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神様になった日#08 ほろよいレビュー


本日も次回放送2時間前に更新というギリギリのタイミングで、
酒を飲みながら書いています。

休みの日ぐらいは飲みたい。そんな気分です。

さて、物語が終局へ向かい始めてきた8話を
レビュー&解説したいと思います。

一言で言うと、KEYらしさを感じる話数でした。

1・親を訪ねて

ストーリーあらすじは
陽太はひなの正体を知るべくひなの親を訪ねに行きます。
二人での旅、誰もいないバス停、捨てられた事実…
どこか「菊次郎の夏」を思い浮かべます。
ながれるBGMもどことなく名曲「SUMMER」のメロディーを感じました。

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

あっさりとひなの生みの親の家を見つける二人。
そして実の父に告げられたのはひなはロゴス症候群という病だったこと。
ロゴス症候群はググりましたが、それらしい情報が見つからなかったため、おそらく架空の病です。治療法のない難病という扱いなのでしょう。

父のセリフが印象的でした
「奇跡は一瞬だから強く光輝いて見えるのだよ、でも結局は辻褄が合っていく。そのようにこの世界はできていくんだ。」
物事を悲観的にとらえた意見だが、過去の経験から生み出た言葉なのでしょう。

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

映像がかなり象徴的なのですが、このシーンでは太陽を何度も映しています。そして上記のセリフでは沈む夕日のカットになっています。
太陽は生命の象徴にも使われることもあり、また本作では陽太という名前の主人公でもあるので、太陽が沈むを映すことは「現状の変化」又は「何者かの死」を想起させる。


2・神様になった日

Aパートでのひなのセリフを334日に神になったといってます。

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

カレンダーをよく見ると作中の日にちが8/28なので、
その334日前は1年前の7/27ぐらいでしょうか。
調べたところ特に現実の出来事とは関係はなさそうですね。

これがひなが神様になった日にあたるのかもしれませんが、
考えられる出来事は…
・興梠博士の命日
→輪廻転生説(興梠博士の研究がそれだった)
 そうなると5話の「大魔法の日」も何か関連が…?

・ひなの病気が治った日
→しかし1年+31日のリミット付き

・本当に神がやってきて特別な力を与えた

しかし、「世界の終わり」というのが何を示すのかが未だ謎です。
ひなの死だけではそういう言い方はしないと思います。
又はひなの死によって世界に変化が起こる「何か」仕掛けがあるのでしょうか。真相は、この後の放送を楽しみにするしかない…!

3・最後に

面白い展開になってきました。
陽太のメタ的な発言も気になりますが、いきなりの急展開は本作ではおきないと考えたいです。前作よりも1つ1つの出来事を丁寧に描いているので、展開の遅さこそありますが、割と安心して作品を楽しめています。

とうとうフェンリル陣営との接触も予想されてきたところ。
彼らの真の目的は何なのでしょうか?
次回もお楽しみに。



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