

ぜひぜひ、こういう時だからこそ、V-RESASを使ってみてはいかがですか?

ちなみに、過去に同じようなものですが、投稿した内容もありますので、ご参考までに。

また、V-RESASの概要については、こちらをご覧ください。


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