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鳥とわたし

わたしは酉年生まれだけど生まれつき鳥が好きということでは勿論なくて、原点は小学校の時の友達がセキセイインコを飼っていたのに影響されて、中学に上がったのと同時にオカメインコを飼ったこと。

鳥を飼ってみて気づいた魅力は、

・感情表現の豊かさ
・さわれる
・におい

3つあげるとしたらこんなとこかしら。


①感情表現の豊かさ
野鳥を見てると、雀みたいにすぐ逃げるか鳩やカラスのようにギリギリまで逃げないか、って感じだけど、どんな状況でもみんな表情は変わらないように思える。

でも不思議なことに飼い鳥になると、表情が見えてくる。甘えた声も出すし、威嚇もするし、欠伸もするしクシャミもする。家族(人間)に順位をつけるし塞ぎ込んだりもする。


②さわれる
手乗りの鳥は大体触られる、というか顔や首のあたりをかいてもらうのが好きだと思う。時にはこちらの手が疲れるくらいカキカキを要求してくる。かと思えば突然キレ出す。

鳥を買うまでメダカとか金魚くらいしか飼ったことがなかったし、野鳥は勿論触れないので、なでなでできるペットができて嬉しかった。鳥ってこんなに触らせてくれるんだ!!とびっくりした。

③におい
わたしはこれをしあわせのにおいと呼んでいる。
思わずほにゃ〜と頬が緩んでしまうにおい。
妹曰くたまにカレーのにおいがする。
鳥は穀物しか食べないので基本的にくさいということがない。汗もかかないしヨダレもでないし、糞も別ににおわないと思う。セキセイインコの糞なんて水分がないので洋服についても摘んで捨てればノープロブレム。

とにかく、鳥を飼う人は絶対鳥を吸ってる。



ちなみに画像は昨日上野にいたカラスです。カラスの羽、近くで見ると青みがかっていたり紫っぽくもある、なんと奥深い色よ。つぶらな瞳も可愛いね。

実家は林に囲まれていて、常に何かしらの野鳥が囀っていてとてもいい環境だった。窓からキジがひょこひょこ歩いてるのも見えたりした。キジのきーちゃんと呼んで家族で愛でていた。


鳥を飼ってみると野鳥にも表情が見えてくる気がして、どんどん鳥の沼に落ちていくのでした。